大都会の真ん中に佇む静謐な空間

黒田藩の下屋敷だっただけあって、素晴らしいお庭でした。伝統と格式に裏打ちされた気品がそこはかとなく伝わってきます。式場自体も綺麗で申し分ありません。ただ、広すぎて喫煙場所までの距離が遠かったのが喫煙者として辛かったところです。

新郎新婦が高砂に着席するまで窓のカーテンは閉じられていました。窓のカーテンが開くと、眼前には長い年月をかけて作り上げられてきた庭が広がります。残念ながら、当日は雨でしたが、雨に濡れる庭の景色もまた美しいものでした。引き出物にも、椿山荘オリジナルの湯呑を頂き、気に入っております。
二次会も併設されている会場で行われ、移動に時間を要することもなく便利でした。

格式のある式場だけあって、キビキビとしたスタッフの動き、そして、懇切丁寧な対応に、嬉しくなりました。晴れの日を演出するプロの集団であると感動しました。

伝統と格式のあるホテルであり、東京という大都会の中にこれほど広大で手入れの行き届いたお庭はなかなか見られないのではないでしょうか。さらに、このような場所で式場ということになれば尚更ではないでしょうか。
ただ、交通の便は少々不便さを感じました。ＪＲの目白駅から送迎バスが出ていますが、早く着いてしまったので、タクシーを用いてしまいました。公共交通機関としてのバス停が式場前にあるのですが、その存在を事前に告知していただいていれば嬉しかったですね。