新旧融合の和と京都感、他の式場との差

少人数向け、アクセス難、バリアフルな旧館

料理・装花をアップして、割引・当日成約特典も付いて90名で400万円強でした。
その他上がると分かっているポイントについてももう少し相談可能と仰ってくださいました。
持ち込み料金はほとんどかかりません。

【待合室】
旧三井邸は重厚感があり、歴史を感じるさすがの造りです。
皆さん書かれていますが、本当にどこを切り取っても絵になります。
懸念は、少ないとは言えいくつか段差を超えなければ入室できない、梁が出ているので頭上注意、廊下は狭く階段も急、古い建物なので寒い、待合スペースは余り広くない(着席40名？)という点。
ザ・京都の雰囲気を気に入ってしまうと、そこを大事にするのか、ゲストの快適さを重視して他を選ぶのかは悩むポイントになります。

【チャペル】
写真では白色でしたが、実際はアイボリーでした。
真っ白が好きな方には暗く感じるかもしれません。
バージンロードはどの式場よりも幅広く、ボリュームのあるドレスでも心配なく歩けそうです。
窓から八坂の塔が臨めるのは祝言ならでは。
しかし、チャペルの前方且つバージンロードの真ん中という限られた場所から綺麗に見えるので、着席場所によっては景色はイマイチですし、八坂の塔の手前の建物の屋根が目に付きます。
チャペル自体は正方形の造りなので椅子が横に長く6名ほど(一列12名)座れます。
正方形ということで一番後ろの列でも新郎新婦に近いですが、ゲスト数が多くほぼ満席になる場合は、後方の壁側だと前の人の頭で見にくくなってしまいそうです。

【披露宴会場 ユーガ】
私たちは大人数用の会場のみ見学しました。
洋装も合いますが、和の要素が強めでシックな造りでした。
ダークな木で落ち着いた雰囲気ができあがっているので、後は装花で味付けするぐらいでイメージをガラッと変えるのは難しそうです。
鏡の効果で広々と見えるということでしたが、チャペルは確かにそうでしたが披露宴会場は・・・かなりコンパクトで、80名程度のセットがされていましたが圧迫感がありました。
すぐ隣のキッチンでは壁が薄め？で作業の音が響いていたので、テーブルの場所によっては気になるかもしれません。
出入り口は一つのため登場時の演出は限られます。

披露宴会場のキャパを見ると、ゲスト数が多いとビュッフェ等は難しいかな？と思いました。
式場オリジナルの演出は祝言式以外には特になさそうでした。
色々な物の持ち込みが無料で可能なので、そういった点で自分たちらしさを出すことになりそうです。

提携先のドレスショップが7店舗もあるのは強みだと思います。
あゆみブライダル、タカミブライダルといった大手も含まれており、和装も洋装も好みのテイスト別に多くの選択肢から選べそうです。

ブライダル業界の様々な会社から集まったメンバーで立ち上げたのが祝言さんだそうです。
自社にかなり自信を持っていて強気な方が多いイメージでした。
少し話をしただけで新郎新婦の性格や結婚式の方向性・希望を読み取り、ぴったりのテーマを立ててくださいました。
別の式場と悩んでいるので決めかねることを伝えると、私たちの気持ちは祝言に寄っているのでは？と当日成約を押される場面もありましたが、最終的には特典を付けたままお待ちいただけることになり、それぞれの式場のメリット・デメリットを説明してくれた上で◯◯な理由からどちらでも良い式を挙げれると仰ってくださいました。

河原町駅・祇園四条駅、どちらからも15分程度歩きます。
観光気分で楽しめる人とそうでない人(観光客が多い中、石畳の坂を登るのがきつい)に分かれると思います。
市営バスは混雑するのでほとんどの人がタクシーかと思いますが、道が狭く目の前に付けるのは難しく、途中下車で少し歩く可能性が高いです。
ゲストに足の不自由な方・年配の方が多い場合は要相談です。
タクシーチケットはゲスト数の3分の1枚程度プレゼントしていただけます。