結婚式、披露宴を福岡で考えているお二人へ。「TENJIN MONOLITH(天神モノリス)」は、福岡市エリアのゲストハウスです。挙式や外観、会場内の写真から式場の雰囲気をつかんだら、先輩カップルが投稿した実際の費用と料金プランを見比べたり、結婚式場口コミで料理やスタッフ、進行演出、衣装や施設の評価をチェック。気になったら、ブライダルフェア・見学予約をして式場訪問してみましょう。
本番時 20代後半 女性
挙式日 2015年11月 (投稿2015年12月)
おそらく日本ではここにしかないであろう、繭モチーフのチャペルが一番のポイントです。
ドーム型で余計な装飾は一切なく、真っ白な空間。
この空間で式を挙げられたことは本当に素敵な思い出になりました。
キーボードの演奏や声、拍手の音がとてもよく響きます。
キリスト教式か人前式が選択できます。
100人くらいは入れるらしいのですが、丸い造りのせいか閉塞感があって、ちょっと狭く見えます。
披露宴会場は1階と2階の2つありますが、どちらも明るすぎず、大人っぽいムーディーな雰囲気のある会場です。
あとは好みの問題だと思います。2階は都会的でスタイリッシュ、1階は和モダン。
よくあるお姫様っぽい内装が苦手で、落ち着いた雰囲気を演出したい方におすすめします。
私たちはチャペルよりもこの点が気に入ってこちらを選びました。
式場のスタッフの方は、一応色々な演出の相談には乗ってくださるのですが、「考えておきますね」と言われても次に打ち合わせに行った時に全くその件に触れられないことが多く、結局自分たちが調べてきたものをそのままお願いするという形でした。自分たちばかりを担当しているわけではないと思うので仕方ないですが。
演出のみならず、全般的にオリジナルへの対応は苦手なのかなという印象でした。
ペーパーアイテムやギフト類、映像の他、料理やウエディングケーキなども全て自社のカタログがあり、基本会場が用意している中から気に入ったものを選んでいってください、のスタンスです。
あらゆるものがプリフィックス形式、セミオーダー式だと感じました。
例えばウエディングケーキの形やデザインなどを細かく指定して、自分たちだけのオリジナルで!とった個性は出しにくいです。何でも頼めば不可能ではないのでしょうが、その分金額が跳ね上がっていくのだと思います。
テーブルクロスの選択等も基本は出来ません。
引き出物は持ち込み料一つ500円かかり、飲食物と生花はプチギフトだろうと一切持込禁止です。
自社カタログで用意されているもののクオリティも決して低くはない(むしろ下手に自分たちで決めるより良い)ものですので、それを選んでいくだけで十分センスの良い上質な式になります。
具体的なイメージや渡したいアイテム等がハッキリと明確に決まっている方にはこちらの式場はオススメしません。
特にそういったこだわりも強くなく、テーマなどを考えるのは苦手という方は、プロにお任せしておけば会場側が素敵なアイテムや演出を揃えてくださっているので便利だと思います。(その分それ相応の金額がかかりますが、その辺りも覚悟の上で)
また、これは最初に見学に行った時から言われていた事ですが、この決め方は共働きで二人揃って打ち合わせに行く時間があまり取れないという忙しい二人にも便利だと思います。
ゲストリストの管理や席次決め、ペーパーアイテムの校正、ギフトの注文&送り分け、プランナーとのメッセージのやり取りなどといった、諸々の打ち合わせ事項がすべてWeb上で決定・確認出来るシステムが用意されており、家でいつでも確認・更新できるのは大変便利で助かりました。
そもそもモノリス自体が、衣装が主幹事業のノバレーゼが運営している式場ですので、衣装のクオリティは高いです。こちらももちろん、その分のお値段しますが。
シルクの艶やかなウエディングドレスでバージンロードと客席のそばを歩くことができて良かったです。
軽くて柔らかくてとても歩きやすく、着心地の面でも満足でした。当日の写真を見返しても、生地の良さが分かります。
その分取り扱いが難しいのかもしれませんが、数度着られたであろうものはクリーニングで傷んだような痕跡や、細かいひっかけ傷がついていたりしました。(至近距離で凝視しないとゲストには分からないレベルですが)
ちなみに、トータル5回使用されるとそのドレスはハサミを入れて廃棄してしまうらしいです。
カラードレスもウエディング同様質のいい生地で、落ち着いたシックな色合いのものが多いです。
小物もドレスに合わせた素敵なものが用意されています。
ただ、やはり素敵だなと思うものには追加料金がかかります。
小物は自分で用意して持ち込むなどして工夫できるところもあると思います。
ベールやグローブは最初から別料金です。ものによっては買い取りもありました。
新郎のタキシードや洋装小物はバリエーション少な目だなと思いました。
和装は、新郎は白か黒!という潔い選択肢。家紋は追加料金。
新婦のほうもそこまで数が豊富だとは思いませんでした。どちらかと言えばやはりドレスの方に力を入れておられるのだと思います。
十分素敵なものは揃っていたので不満はありませんが。
衣装の持ち込みにも持ち込み料がかかります。
新婦衣装1点70,000円、新郎衣装30,000円と高い設定です。
大きく言えば、フレンチのコースか、和洋折衷コースの二択です。
その中に、値段別のコースが用意されています。
メニューは一年ごとに切り替わっているようです。
事前に試食会があって、色々なコースをお得な価格で比較できました。(※有料)
前菜とお肉はこっちの方で、など、コース間の料理のシャッフルも可能です。
"オリジナルメニューへの対応も可能"という文言も見かけましたが、先述のとおり飲食物の持ち込みは一切出来ませんので、実家の野菜を使って…といったことは出来ないと思われます。オリジナルコースは価格ももちろん高いです。
全体として、式場然たるスタンダードなお料理をお出しいただけたかと思います。
お肉の風味が良く、年齢の高いゲストの方からも好評だったようで嬉しかったです。
デザートはウエディングケーキ以外はゼリーだけなど簡単にしている会場もある中、こちらはデザートまでセンス良く、しっかり作り込まれた目でも楽しめるものでした。
クロークの方もプランナーの方もドレスショップの方も皆さんにこやかでスマートな対応で、スタイリッシュなご案内とおもてなしをしてくださいました。プロ意識を感じました。
打ち合わせに行くのが楽しみでした。
当日の配膳スタッフさんなどは細かいところまで目が届かなかったので分かりませんが、目立って気になるところはなかったと思います。キビキビとしていらっしゃいました。
当日の進行や介添えもとてもスムーズで、私たちはすべてお任せの姿勢でした。
天神の北の方にあるので、街中からも少し離れています。
ど真ん中にない分静かかもしれません。
西鉄天神駅からヒールで歩こうと思ったらちょっと疲れるかなと。
遠方ゲストの場合、福岡のバスに乗り慣れていない方は博多駅からタクシーになると思います。
KBC(テレビ局)の横と伝えればスムーズに送っていただけると思います。
高速の降り口からは近いですが、外観が式場っぽくない黒いシンプルな建物ですので、見過ごすかもしれません。
打ち合わせを始めていくと色々な制限が出てきて、諦めたものも何点かありましたが、会場が用意されているものを選んでも概ね満足のいく式を挙げられたので、後悔はしていません。
2会場とも開始時間がずれて設定してあるので、もう一つの会場ゲストとのバッティングは避けられると思っていたのですが、我々がお色直し等で移動する際に別の組のゲストとたびたび出会ってしまって、少し残念でしたし、もう一組のゲストと新郎新婦に申し訳なく思いました。
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会場名 | TENJIN MONOLITH |
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挙式スタイル | 教会,人前 |
収容人数 | 5人~180人 |
TEL・予約 |
0800-805-1256
TENJIN MONOLITHのウェディング専用ダイヤルです。
この式場で挙式・披露宴を検討されている方の電話番号です。その他の目的でのご利用はご遠慮ください。 この式場が気になったら、まずはブライダルフェアの予約をしよう!
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定休日 | 祝日を除く第2第4火曜・毎週水曜定休 / 年末年始休業:12/27(水)~1/2(火)、1/3(水祝)要予約 |
受付時間 | 平日11:00~19:00、土・日・祝10:00~20:00 |
住所 |
福岡県福岡市中央区長浜1-1-12
アクセス情報へ > |
0800-805-1256
費用・コストパフォーマンス
分かってはいたことですが、やはり見積もりより大きく上がりました。
ドレスは少しアップさせた平均価格で見積もりを作っていただいていたのですが、それ以外が基本最低価格になっています。
料理やドリンク、装花、ペーパーアイテム、衣装の小物類をグレードアップさせたことにより、それぞれの項目に値引きがあるプランではあったものの、軽く100万円以上は上がりました。
もっと上を目指せば際限無く上がっていきます。
私たち自身もチープな印象にはしたくなく、自分たちとしても納得のいくレベルでゲストをおもてなししたいという思いがあったので、仕方ないところもあります。
その分こちらで用意されているもの一つ一つのクオリティはかなり高いですし、ゲストにもそれは十分に伝わったようですので、トータルでは概ね満足しています。
ここだけに限らず、見積もりとはそういうものなんだと思っておいた方が後でのダメージは少ないと思いました。