皇族の常宿でクラシカルな王道結婚式

１００名で５２０万程度。かなり細かく見積もって頂いたためここから大幅に増えないと感じる。前撮りはここに含まず３０万弱。単純な金額だけ見ると高いが、皇族や各国のVIPが利用する上質な空間で自由度の高い挙式が出来るという内容を考慮すると満足。

長年皇族の常宿として使用され各国のVIPも訪れている。簡単に言うとこのクラスの方をお迎え入れることができるホテル設備である。下見前は築年数から設備面や老朽化が少し心配であった。しかし、少しづつ改修されキレイに保たれてており問題ない。この部分を心配されている方は一度見学に行くと安心出来る。逆によい上質な空間であり惹きつけられる。当然出来たてのホテルやゲストハウスと比べると最新ではないのもの事実であるが、自分はまったく気にならなかった。老舗、伝統、クラシカルという言葉では伝わらない部分があるため具体的に記載します。
■名古屋観光ホテル設立の背景と歴史
松坂屋、旧東海銀行に関係のある名古屋ロータリー倶楽部会長が名古屋にも国際級のホテルをという提唱で設立。この際、東京の帝国ホテルを参考に建てられた。長年皇族のご宿泊にも利用され、近年では伊勢志摩サミットの歓迎式典や２０１９年に開催されるＧ２０の外相会合の場所としても選ばれている。
■ホテルの内装
帝国ホテルを参考にして作られたとのことでクラシカル調で統一されている。１階のロビーには大きな生花が飾られており好印象。またホテル内の装飾品もホテルと調和している。絨毯と内装が非常にマッチしている。ホテル設立の経緯、経過から必要な内装費にお金を惜しんでいない。バブル崩壊前の日本経済がイケイケの際に現在の新館が建てられており、おそらく相当な金額が投資されている。現在ではこの金額のかけ方はおそらく出来ない。またロビーの床など現在の職人技術では再構築が難しいものもある。その内装を少しづつ改修しながらキレイに保っている。上質で洗練されているという言葉が当てはまる。
■挙式会場（教会）
数年前に改装されたのこと。ホテル同様クラシカル調で統一。標準で生花がバージンロードの両脇に設置されている。待合スペースからのアプローチが若干遠い所が少しだけ気になる。
■挙式会場（神前）
８０名以上入れる。椅子に紫色のクションが付けられており、ゲストの方の負担が軽減出来る。このような配慮がありながら神前式の空間を乱していない。こちらもしっかり細部までこだわって作られている。
■披露宴会場（NAGOの間）
高い天井とホテルにマッチした内装、豪華なシャンデリア。ウッド調の壁。一面に敷かれたロイヤルブルーの絨毯が内装とマッチしている。こちらも相当な金額がかけられている。お金という言葉はあまり使いたくないが、ここでは良いものを作るために必要なお金がしっかりとかけられているという趣旨で使用している。
■その他
全体的にクラシカル調で統一しており、非常によい空間と感じる。多少お金はかけてもしっかりしたホテルウェディングを行いたい方は見学をオススメいたします。

演出については相当融通が聞く印象をもった。照明の追加オプションの演出は内容は良いが少々金額が高めに感じる。演出については自ら考えていくスタイル、プランナーさんのアドバイスを取り入れる、どちらでも進めていける。

衣装はTAKAMI BRIDAL、フェリーチェマツエダ、maruichiの３社と提携しているため相当数の衣装が選べる。また持ち込み料は多少かかると言われた認識だが、衣装の自体持ち込みが可能とのことで安心感がある。（プランナーさんに要確認）

理想的なプランナーの方の対応。ベテランの方に対応頂いたが豊富な知識やこちらの求めている情報提供を汲み取って案内して頂けた。安心して任せられる安定感があった。プランの押し売りもなく一緒になってプランを考えて頂けた。結構重要なことではあるが希望予算に収めるために、一緒にプランの内容を考えて頂いた。単純な値引きではなく、プランの工夫でこちらの希望金額に近づけようとして頂けた。単純値引きばかりでは適性な金額が分からないためこのような対応は非常に誠実に感じた。このように考えて頂けることが嬉しい。（一定数の値引きがあった上で最後の金額調整の部分）

伏見駅から徒歩２～３分という立地と名駅からタクシーで１メーター程度と非常に立地が良い。遠方な方が多い結婚式でも問題ない。
道路を挟んで向かいが公園になっているため都心にいながら緑が感じられ開放感がある印象を受ける。そのような状況の中で伏見、丸の内名駅エリアの高層ビルに囲まれており、眺めも良い。