リオ閉会式でも注目！椎名林檎の曲を実際に結婚式で使ってみました

リオジャネイロオリンピックの閉会式で、音楽演出を担当したことでも話題を集めた椎名林檎。
独特の世界観を持つシンガーソングライターとして、国内外に多くの熱心な愛好家（ファン）がいます。

そんな愛好家たちにとって、「結婚式にどんな椎名林檎の曲を使ったらいいの？」ということは悩ましいテーマの一つ。
今回は愛好家歴8年の私が、実際に結婚式で使用した椎名林檎の楽曲 をご紹介したいと思います。

女の子は誰でも（東京事変）

披露宴の新婦中座、親友にエスコートされて退場するシーン で使いました。
資生堂「マキアージュ」CMソングにもなっており、お色直しのイメージにぴったりと感じて選びました。明るくポップな曲調が結婚式向きです。

新しい文明開化（東京事変）

新郎自身が行う余興のBGM として、彼が選んでくれました。
全編英語詞のこの曲はアップテンポで元気な曲調なので、結婚式では盛り上がるシーンに使えます。東京メトロのCMソングに使われていました。

ちちんぷいぷい

大好きな曲でどうしても結婚式で使用したかったため、間奏以降の部分を結婚式二次会の退場曲 として使用しました。
当日かけてみて退場曲にしては派手だったかなぁと少し後悔しましたが、それも良い思い出です。
「au isai VL LGV31」CMソングとして使われていましたが、リオオリンピックの閉会式でも使用されたので多くの人が耳にしたことがあるのではないでしょうか。

その他、「孤独のあかつき」 をケーキカットのBGM に流しました。私が結婚式全体の中で一番気に入っている選曲です。
タイトルに「孤独」と入っていますが、歌詞は新しい世界に飛び込んでいくことがテーマになっています。

オリジナルバージョンだと約3分しか曲の長さがないため、英語版の「孤独のあかつき(信猫版)」を続けて流しました。オリジナルバージョンはNHK Eテレの『SWITCHインタビュー 達人達』テーマ音楽になっています。

椎名林檎のラブソングと言えば「ここでキスして。」「至上の人生」などがありますが、数が少なく、本人もそうした曲を作ることの苦労をインタビューで語っているほどです。
一方で近年ではCMソングやテーマ曲など、多くの人が親しみやすい楽曲も多く手がけています。
ラブソングにとらわれず明るい曲調・歌詞の楽曲を中心に取り入れていくことが、うまく椎名林檎の曲を結婚式に使う秘訣かもしれませんね。

※ 2016年10月 時点の情報を元に構成しています