バージンロード、指輪交換といった当たり前のようにおこなわれているセレモニーが自分たちにとって必要かどうか、自分たちであればどういったカタチがふさわしいかをしっかりと考えたうえでおこなわれたオリジナルの結婚式。家族と家族が一緒になることや、今後の夫婦生活に対する思いを真摯にゲストや親族に伝え、かけがえのないお時間となったようです。
開催時期 | 2021年7月 | ||
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総額 | 101万円〜200万円 | ||
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鏡のある部屋だったのでRYOさんには目をつぶって待っていてもらったり、睨んだような目にならないために180度振り返ってから目を開いてもらうなど、お約束ごとを決めたうえでおこなわれました。RYOさんの心からの驚きが表情にも表れています。その後は挙式までの間、館内での撮影を楽しまれました。実はこのファーストミートの模様をRYOKOさんがリール動画で投稿したところ、RYOさんの表情もあって10万再生とバズったようです。
満面の笑みで入場されたRYOKOさんと、慣れない衣装と緊張で表情や歩き方がこわばるRYOさん。挙式は来られなかったゲストのためにインスタライブでも配信し、カメラ目線で最高の笑顔を送られたようです。
結婚式の思い出をクオリティの高い写真とともに残しておきたく、会場提携の2Cconcept Japanにお願いされました。トップフォトグラファーに撮影いただく体験自体が価値あるものとして特別に嬉しかったようです。特にお料理の写真は高品質で残しておきたいという希望があり、一皿一皿撮影いただきました。
赤絨毯が敷かれたバージンロードでの入場や父親のエスコート、指輪交換といったセレモニーはおこなわず、だるまの目入れをおこないました。会場のクラシカルな雰囲気とRYOKOさんの艶やかな衣装がマッチして、とても画になるシーンとなったようです。
今までに多くの結婚式に参加してきましたが「自分たちがやりたい結婚式とは少し違うかも」と違和感を持たれていたおふたり。挙式の流れのなかでおこなうひとつひとつの儀式に対しても「自分たちにとって本当に意味のあることをおこないたい」としっかりと考えられました。そのため、赤絨毯での入場や指輪交換といったセレモニーは省き、代わりにだるまの目入れや、両親への感謝の言葉を読み上げるという、オリジナルな人前式を行ったようです。
おふたりにとって、結婚式の本質的な部分と捉え、何よりも優先したのがこの誓いの言葉。ゲストの心に残る、お土産のような体験をしてもらうためにどうするべきかを悩まれたようです。
あえて自分たちの言葉ではなく、詩人などのプロの言葉を引用して朗読することで、夫婦のあり方や結婚の意味を噛み締めながら誓いの言葉とされました。選んだのは詩人 吉野弘の「祝婚歌」。ゲストからも「あの詩、すごく刺さった」と言っていただき、ガッツポーズをされたようです。
挙式と披露宴の間にヘアチェンジするという選択肢もあったようですが、ご友人との歓談の時間に充てられました。限られた時間の中でもゲスト一人ひとりと歓談することができて嬉しかったようです。
ご友人の結婚式に参加した際に、新郎新婦とほとんどお話ができなかったことを残念に思われていたRYOKOさん。披露宴は家族のみで、挙式では話す機会もないことから、友人とお話を楽しめないという不安があったようです。
ゲストも招いた挙式と、ご家族のみの披露宴との間に歓談の時間を設けられました。ご家族とは披露宴でお話できるため、歓談中は時間の許す限りご友人との会話を楽しんだそうです。
披露宴では、向かい合って座ったおふたりと、それぞれのご家族で円卓を囲って着席。「おふたり並んで座らないで大丈夫か」とプランナーさんに何度も確認されたようですが、このカタチのおかげで、ご家族どうしがスムーズにコミュニケーションが取れたようです。
結婚式の主役は新郎新婦ではあるものの、ご家族だけの結婚式だからこそおふたりのご家族どうしが会話できるようなカタチを望んでいたおふたり。並んで座るとそこに視線が集中してしまうという心配があったようです。
あえておふたりの席を対面にし、会話や視線を分散させることにしました。円卓だったこともあり狙い通り、家族同士のコミュニケーションがスムーズにおこなわれたようです。
披露宴では、特別おいしいお食事を一緒に楽しむということをメインに過ごされました。家族そろって食事を楽しむという状況自体が久しぶりだったとのことで、当たり前のことのようで感動のひとときだったようです。また、お食事も大事な思い出としてとっておけるよう、カメラマンと打ち合わせをおこない、一品一品を丁寧に撮影いただきました。
スーツ愛好家な夫と、普段は楽ちんスタイル・特別な日は和装が好きな妻。高校の同級生で、社会人になってからは、趣味のオーケストラ演奏で顔を合わせる楽しい飲み仲間に。共通の友人からのすすめでお付き合いがスタートし、翌年には婚姻届を提出するスピード婚でした。ハネムーンは香川県小豆島での、旅×フォトウェディング。自炊や家飲みを満喫しつつ、記念日にはお気に入りのレストランで食事をするのが大好きな二人です。
30代 東京都 & 30代 東京都
個性的、おおらか・ずぼら、とことんこだわる
グルメ・料理、お酒、音楽鑑賞・演奏、美術品・工芸品、ファッション
結婚式をおこなうことの意義や価値に真摯に向き合い、自分たちが心からやりたい、やる価値があると思えるものだけを詰め込まれたおふたり。家族と家族が一緒になるためのスタートラインとして、今までお世話になった親族や、大好きなご友人に感謝を気持ちを伝える場として、十分すぎるほどの想いを込めた結婚式となったようです。