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クリスマスローズは結婚式に不向き?? 花言葉に込められた本当の意味

2016.07.15

クリスマスローズは12月のクリスマスシーズンに咲くバラに似た花。可愛らしく丈夫な花なので、ウェディングブーケや結婚式場の装飾によく用いられます。しかし、クリスマスローズの花言葉には結婚に不向きな言葉も含まれているようです。
今回は、ブーケや装花選びの参考にしたいクリスマスローズの花言葉の本当の意味を紹介します。


クリスマスローズの魅力

クリスマスローズの最大の特徴はうつむくように下向きに咲く花。慎ましく、健気な女性をイメージさせてくれる花です。

花が少なくなる冬に花を咲かせることから、「冬の貴婦人」と呼ばれています。赤・黄・白・黒・緑など花色のバリエーションが豊富で、ピコティやバイカラーといった珍しい色もあります。

自分好みの色を選ぶことができ、和の雰囲気にも洋の雰囲気にも合わせられる汎用性の高いお花です。

クリスマスローズの花言葉

そんな可愛らしいクリスマスローズですが、「追憶」・「いたわり」などの他に、「中傷」・「スキャンダル」・「私の不安を和らげて」などのあまり良い意味でない言葉も含まれています。

悪い花言葉の由来は??

実はクリスマスローズの茎や根には毒があります。これに由来して「中傷」や「スキャンダル」と言った花言葉がついたと考えられています。

また、昔のヨーロッバではクリスマスローズの香りは狂人を正気に戻し、病人から悪臭を取り去ると信じられ、治療に使われていた薬用の花。

そのため「いたわり」・「私の不安をやわらげて」などの花言葉がついたと考えられています。

クリスマスローズの伝説

クリスマスローズにはキリスト教に由来する言い伝えも残されています。キリストが誕生した際、羊飼いの少女がお祝いに訪れました。

しかし少女は貧しく、何も贈ることが出来ずに泣いてしまいました。すると彼女が涙を落とした地面から花が咲き、少女はその花を摘んで花束を作り、キリストに贈りました。

クリスマスローズはイエス・キリストに最初に贈られた聖なる花なのです。そのため、クリスマスを意識した結婚式やキリスト教式の結婚式にはぴったりのお花です。

クリスマスローズを使う時は??

クリスマスローズにはあまり良い意味の花言葉がないので、花言葉を知っている人は使うことに抵抗があるかもしれません。

しかしクリスマスローズはイエス・キリストにまつわる聖なる花。クリスマスローズの伝説を結婚式で説明しながら使うと、ゲストの理解が得られ感動を演出できるでしょう。


一見あまりいい意味を持たないクリスマスローズの花言葉も、由来を知れば不安がなくなるはず。あまり気にせず冬の結婚式に積極的に使ってみましょう。

※ 2016年6月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー