最近、結婚式をする新郎新婦から招待状とは別にSave the dateというカードタイプの招待状を受け取ったことのある方がいらっしゃるのではないでしょうか。
このSave the date、海外では結婚式のペーパーアイテムとしては一般的なのですが、日本でもようやく流行りだした…というアイテムなのです。
ぜひ、いち早く取り入れてオシャレ感UPな結婚式を叶えていただきたいと思い、ご紹介します。
【目次】
- Save the dateって何?
- Save the dateを利用するメリットは?
- なぜ、ようやく流行ってきた?Save the date
- Save the dateカードは二人のウエディングを伝える第一歩
- みんなに公表することで乗り越えられる?!結婚式までのハードル
Save the dateって何?
その名の通り、「○月○日を空けておいてね!」というお知らせカード。
封書タイプの招待状とは違い、ポストカードくらいのカードタイプに新郎新婦の名前、結婚式の日時を記載したもので、詳しい式場の場所や時間は記載されていないのが一般的です。
封書の招待状は、結婚式の日取り、挙式・披露宴の場所、時間、それぞれの集合時間、ゲストの交通手段など詳細を決めて、日本の場合ですと約2ヶ月前に郵送または、手渡しするのが常識となっています。
でも、Save the dateカードを配って、少しでも早く結婚式の日程をゲストに知らせてあげることは、多勢のゲストの方もスケジュールが調整しやすくなり、とても親切な案内状になりますね。
Save the dateを利用するメリットは?
とにかく、ゲストにとっても、少しでも早く予定が知れるのは都合が良いこと。
結婚式のために、あとから予定していたことを変更や調整してもらうよりも、早めに予定が確定していれば予め、結婚式の日程をあけて予定を組むことができますよね。
また、早い者勝ちってわけではないですが…、結婚を考えていそうな友人が多い新郎新婦の場合は特に、列席される方も共通であることが多いので、結婚式のオンシーズンと言われる時期の結婚式を予定しているなら、少しでも早めに伝えることでほかの友人とカブらないということもあります。
よく、口頭では伝えておいてね…と式場からもアドバイスされることがありますが、招待状をもらうまでは正式に招待されるかわからないというゲスト側の意見も耳にします。
Save the dateを利用してオフィシャルに発表しておくとより安心ですね。
なぜ、ようやく流行ってきた?Save the date
海外では結婚式の準備を自分たちで行います。
ですから、準備にかかる期間は日本よりも長いのです。
そのため、結婚式の日取りが決まったらSave the dateカードを早めに配っておきます。
では、日本の結婚式はというと1980年代から結婚式にウエディングドレスやチャペル挙式などの欧米文化が取り入れられ広まり、ホテルや専門式場の人気が加速し、大安・友引など人気の日取りは並んで予約したと言われるほどでした。
その頃から結婚式の予約は、半年くらい前にするということが一般的でしたが、その後、ゲストハウスなど一日一軒貸切といったスタイルが広まると、人気の会場はさらに予約を取りにくくなり1年前から予約をするという新郎新婦が増えていきました。
今では、約半数ちかい新郎新婦が1年前までに会場を決定しています。
そこで、最近になってようやくこのカードをウエディングアイテムの一つに取り入れる新郎新婦が増え始めたのです。
Save the dateカードは二人のウエディングを伝える第一歩
もしかしたら、Save the dateカードがふたりのウエディングをカタチにする第一歩になるかもしれません。
これから、思い描くふたりらしいウエディング。
招待状だとご両親の意向にも少しは耳を傾けなくてはいけないかもしれないけれど、Save the dateカードなら思いっきり自由にふたりの個性を表現しても良いでしょう。
結婚式の日取りを決めたら、打合せがはじまるまでにしばらく時間があって…という新郎新婦の声もよく聞きます。
じっくり時間があって、結婚式について話しているのが楽しい時こそ、どんなデザインにしようかとあれこれふたりの結婚式のイメージづくりをしてみてはいかがでしょうか。
きっと、このふたりで考える大切な時間が、あとから考えるテーブルコーディネートやフラワーコーディネート、友人にお願いするアイテムの統一されたイメージになってセンスの良い結婚式につながると思います。
みんなに公表することで乗り越えられる!?結婚式までのハードル
結婚式の日取りを決めるまでもプロポーズ、顔合わせの調整とハードルがあったかもしれませんが、これからがいよいよ楽しい結婚式に向けての数々のハードルが…
結婚式については決めることは多いし、両親の想いや意見も両家で調整しなきゃ、新居、ハネムーン、そして職場への報告などなど。
幸せいっぱいだけれど、そのためにふたりで乗り越えるべきハードルが多いのも事実。
ときには、ふたりの意見がぶつかり合うこともあります。
それが、結婚への大切な過程だからぶつかり合ったほうが良いこともあります。
そんなときに、すでにみんなへ公表していたら、なんとなく前を向いて乗り越えていこう!ってパワーが湧くと思いませんか?
今回のポイント
1.1年前からスケジュールを伝えられるSave the date。 ゲストにとっても早めに日程を知ることが できるのでスケジュールの調整がしやすくなります。
2.ふたりの結婚を伝える最初のアイテム。
ふたりらしいデザインを選んで、結婚式までを楽しみましょう。
3.結婚準備のスタートにふたりの結婚を公表することで、ふたりの絆も強くなって、結婚準備が頑張れる。
※ 2016年6月 時点の情報を元に構成しています
「結婚式招待状」 の キホン に含まれています