伝統ある神社での結婚式

披露宴等は行っていない事もあり、当初の見積もりとほぼ同等の63万円位である。式当日の様子をまとめた動画を注文した12万のみ上乗せだが、仕上がりは丁寧にまとまっており、式の様子もわかる中でゲストの会話等も入っているので、後日行った披露宴で上映した際も好評であった。

境内一面に桜があり春は満開の桜の中で式を挙げることができる。また、料金は割り増しとなるが夕方の時間に式を挙げることもでき、その際はライトアップもされ幻想的な風景になるとスタッフから説明があった。
挙式は屋内と屋外があり、私たちが利用した屋外の舞台は風通しもよく着物を着ていても心地よい空気であった。また、舞台まで続く道や挙式の最中にたくさんの人から祝福の言葉をもらうこともできた。注目を浴びることに抵抗がある、もしくは雨天の場合は屋内の会場となる。屋内式場は装飾が荘厳であり、令和に入ってから塗装もしなおしたようで綺麗である。

式は大まかな流れや細かい作法は決まっているため、あまり工夫できる箇所はない。作法等についてスタッフから丁寧な説明があるため本番で困ることはないと思われる。
また、神前式特有の新郎が行う誓詞については、普段使わない言葉が並ぶこともありしっかり練習をする事をオススメする。
新婦の小物類は持ち込み可能のため、用意すると自分らしさを演出できる。

式場で用意している白無垢は柄が豊富で、個々に値段が異なるものの選択肢は多い。また、色打掛も用意があり、特に緑のグラデーションの色打掛は他でも見ない色合いなので華やかである。
試着時は簡単な着付けで行うので4、5着は試す事ができる。
衣装小物等は持参は自由なので、オリジナリティを出すならば小物には気を使うと良い。

担当スタッフのみならず関係者全て丁寧であり、気持ちよく式を迎える事ができた。前撮り等はできないため、当日にどういった写真が欲しいかをあらかじめ考えておき、広い境内の中のどこでどういった写真が欲しいとカメラマンに伝えれば限られた時間の中であっても適宜対応してくれる。

鎌倉駅から歩きで行く際は商店街を通るため、昼以降は少し混み合う可能性がある。タクシー等の場合も駅前からの道順は1本のため、昼以降は混み合う懸念がある。
自家用車の場合は新郎新婦が着付けを行う会場周辺の駐車場が利用できる。