天候が味方すればアットホームな式ができる

ここでなくてはいけない理由は分かりにくい

道中はもちろん、外観も内観も華やかさがあまりないな、というのが率直な感想です。
ところどころ外壁にヒビがあったり、ロビーがなんだか薄暗かったりと残念な雰囲気でした。
新婦からはお庭が素敵とうかがっており、実際拝見して確かにきちんと手入れをされたアットホームさのある庭園だな、と感じました。当然のことながら、規模の大きさは庭園を売りにしたホテルには叶いませんので、それは好みでお選びになれば良いと思います。季節がら、梅の花がとても綺麗に咲いていて、青空に映えました。
ただ決め手がお庭となりますと、雨の日はどうするのだろう、と首をかしげてしまいます。正直、他にも和庭園がある式場や悪天候時のリスク管理がきちんと整っている式場もあるのかな、と思うと、ここでなくてはいけない理由はよく分かりませんでした。
今回のバンケットは横広で、こちらも可もなく不可もなく。どのテーブルからもお庭が見えるということなのかな。

ガーデンウェディングでの和装婚で、赤絨毯を白無垢で歩き、進行は洋式と和洋折衷な珍しいお式でした。
バンケットは、お庭に面したお部屋しかないのだと思いますが、お二人の入場はいずれもそちら側の扉？からでした。
開演は、お庭の奥の方に新郎新婦がスタンバイされ、カーテンがひかれるとゲストからはまるでお庭の絵の中に2人がいるように見える、という仕掛けに思わず笑顔になりました。

若い方もおられましたが、きちんと対応されていたように思います。お庭でのケーキサーブもありましたが、テキパキと動いておられ、印象が良かったです。
ただ、途中で一般客がお庭に入ってきて、大きな窓に入り込んで来た時は「止めないのか」と残念でした。せっかくご挨拶の途中だったのに。残念。

坂を登ったという印象があり、ヒールは疲れました。ただ時間は短かく分かりやすい場所だったので、肌寒い時期のお散歩くらいで良かったです。ただ、年配の方にはタクシーチケットなど配慮して良いレベルかもしれません。