京都の歴史的建造物の特別な雰囲気と料理

予算面とバリアフリー

それなりに費用がかかることを覚悟する必要がありますが、その費用に見合うものが提供されていると思います。
当初の予算見積もりが６０名で約２７０万弱だったのに対し、最終的には６７名で４１０万円程度まで跳ね上がりました。

特に料理については、料理が決め手で会場を選んだ方は、当初の見積もり通りになることはほぼないと思います。
料理の当初の見積もり額の１人１．２万円でしたが、肉料理が豚肉で魚料理がサーモンでした。ブライダルフェアの試食内容と同程度（牛フィレ、鯛のうろこ焼）を出そうとしたら、１人当たり１．８万円程度まで増額が必要です(60名なら約40万円追加）。

長所と短所のどちらの色も強い会場だと思います。

まず、長所ですが、
京都の歴史的建造物ということもあり、門をくぐった瞬間に、大正時代の京都にタイムスリップしたような非日常感を味わうことができます。
メインテーブルの裏がガラス張りで外の庭園が見えるのも、緑の多い会場ならではのいい雰囲気だと思います。
また、会場入口から披露宴会場への導線が、日本的な庭園になっており、和的な隠れ家的な雰囲気を味わえます。
内装はリノベートしたのが最近なことだけあり、至るところに清潔感があります。
披露宴会場に、特別感や、非日常感を求めたい方には、オススメです。

次に、短所ですが、
会場の動線に、屋外の坂道が含まれるため、悪天候の場合や、足の不安を抱えた年配のゲストがいらっしゃる場合は不満が出ると思います。
（ただし、移動については会場スタッフの方に丁寧にサポートしていただけますが。）

プランナーさんには、自分たちのオリジナル（謎解きゲーム）の要素を披露宴に組み込みたいという私たちの要望に対して、親身に相談と提案をしていただきました。
また、単に要望をそのまま受け入れるだけではなく、結婚式の体裁を崩さないように、上手な形で取り込んでいただけたと思います。
また、司会者の方にも、オリジナル要素について積極的に取り入れる努力をしていただきました。

追加費用（プラス２０万円程度）はかかりましたが、提携先の衣装店で満足のものが見つかりました。
特に、アカガネリゾート限定モデルの色打掛が、会場の緑の雰囲気とよくマッチして、新婦も満足していました。

行き届いていたと思います。ゲストから特に不満は聞かれない程度のおもてなしは出来ていると思います。

会場が、京都でも屈指の観光スポットの中にあり、会場の周囲には外国人観光客や、和服のレンタル衣装を着た方が歩いており、会場に入る前から非日常感を味わう頃ができる強みがあります。
また、清水寺や高台寺といった観光名所が至近のため、遠方の観光好きの方には喜ばれると思います。

その反面、新幹線の京都駅や空港から遠く、最寄りの鉄道駅（祇園四条や阪急河原町）から徒歩１０分以上かかり、公共交通の利便性の低さが気になります。
（ただ、京都駅から無料のシャトルバスが出ているので、交通面の弱点はある程度は緩和されていると思います。）