挙式・披露宴会場から海が見渡せるところ

20名までの挙式・披露宴プランでは見積り段階では85万2千円だったが、オプションで衣装小物(約2万5千円)、シャンパン(1万5千円)、高砂の装花台(5万円)、引出物の小物等諸々の費用がかかり、最終的には109万円になった。見積り金額は最低限の金額となっているので、現実的には、最終金額を同じにするのは難しいと思う。

長崎市の海沿いの式場で海が目の前に見える抜群のロケーションだった。ビクトリアハウスを利用したが、挙式会場からも披露宴会場からも海が見える作りになっていた。披露宴会場にはプールのあるテラスが付いていて、そこからは女神大橋もバッチリ見ることが出来た。
また、式場近くにはグラバー園や大浦天主堂やフェリー乗り場があるので、長崎市内から式場に向かう途中で長崎らしい雰囲気も感じられる。
施設内はロビー、中庭、挙式会場、披露宴会場とも100名位でもゆとりがある作りになっていた。当人は20名までのプランだったので、下見の時は披露宴会場が十分過ぎるほど広く感じたが、スタッフの方が雰囲気が寂しくならない様にテーブルの配置や装飾で上手くカバーしてくれたので当日は気にならなかった。
会場が白を基調としたエレガントかつ装飾し過ぎではない内装なのも個人的には好きだった。
また挙式会場と披露宴会場はすぐ隣なので、子どもや高齢者にとっては移動が楽だと思う。
披露宴会場には暖炉(当人は高砂側にした)やグランドピアノがあり式当日はとても温かみのある雰囲気になった。ムービー用のスクリーンも大きくて見やすかった。
新郎新婦の控え室も十分な広さがあって、当日挙式会場に行くまでの裏道も、控え室の外から出て海側に作ってある道を通るため、参列者に会うことはないし、裾が長めドレスを着ていても移動に不便はなかった。
全体的に使い易い式場だったけれど、その中でも一番素晴らしかったポイントは、披露宴会場のテラスから素晴らしい海の景色が見れたことだと思う。夕方からの式だったので夕焼けがとても綺麗で、時期も10月前半で外に出ても寒くなかったので、参列者と一緒にテラスでゆっくり団欒して写真をたくさん撮ることが出来た。

現在住んでいる場所ではなく、離れた場所にある地元の式場だったため、直接打ち合わせに伺うのが1回のみだった。そのため、最初に電話とメールで「親族間だけなので、アットホームであまり堅苦しくなく、ワイワイと楽しめる雰囲気の式にしたい」とお願いしたところ、スタッフの方でプランを考えてくれた。
プラン内容は、挙式後海の見えるテラスに出で皆で写真撮影→披露宴会場に移動し撮影乾杯→お互いの家族紹介を新郎の父・新婦の父がそれぞれして→食事・歓談→ウエディングケーキ入刀とファーストバイト→食事・歓談(余興はなかったが新郎がピアノ演奏)→両親へのプレゼント(旅行宿泊券)という流れにした。衣装替えもしなかったので時間に余裕があり、各テーブルを回って色々な親戚とゆっくり話をすることが出来た。

遠方のため1時間で試着と決定をしなければいけなかったため、ドレスは3着ほどに絞り試着、一番体のサイズに合ったシンプルなAラインのベアトップドレスに決めた。小物はティアラ(挙式時に着用)・アクセサリー・グローブ・靴のみをレンタル(これらは見積りに入っており追加料金なし)した。ベールと披露宴時のヘッドドレスは自分で購入した。新郎のタキシードが気に入ったデザインでサイズの合うものが少なく追加料金を払った。(自分達の場合、衣装替えはなくウエディングドレスとタキシード1着のみ)

打ち合わせの時点では、プランナー1名・装花担当1名・衣装担当1名・ヘアメイク担当1名のみとしか会わなかったので当日の人数は不明だったが、当日は参加者19人に対して、プランナー以外に会場スタッフが5人と十分な人数だったため、快適に過ごすことが出来た。また、参加者に車椅子の高齢者がいたため、トイレやテラスに移動する時常に付き添ってもらえたのが有難かった。また、ドレスで挙式会場や披露宴会場内を移動する時に常にスタッフの人が歩き易い様にサポートしてくれたので嬉しかった。
また、ヘアメイク担当の方もとても親切で、ブーケの花が一部取れそうになっていたものを気にして整えなおしてくれたり、控室の空調やのどが渇いてないか等を気にしてくれたり、ドレスでの歩き方のコツを教えてくれたことが嬉しかった。

長崎駅からタクシーで15分以内のところにあり遠くないので足がなくても行けたのが良かった。
当人はレンタカーを借りていたので車で訪問したが、駐車場も30台くらい停められる十分な広さがあったので混むことはなく、参列者もほとんど車(4, 5台)だった。式場の敷地内に駐車場があり、会場の親族控え室のすぐ横だったため荷物の積み運びが楽だった。スロープもあるので、車椅子の方がいても楽に出入り出来るつくりだった。
参列者の人数が多ければ長崎駅からバスも出してくれる様なので足に困ることはないと思う。
式当日はおくんち(長崎名物のお祭)の日だったため道路が混まないか心配だったけど、市内のホテルから渋滞に巻き込まれることなく式場まで行けた。
挙式前に控室で待っている時、参加者の1人が結婚式用のスーツをホテルに忘れてしまうというハプニングがあったが、ホテルから式場までが近かったので、すぐにタクシーでスーツを届けてもらうことが出来た。
また、車で来て市内のホテルに宿泊した参列者が式当日お酒を飲んで運転出来ず、翌日の朝まで車を置かせてもらえたため取りに来れた点も有難かった。