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未婚男性の約半数が「妻が望むなら専業主夫になる」と回答!"条件付きなら"と答えた人の妻の希望年収は?

2022.07.17

結婚離れが進む昨今。働きたい女性が増え、結婚後の夫婦の役割に不安を感じる声もあがっているようです。

結婚相談所や結婚式プロデュースなどを手がけるタメニー株式会社は、20~39歳の未婚男女を対象に「ジェンダー別役割」に関する調査を実施。"専業主夫"への意識に変化があったようです。詳しい内容を確認してみましょう。

減少傾向のジェンダー別役割意識

「男性が重いものを持つべき」や、「女性は料理をするべき」といった性別を理由とした考えがあるかどうかの質問がいくつか行われました。どの質問も、「当てはまる」との回答は男女ともに少なく、10%~30%程度。「当てはまるものはない」と答えた割合は、男性43.2%、女性42.9%と約半数にのぼりました。

このことから、現代では"性別によってこうあるべき"という役割意識が少なくなっている傾向にあることがうかがえます。

仕事や家庭においての男女の役割分担に関しても、「個人の得意不得意」や「話し合い」で決めるという意見がともに半数近く寄せられています。しかし一方で、男女で役割分担すべきという回答も3割程度ありました。

一般には、男女によって役割を分ける必要はないとの考えが広がってきていますが、こと仕事や家庭においては、男女によって役割分担すべきという考え方も根強く残っていることが伺えます。

「相手から望まれたら専業主夫になる」と回答した未婚男性は49.2%!

結婚相手の女性に、「自分が稼いでくるから専業主夫になってほしい」と言われたときの返答には、驚きの結果が出ています。なんと「専業主夫になる」と答えた人は49.2%!約半数が専業主夫に肯定的な考えをもっていることが分かります。

しかし、専業主夫になるためには条件があるとの回答もあったようです。

専業主夫になる条件とは

最も多く挙げられた条件は、「結婚相手の年収が500万円以上ある」でした。しっかりと収入を確保できるなら、専業主夫になる選択肢も考えられるんですね。

次に必要な条件としては、「仕事をする結婚相手にも家事や育児に参加してもらう」でした。仕事をしていても家事育児には夫婦の協力が必要であるとの考えは、男性が専業主夫となる場合でも同じですね。

専業主夫にはならないと回答した人の主な理由3つ

一方で、「専業主夫にはならない」と回答した人の割合は19.7%でした。専業主夫にはならないと回答した人の理由をみていきましょう。

世間体や男性は働くべきという意識から

「専業主夫は世間体が耐えられない」「男が稼いでくるのが当たり前だと思うから」といった理由。あまり多くはありませんが、ジェンダー別の役割意識も少なからず残っているようです。

仕事にやりがいがあり、自分で働いて稼ぎたい

専業主夫にはならないとの回答には、「仕事がしたい」「働くことで自分も成長したい」「自分のキャリアに誇りをもっている」「仕事が好きだから」という理由が最も多く見受けられました。

また、「自分の稼ぎもほしい」ということも働きたい理由のひとつとなっているようです。

将来を見据えて働いておきたい

「収入が不安」「稼げるときに稼いでおきたい」などの家族となるこれからの将来を見据えた考えから、自分も働いておきたいという理由も。お互いの収入を考慮して、「自分の給料のほうがこれから上がってくるから」といった理由もありました。現在の状況だけでなく、今後の収入も見越して夫婦で話し合ってみてもいいですね。

そのほかには、「家事を100%こなす自信はない」や、「家事を含めた生活のあらゆるものは分担してするべき」との回答も。得意不得意を考えてひとつひとつの役割を分担したい考えも増えてきているようですね。

▼専業主夫の家庭での生活は?

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時代と共に考えや価値観が変わってきたとはいえ、ジェンダー別の役割意識がいまだ根強く残っている日本。ですが、男女の性別は関係なく、それぞれの状況や得意不得意をもとに役割分担したい、と考える人が増えてきているようです。

どうしても考え方や意見が異なるときもある結婚生活。お互いの意見を尊重し、話し合うことで前向きに捉えることができるといいですね。

調査概要:「ジェンダー別役割」についての調査
調査方法:インターネット調査
調査対象:20~39歳 未婚男女
有効回答数(サンプル数):2,400名
集計期間:2022年6月
タメニー株式会社による調査

参照元:PR Times

※ 2022年7月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー