親族や目上の方を大切にした挙式向きの会場

レストランウェディングなどと違い、大手資本が背景にあるため料金は明確。下見の際にも料理や装花、会場使用料が３つくらいのランクに分けてあり、そこから担当者と相談して自分たちに合う物を選ぶ形になっていた。小規模式場と違い「あれもしましょう！」「これもしましょう！」とけしかける感じが無く、安心して話が出来た。

２８階のチャペルは晴れていれば名古屋市内が一望できる長めの良さ。広告の写真で見るとまっしろの印象だが、実際にはアイボリーに近い色の印象だった。新郎新婦の入場に合わせて両側のカーテンがせり上がり、昼間の挙式であれば光が溢れて真っ白に見えるそう。下見の際、実際にカーテンを動かしてもらうと、光が差し込んで眩しい程だった。とても美しい演出・チャペルでした。この部屋のこだわりとして、純白で揃えた椅子の幅は普通の会場の倍以上幅を取ってあり、フラワーシャワーなど挙式の際には列席の方が無理なく両端に並ぶことが出来るよう工夫されていた。２８階フロアは挙式時に貸切に出来、チャペルの近くに親族控室に出来る小部屋、長めのよい披露宴にも使える小部屋も設置されていた。
人数が少なければこの部屋で披露宴をすることも可能。
ホテル挙式のデメリットである「他の花嫁や親族とのバッティング」が起こらないように気遣ってあった。
下見の日はパーティーの準備中であったが、２８階に到着したときにおそらく別フロアに遊びにきた子供が探険していて、簡単に入れるのか・・と少しがっかりした。当日はこのようなことがないように、ホテルの方にしっかりとお願いするべきと思います。
披露宴会場は２０人くらいの披露宴に適した部屋を見学。ここは外も見えず、やや古びたイメージの部屋だった。
扉をあけるといきなり会場ではなく、ワンクッション小さなロビーがあったのが良かった。
当日はここにソファーをならべ、列席者が休憩したりもできるそうだ。

キャンドルサービスやケーキカットなど定番の演出が用意されている印象。

提携の大手衣裳店が入っている。私は下見だったので６階の花嫁フロアで簡単にドレスを見せて頂いた程度だったが、契約した花嫁は市内にある衣裳店の本店で衣装選びを行うそうです。品揃えは豊富だと説明をうけたが、トリートドレッシングなど最先端のドレスショップと比べると「よくある衣装屋さん」という印象はぬぐえなかった。
ただ老舗だけに親族の衣装や挙式に当たってのサポートは信頼できそう。

下見を担当してくださった女性はとてもフレンドリーで話しやすかった。館内にいるスタッフは一流ホテルだけあってしっかりした応対をして下さり、カジュアルな会場でありがちなホスピタリティへの不安はない。目上の方や親族を大切にする挙式の場合は、とても頼りになる式場だと思う。

名古屋市営地下鉄東山線伏見駅から徒歩３分。名古屋駅からは地下鉄で一駅の距離。歩いていく方向さえ間違えなければ迷わない。さすがの好立地。