移動が大変だが、静かな挙式・披露宴。

挙式会場の教会は藻岩山の麓にあり、都会の喧騒とは離れて静かな雰囲気です。
送迎バスが札幌駅から用意されていたので利用しましたが30分ほど、ゲストが多かったので補助席の移動が少々辛かったです。

挙式会場は1階がウェルカムスペースとクロークですが、その横にすぐ披露宴会場(レストラン)があり、別のカップルの披露宴最中だったのか扉の開け閉めの際に音が凄く、また休みに会場を出てくる方とでごった返していました。それでも椅子が多めに置いてあったので何人かは座れていたようです。

挙式は２階の教会内で。
コンパクトでしたが本格的な教会の作りで天井も高くバージンロードも長く、ステンドグラスも綺麗で荘厳で神聖な式でした。
終了後ゲストは1階に降り、中央の階段をフラワーシャワーで新郎新婦が降りてきてブーケトスなどのセレモニーでしたが、そのセレモニーの最中に次のカップルが教会に入るスタンバイが見えてとても残念でした。フラワーシャワー中も1階披露宴会場からは人が出たり入ったりで少々落ち着かない雰囲気。
でも2階から全員で集合写真を撮ったのはとても記念になりました。
すべてがコンパクトで挙式に関する移動などはとても楽でした。

披露宴会場は坂の下にある【リストランテ・フォレスタ・ビアンカ】でしたが、とにかく狭い。
一軒家貸切は素敵でしたが、トイレが少なくゲストが100人超だったので混みあうし、テーブルは長方形のテーブルに丸テーブルでしたが、窓際ぎりぎりに設置され、雪が窓に雪崩れるくらいの積もり様だったので冷気が寒くて仕方なかったです。そして窓際に設置されてたので全く高砂が見えず、でも席の間も狭くてケーキカットやデザートビュッフェも取りに行けず、写真も撮りに行けずでひたすら席に釘付けされてました。
余興も中心部分で行いましたが狭くてゲストに椅子を避けて貰って行う位狭い。
退場時に両家両親・新郎新婦が並んで挨拶しましたがドレスを踏んでしまうくらい狭い廊下での挨拶でした。

招待人数は100名以下で余裕がある方がいいかと思います。

特段この式場ならではのオリジナル演出は無かったように思います。

全般的に慣れてないスタッフが多い印象を受けました。
クロークでの荷物の受け取りに時間がかかり、冬の式だったのでブーツをヒールに履き替えて、移動時に履き替えようと思っていたのに間に合わず、雪深い中ヒールで移動し、とても寒かったです。
配膳スタッフさんはそういった事がなく、スムーズに給仕されてました。
司会進行の方も聞きやすくてとてもよかったです。

挙式会場・披露宴会場・市内の駅に移動するのに貸切バスを出してましたが、とにかく時間がかかり移動ばかりで疲れました。特に札幌市内からは30分ほどかかるので、ミニバスのような貸切バスの補助席にずっとゆられているのは大変でした。

でもそのお陰ですが、街中とは切り離された静かで雪深い幻想的な会場での式になってました。
ロケーションは文句なしの素敵な会場です。