ゲストに喜んでもらえる式場

もともとゼロ婚を考えていて、貯金もなかったので、AKAGANEではできないと思っていてダメ元でフェアに参加しました。私の無理難題の費用面を、プランナーさんが試行錯誤してくれて、割引も付いてなんとか、夢が叶いそうです。決して安くは無いですが、条件さえ合えばかなりの割引きがあります。

何度もネットの写真をチェックしていましたが、写真通り、というか写真より素晴らしかったです。中での移動は新緑茂る庭園で、濃い緑と京都の香りを感じながらチャペルまで移動しました。チャペルは去年作られたということでしたが、とても美しかったです。和と洋が絶妙にマッチングした異空間でした。
チャペル自体を六角形風に作って、椅子の配置にこだわり、主役が見えなくなるということが無いような工夫もされていました。
披露宴会場は銅板が輝いていて、吹き抜けの二階部分からの一面ガラスから外の光が入ってきて、心地のいい空間になっています。
私は少人数で行うので、広すぎない感じもピッタリでした。ゲストのテーブルが四角なので、丸テーブルと違って前の人、斜め前の人とも会話ができて良いと思います。
会場全体が大正時代の良いところをそのままに、古臭過ぎないように和モダンな感じだったので、洋装も和装もピッタリ合う会場でした。

今回姉と行ったので、普段新郎新婦で味わう感覚とはちょっと違ったかもしれませんが、新郎新婦の入場から着席まで、スタッフ総出で演出して下さり、とても面白かったです。

見学中、皆さんかならずお声を掛けてくれます。式真っ只中でスタッフの方一部バタバタしておりましたがその方たちも、カメラマンさんまで、一度足を止めてしっかりと笑顔であいさつをして下さいました。接客の基本ですが、忙しくバタバタしていたり、毎度何度も見学にくる人にそんな時間の余裕は無くなったりしてないがしろになる人もいるかと思いましたが、ただの1人もいなかったので、スタッフ教育に力を注いでいるのがよくわかりました。
担当してくれたプランナーさんがとても可愛い方で、ユーモアもありお話ししやすかったので、見学だけで４時間半も使ってしまいましたが、全く苦になりませんでした。

この日は京阪祇園四条から歩いて行きましたが、13分ほどで着きました。観光地なので、昔ながらの佇まいや風景などを楽しんでいる間に着きます。京都なのでもちろん坂はありますが、道が広いのでタクシーを使うという手も。
京都駅からだと30分おきにシャトルバスが運行しているそうで、便利だと思います。
周りは国指定の重要文化財が建ち並び、歴史的風土の保存地域なので、会場に着くまでにすでに現実世界から離れた空間に足を踏み入れているような感覚です。
ただ、外国人観光客も多いので、賑わいは良いのですが人通りが増える時間帯は避けたいです。会場をちょっと出て数十歩を進め歩けば目の前にデカデカと、京都東山のシンボル八坂の塔が見えますし、ねねの道がありますし、世界的にあまりにも有名な場所なので仕方ありませんが。