1. 結婚式口コミ みんなのウェディング
  2. みんなのウェディングニュース
  3. 婚約指輪
  4. 婚約指輪に選ばれる素材《シルバー・パラジウム・ステンレス》のメリット・デメリット

婚約指輪に選ばれる素材《シルバー・パラジウム・ステンレス》のメリット・デメリット

2019.11.29

婚約指輪は一生もの*
だからこそ長くもつ素材であるプラチナが多く用いられています。
しかし、プラチナ以外の素材も結構使われているんですよ*

シルバーは比較的リーズナブルに手に入ったり、デザインの豊富さがあります。
パラジウムは強度が高く傷がつきにくいため日常使いしたい方にもおすすめ♪
そして、ステンレスの指輪は錆びにくさや、サージカルステンレスを選ぶことで、金属アレルギーの方でも比較的安心して身につけられるなどのメリットがあります。

この記事ではシルバー・パラジウム・ステンレスを使った婚約指輪のメリット、デメリットをご紹介します!

婚約指輪ではなぜプラチナがよく使われる?

プラチナは希少性が高い素材で、何よりも変色しにくく強度があることが特徴です。
永久に美しい純白の光を放つプラチナは一生を誓う婚約にふさわしい素材。
そのため、婚約指輪にはよくプラチナが使用されています。

また、その希少性もプラチナがよく使われる理由になっています。
希少性が高いということはすなわち価値があるということ。
結婚を誓う証には価値のあるものを贈りたいという想いから、昔からプラチナが選ばれてきました。

目次に戻る

プラチナ以外を使った婚約指輪メリット・デメリット

プラチナ以外の婚約指輪も今では多く展開されています。
婚約指輪はプラチナだけでない理由がそれぞれの素材にはあります!
そこで、《シルバー》、《パラジウム》、《ステンレス》の婚約指輪のメリット・デメリットをご紹介します。

目次に戻る

シルバーの婚約指輪

シルバーは普段身につけているアクセサリーでもよく使われる素材です*
婚約指輪としても用いられることは、多くはありませんが存在します。

シルバーとは

シルバーは、アクセサリーにも多く使用されている素材。
国内外問わず、シルバーアクセサリーの専門店は多数あります。
シルバーアクセサリーは基本的に銀が92.5%のものが多いとされています。

その理由として、シルバーは柔らかく傷つきやすいことからほかの素材を混ぜることで変色しにくく変形しにくいアクセサリーが完成するからです。

シルバーのメリット

シルバー(銀)の元素記号はAg。
こちらの由来は白く輝くという意味の英語「argentum」からきているんだとか。
その名のとおりシルバーはすべての素材のなかでも一番反射率が高いため、白く美しく輝きます。
輝く指輪が欲しい、キラキラ光る指輪が好き、という方にはシルバーはおすすめですよ♡

また、シルバーアクセサリーは昔から世界中で愛されています。
その理由としては、シルバーを身につけると幸せになれる、願いが叶うという言い伝えがあるからです。
一生身につけるからこそ、幸福のお守りのようなシルバーをつけたいと思う方も多いのではないでしょうか。

プラチナよりもリーズナブルなため、デザインやストーンにこだわっても、低価格で購入することができるのも魅力のひとつです。
金やプラチナと同じく金属アレルギーにもなりにくいので安心ですね。

シルバーのデメリット

一方シルバーのデメリットについて。
シルバーのアクセサリーはほかの素材を混ぜて変色しにくくされていると上記でもご紹介しましたが、やはりプラチナや金に比べると変色しやすい素材です。
変色した雰囲気を楽しみたい、という方には問題ありませんがキラキラ輝くものを身につけたいという場合、変色しやすい点はデメリットになります。

買ったままの美しさを保ちたい場合はこまめなメンテナンスが必要です。
また、一生ものの婚約指輪。
年齢や体型の変化とともにサイズ直しを行う方もいるかと思いますが、シルバーは一度熱を入れてしまうと元の形には戻りにくい性質があります。

そのためシルバーのリングはほとんどがサイズ直しが不可とされています。

目次に戻る

パラジウムの婚約指輪

パラジウムとは聞きなれない素材かもしれませんね。
どのような素材か知って、婚約指輪選びの参考にしてみてくださいね。

パラジウムとは

パラジウムはプラチナと同じく純白に輝く素材。
プラチナによく似ているため、プラチナのリングに混ぜる素材としてよく使用されている素材です。
特徴としては、とても軽いこと、また強度はプラチナ以上にあるとされています。

そのため、加工がしにくい素材とも言われていますが傷がつきにくいため婚約指輪には適した素材となっています。
またプラチナと同様に変色しにくいことも特徴。
長い期間、購入時の色のまま楽しむことができます。

パラジウムのメリット

パラジウムの魅力は、なんといってもそのプラチナと似た見た目と軽さにあります。
まず見た目はプラチナとほとんど変わりません。
プラチナの指輪とパラジウムの指輪を並べられても素人には見分けがつかないほどです。

ですが、持ってみるとプラチナより軽いです。
婚約指輪も、あまり重いと日常でつけることを避けてしまいがちですがパラジウムだと軽いのでつけ心地がよく負担になりません。

魅力はその価格にもあります。
プラチナと似ている見た目ですが、価格はプラチナの半分ほど。
デザインや宝石にこだわりたいけど、プラチナだと価格が上がってしまう、という方にはパラジウムの指輪がおすすめ。
見た目はそのまま、安く購入することができます

パラジウムのデメリット

パラジウムは割金としては、多く使用されていますが、パラジウムだけを使用した婚約指輪はほとんど出回っていません。
理由はその強度から、加工のしにくさにあります。
パラジウムの指輪が欲しい、と思ってもデザインが少ないためなかなか理想のものに出会えないということも。

また、パラジウムは金属アレルギーを起こしやすい素材でもあります。
汗っかきの方などは、事前にリサーチをしておくことがおすすめです。

目次に戻る

ステンレスの婚約指輪

ステンレスは日常生活でも耳にする素材かもしれません。
婚約指輪でというと意外な印象を受けるかもしれませんね。
メリット・デメリットそれぞれありますのでみていきましょう。

ステンレスとは

ステンレスは鉄を主成分にした合金素材。
「錆びない」と意味の英語で、その名のとおり錆びにくく変色しにくいところが特徴です。
長持ちするため、婚約指輪にも適した素材と言えます。

見た目もプラチナとあまり変わりません。
なかでも「サージカルステンレス」という素材は、アレルギーも起こしにくいため婚約指輪に適した素材として人気です。

ステンレスのメリット

ステンレスのメリットはその変色のしにくさや強度の強さにあります。
このようにプラチナとほぼ変わらない性質をもちながらも、価格が比較的安価なところが魅力のひとつです。
プラチナのリングの三分の一ほどの値段で購入できるものの、見た目が変わらないため、指輪以外の結婚式や新婚旅行にお金をかけたい方、またデザインやストーンにこだわりたいという方におすすめです。

とくにサージカルステンレスは医療現場でも使われているほど安全度が高いもの。
アレルギーが不安という方にはぜひおすすめしたい素材です♡

ステンレスのデメリット

ステンレスは強度があるため加工が難しい素材です。
そのためリングへの刻印やサイズ直しに追加料金がかかってしまったりブランドによっては受け付けていないところもあります。
刻印にこだわりたい、サイズ直しをする可能性がある場合、ステンレスの指輪だと難しい場合があります。

また、婚約指輪としては、まだマイナーな素材だからこそ、既存のデザインはプラチナよりもぐっと少なめです。
ステンレスで希望の婚約指輪のデザインがない場合はセミオーダーやオーダーメイドがおすすめですよ。


シルバー・パラジウム・ステンレスの婚約指輪のメリットとデメリットをご紹介しました。
少しずつ人気が出てきているプラチナ以外の素材の婚約指輪♡
オリジナリティあるデザインが良い!ほかの人とかぶりたくない!という方はぜひ検討されてみてはいかがでしょうか*

《編集部のおすすめ記事》

※ 2019年11月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー