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結婚式における地域別文化&マナーの特徴

2019.10.10

結婚式は同じ日本国内でも地域によって習慣が異なるものです。

神社や教会などで行なう結婚式スタイルの傾向にはじまり、ご祝儀の相場、披露宴の演出、参列するゲストの服装にも特徴があるようです。

海外の結婚式とでは、なおさら違いがあります。

そこで今回は、結婚式における地域別文化&マナーの特徴をご紹介します。

【目次】

  • 1.日本国内での結婚式文化の違い
  • 2.海外の結婚式文化

1.日本国内での結婚式文化の違い

結婚式の形式や方法は、「人」、「家」、「地域」それぞれの習慣や事情、また考え方によって、カップルの数ごとに異なるといってもよいでしょう。

現在は、結婚式場やホテルでの結婚式・披露宴が主流になりつつあるため、一見、地域色は薄れてきたかのように思われるかもしれません。

しかし、結婚を機に、カップルがお互いの出身地に根差した習慣やしきたりを知り、両親や親戚の結婚に対する「常識」に初めて触れることもあるようです。

次に、地域ごとに代表的な結婚式の習慣やしきたりをご紹介していきましょう。

同じ日本国内でも、本当にバラエティに富んでいることがわかりますよ。

【北海道】

結婚式・披露宴の特徴:会費制
会費の相場:1万円-2万円
引き出物の特徴:1000円-2000円。お菓子のみ。
その他:交通費、宿泊費負担なし

北海道の結婚式・披露宴の特徴として、まず筆頭にあげられるのが「会費制」でしょう。

これは、この習慣は「お客様をお招きする」というよりも、「お祝いをしたいという人が参加する」考えがもとになっています。

個人的にご祝儀を渡すことはあるようですが、多くは会費の支払いのみ、のようです。

一般的な披露宴の「ご祝儀」の「相場3万円」が、実質の会費的な意味合いを持つとすれば、北海道の「会費制」の習慣は、結果として明朗会計となり、お互いの負担が少なくなり合理的です。

歴史的には、明治に移住した開拓民が、地域の集会所や公民館で飲食を持ち寄って祝いあったことなどがルーツになるともいわれています。

【東北地方】

結婚式・披露宴の特徴:豪華で長い
特徴的な風習:「仏壇参り」「花嫁迎え」など

東北地方の結婚式は豪華で長いほど「家」の力を表すものでした。

そして、新郎の実家や自宅で行なわれ、地元の名家であれば、特に盛大になりました。

この地域の特徴的な風習には次のものがあります。

「仏壇参り」:結婚式の当日、またはその前に新婦が新郎宅の仏壇にお参りをする儀式
「花嫁迎え」:仏壇参りの際に、仲人が花嫁を自宅に迎えに行く儀式

いまでは、このような儀式を行なう結婚式は減り、「結婚式は盛大に」という考えの「家」以外の場合は、結婚式・披露宴をホテルで行なったり、北海道のような会費制をとるケースも増えています。

【北陸地方】

結婚式・披露宴の特徴:「家」と「家」の結びつきが大切
引き出物の特徴:内容が豪華
特徴的な風習:「仏壇参り」

関越・北陸地方は、全国でも家と家の結びつきを最も大切にする地域といわれています。

結納前の儀式から結婚後まで、伝統を重んじて行なわれます。 「仏壇参り」は富山県を中心に、東北地方と同じく、いまでもみられる風習です。

また、お付き合いを大切にする考えから、石川県の引き出物は全国平均の3倍の費用ともいわれています。

【関東地方】

結婚式・披露宴の特徴:キリスト教式結婚式が多い/従来の慣習にこだわらないスタイル

関東地方は全国から人が集まっている地域でもあり、結婚式もさまざまです。

結納を「交わす」と表現されるように、この地域では、新郎宅と新婦宅は「同格」と考えられていることも特徴といえるでしょう。

「家」よりもスタイルに関心が高いこともあり、自由で合理的な結婚式・披露宴が多くみられ、自宅の宗教にかかわらず、キリスト教式で挙式を行なうケースも多いようです。

【甲信・東海地方】

結婚式・披露宴の特徴:豪華で派手

名古屋の結婚式には費用がかかる、というのは全国的に有名でしょう。

女性側の家は、膨大な嫁入り道具を用意し、男性側の家は、それがすべて収まる新居を用意し、お互いの「家」の釣り合いを競い合いました。

豪華な結婚式・披露宴のためにローンを組むということは珍しくなかったようです。 しかしながら、この地域も関東地方と同じく、全国から人が集まっているため、いまでは合理的なスタイルが多くみられます。

【関西地方】

結婚式・披露宴の特徴:婚礼文化発祥の地

結婚式の受付で見られる、ご祝儀を載せる「広蓋(ひろふた)」、ご祝儀を包む「袱紗(ふくさ)」の文化は、奈良、京都を中心として全国に広まった習慣です。

この地域は、結納では、男性側から女性側に「納める」と表現されるように、新郎宅のほうが新婦宅より「格が上」と考えられています。

したがって、「格が上」の男性側はお返しを必要としない、というスタンスなので、結納返しをしません。

一方、挙式料は折半、披露宴の費用は、互いが招待した人数に応じて負担する、という考え方があります。

岡山県に代表される山陽地方の結婚式・披露宴の風習は、関西地方とほぼ同じですが、結納などに武家文化のしきたりが残っているのが特徴です。

【四国】

結婚式・披露宴の特徴:古い風習が残っている。

四国地方では結納からはじまり、婚礼の日まで、古くからのしきたりがあります。

「初歩き」:徳島県の風習。花嫁は婚礼の日の朝に、まず白無垢姿で花婿の家の勝手口から入り、仏壇と花婿の両親に挨拶をした後、色打掛に着替えて玄関から出て、姑と一緒にご近所に挨拶回りをする儀式

「仏壇参り」:徳島県の「初歩き」とほぼ同じ儀式

もっとも、最近では自宅で着付けをしないため、少なくなってきたようです。

【九州】

結婚式・披露宴の特徴:出席者の服装が平服
両家の費用負担:男性側が多く負担する

九州地方の結婚式・披露宴は結婚式場やホテルで行なわれるのが一般的のようです。

また、参列者が比較的気軽なスタイルで出席していることが特徴といわれています。

一方、九州男児に代表されるように、男性側が金銭的には多く負担する傾向も特徴の一つといえるでしょう。

【沖縄】

結婚式・披露宴:数百人に及ぶ盛大な宴/余興が多い
ご祝儀の相場:一万円

沖縄では、結納の段階でも親族が出席して盛大に行われ、まして披露宴は大変盛大で、出席者の多さと余興の多さが特徴です。

余興はクオリティの高さを競い合う内容で、とても盛り上がりをみせます。

余興も最高潮に達したお開き近くは、お祝いの舞の「カチャーシー」で参列者全員が舞台に上がり踊ります。

2.海外の結婚式文化

新婚旅行も兼ねられることもあり、リゾートウェディングをはじめ、海外ウェディングを希望するカップルが増えています。

日本での挙式のあと、さらに思い出の1ページを増やせたら素敵ですよね。 日本でも地域によって特徴があるように、海外ではさらに異なる結婚式文化がみられます。

<人気のハワイ>

たとえば、人気の「ハワイ」でのハワイアン・ウェディングの特徴は

結婚式の服装:独特の衣装
結婚式の特徴:レイの交換

にあります。

さらに、現地特有の結婚式を望むのであれば、花嫁は白いホロクというドレス、花婿は白いシャツと白いズボンを着て腰の周りにサッシュ(色帯)を結び、花嫁も花婿もレイを身につけるのが正式です。

参列者も、男性アロハシャツ、女性ムームーを着て新郎新婦を祝福しましょう。 ケーキカットの儀式にも意味があり、その小さな一切れは「愛と名誉と尊敬」の象徴といわれています。

<海外ウェディングで気をつけるべき点>

現地の習慣や宗教に基づいた形式で結婚式を望む場合、多くの海外ウェディングプランでは、たとえ住民や信者でなくても挙式できるようになっています。

しかしながら、「この歴史的教会でぜひ結婚式を挙げたい!」などという場合には、たとえばキリスト教式教会ならば信者でない場合は特定の講座を受講したことが挙式を許可される条件になりますし、場合によっては、希望どおりにはなりません。

また、ドレスにも、肌を見せないなど、服装ひとつをとっても厳格な規定があります。 時期によっては、結婚式自体を挙げられないこともあります。

ツアーでいく場合には、旅行会社や代理店がアレンジしてくれるため、多くは問題ないものの、現地の習慣やしきたりを十分に調べておく必要があるでしょう。

個人で計画する場合はなおさら気をつけておきましょう。

日本では、信者でなくても例えばキリスト教式の結婚式を挙げることができますが、海外では信者であるからこそ、そのスタイルの結婚式を挙げられるものです。

つい観光気分で赴いてしまうことで、現地の人にとっては「感じの悪い」行動をとってしまうかもしれません。

ぜひ、日本人カップルとして、場をわきまえた振る舞いをするよう、心がけましょうね。

※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています