準備が楽しい式場でした☆

県外、県内合わせて6ヶ所ほどブライダルフェアや見学に行ってきました。
同じ条件下でそれぞれ見積もりを出していただきましたが、古名屋さんが特に高い・安いということは感じませんでした。
プラン適用だったと思われますが会場費や出席者の宿泊費等に割引がありました。
フリードリンク代無料については、こういう時の飲み物代は食事料金に乗せられているものと考えていますので、必ずしも得したとは思わなかったです。
費用についてはビデオ・写真類や貸衣裳のウェートが大きいと思いますので、大幅なコストカットができるとしたらこのあたりではないでしょうか。
写真はカット数やアルバムの質に値段が比例しますし、衣裳を増やすと場合によっては数十万円ドカンとUPすることになります。
ただし、思い出として残るものですからこの辺は二人で良く考えたほうがいいでしょう。
ペーパーアイテムは、単価は安くても出席者人数分の倍率がかかるものについては軽視できません。
招待状の宛名書きはお願いしましたが、席札や芳名帳は自前で用意したので若干節約になったかと思います。
後から費用が積みあがっていくということはほとんどなく、最終的にブライダルフェアで出していただいた見積もりに近い金額になったことはよかったですね。

「オリエンタル」「和風モダン」という表現がしっくりくる会場です。色で表すなら「茶」「橙」「黒」。
ホテル自体のコンセプトでもありますので、白系を期待するカップルには選択肢に入りづらいところでしょう。
挙式会場(チャペル)はホテルの建物内にありこじんまりとしています。
パイプオルガンの音が響きそうな荘厳な雰囲気ではなく、木と差し込む陽光によりあたたかみが感じられる会場となっています。
披露宴会場は大中小とありますが、私達の規模(70人弱)では中規模のルンブランが適当な会場でした。
写真だけで判断せず、テーブルクロスやナフキン、装花などでイメージがガラッと変わることは頭に入れておいたほうがいいと思います。
テーブルが寄っているところが意外と狭いので、ドレス姿の嫁さんが移動にやや苦労していました。
また、親族席にいると柱の陰になって高砂がよく見えなかったという感想もあったようです。
外周に飾り物などを置けるスペースがあるのでスナップ写真を飾らせていただきました。
二次会もホテル内で行うことができ、披露宴からの流れがスムーズだったと思います。
開催自体が挙式の10日ほど前の決定でしたが、夏季にビアホールとして使っている会場を押さえていただきました。
ガラス張りで甲府市内の夜景が一望できる中での二次会、よかったですよ。

挙式については人前式でしたので、基本的な流れはあるものの入退場の方法や誓いの言葉の文面などを自由に選ぶことができました。
リングピローの運び役や宣誓書の署名をサプライズ指名するという演出を取り入れるなど、私達が希望していたアットホームな式を挙げることができたと思います。
披露宴は祝辞・ケーキカット・キャンドルサービス・新婦手紙・新郎謝辞といった定番があるので、空いた部分にオリジナル要素を盛り込んでいく形になりました。
私達の場合はちょっと詰め込みすぎたので、高砂で雑談や写真撮影する時間がほとんど取れなかったのが反省点。
なお、司会者及び音響担当者と事前の打合せをする機会があります。
本番で実際に担当される方ですので、希望や疑問点を遠慮なく伝えることができました。
司会者の方からは挙式前日にお電話をいただきました。少なからず緊張していましたので大変ありがたかったですね。

予約制ですが、日程の許す限り試着することができます。十数回足を運んでようやく決まったカップルもいるそうです。
幸い自宅から徒歩で行ける場所なので嫁さんもじっくり選んでいました。ついでにエステもやってもらっていましたよ。
実物ではなく、カタログやタブレット端末の画像を見てドレスを選ぶシステムに最初は戸惑いましたがこれは慣れ。
時間のかかる新婦のドレスが決まったところで新郎のタキシードを合わせるという過程になります。
他のお客さんと同じスペースで試着しますので、予約が重なったときには自分たち以外の試着を見ることができるのも楽しみの一つです。
選んだもののうち最も高いドレスのレンタルが無料、親族の着付けが特別価格になるという特典がありました。

衣裳・装花・写真・司会・メイク・音響等、それぞれの担当者と直接打合せすることができます。
大半は提携先にお願いしているようですが、提携先の会社やショップの担当者が打合せの日にはホテルに来てくれました。
みなさん気さくで毎回楽しい打合せになりましたが、仕事に関しては各分野のプロとしての知識・経験やプライドを垣間見ることができます。
プランナーさんには本当にお世話になりました。ブライダルフェアでお会いしてから最後まで担当していただきました。
県外で見学をし非常に気に入った某式場(遠方のためそこでの挙式は実現不可能であった)とデザインの会社が同じ、という話をたまたまプランナーさんから聞いたのが古名屋を選ぶ決定打になったのです。
とても明るく、古名屋での仕事に対する情熱を強く感じられる方でしたので安心してお任せすることができました。
打合せや雑談したときのキャラクターしか知らなかったので、親族紹介で初めて「まじめモード」に入ったのを見たら笑ってしまいそうになりましたよ。
私の実家や新居がホテルから近いところですので、印刷物の校正や請求書を直接持参してくれたのは大変うれしかったです。

甲府の中心街に位置するホテルです。
つまり「信号多い」「交通量多い」「駐車場狭い」ということなので、車でお見えになる方にとっては交通の便は決して良いとは言えないところだと思います。
ホテル内の駐車場にとめられればいいですが、他のイベントに出席する方や宿泊客もいますので、近隣の提携駐車場まで行かなければならないこともあるでしょう。
なお、電車の場合は甲府駅から徒歩10分くらいです。これを近いと思うか遠いと思うか。
行きはいいけど、帰りに酔った状態で引き出物を抱えて駅まで戻ることを考えると微妙な距離ですね。
誤認しやすいホテル兼結婚式場が近くにありますので、遠方の出席者には事前に注意しておいたほうがいいかも。