ロマンチックで開放的な会場

スタッフの主張が強い

見学終了後、料金の話をしてもなかなか見積もりを見せて貰えず、渋々渡された内容には40名で290万円ほどと書かれていました。しかし同じ日に見学に行った別会場の見積もりを見せてほしいと言われ渡したところ、「こちらに揃えた形のものなので、あくまでこれがベースになるということです」と渡されたもので、随分言い含んだ表現でした。金額面に対しての質問にはスッキリした回答はほとんど得られず、色々隠されていて最終的には相当値段が上がるのではと想像しました。ウェディングドレスはレンタルと同程度の価格なのに、セミオーダーで使用後はプレゼントというのはビックリしました。貰ってもどう保管したら良いのかわからないですが...。

会場全体が白を基調として窓も大きく開放的で眩しいほどに明るいです。チャペルはレインボーブリッジをバックにドラマチックな雰囲気で入場の瞬間は感動します。天井から羽が落ちてくる演出など大変ロマンチックでしたが、クサすぎるほどロマンチックな演出は割と若いカップル向けかな？とも思います。

これも一長一短のあるポイントだと思いました。見学の際、担当の方は終始「私は結婚式はこうあるべきだと思う」「この会場はこういうコンセプトでこのような造りや演出になっている」などの説明が多く、「私(スタッフ)は」「会場は」と、話の主語が「式を挙げるカップル」ではない点に引っ掛かりました。強い想いで世界観が作り込まれている会場なのかなと思いますし、そのコンセプトに共感し、コンセプトに則って式を挙げたい人にとっては良い点だと評価すると思いますし、私達のように自分達で結婚式の世界観を作りたいカップルにとっては、コンセプトを押し付けられる感じは自由度が低く窮屈だと感じました。

今回こちらでの挙式を見送った一番の理由です。担当の方は見学前日にもオンライン打ち合わせで自分達の希望や結婚式のビジョンなどを詳しく伝えましたが、到着後にも全く同じ事を聞かれた上、「しっかり聞かないと提案できないので」と、家族事情などかなり踏み込んだ質問までされたのですが、包み隠さずお伝えした割に何の提案もありませんでした。見学終了後プランなどの提案があるのかと思いましたが、終始こちらから話し掛けなければ自分から話をする様子は無く、披露宴会場の間取りなどを見せてほしいと言っても「昨日動画で見ましたよね」と言われるだけで見せてもらえませんでした。同じ日に先に見学した会場を仮押さえした事をあらかじめ伝えた上で伺ったとはいえ、プロとして、あからさまな塩対応はどうなのかなと感じました。

ゲストは東京駅からシャトルバス(20人乗り×4台だそうです)を利用できるそうですが、使わない場合は利便性は悪いです。ゆりかもめの最寄駅から早足でも15分くらいは歩きます。下見の時はシャトルバスが使えないので歩き疲れました。会場の入り口も分かりづらかったです。