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結婚式・披露宴のBGM《シーン(場面)》ごとに選ぶポイントを解説

2019.11.21

結婚式や披露宴で流すBGMは、結婚式に欠かせないアイテム。
ふたりが選んだ曲がムードを高めて、ゲストの感情を揺さぶるとっておきの演出になってくれます!
それにはシーンにあった選曲が重要ですよね。

でも、どの場面でどんな楽曲を選んだらいいのかわらかないという人も多いはず。
そこで今回は、結婚式・披露宴のシーン(場面)ごとにBGMを選ぶポイントを解説していきます。

披露宴でのBGMを選ぶポイント

結婚式・披露宴のBGMとひと言で言っても、いろいろなジャンルがあって、いざ選ぶとなると迷ってしまいますよね。
どういったポイントに気をつけてBGM選びをすればよいのでしょうか?

選ぶ時間に余裕をもつ

結婚式BGM選びでの先輩カップル達の反省点として多いのは、

  • 時間に余裕がなく適当に決めてしまった
  • 選曲をプランナーさんに任せてしまった

というふたつ。
選曲は意外と時間がかかる作業。
ほかの結婚式準備とも同時進行で行うため、BGM選びに余裕がない状況になりがちです。

結婚式のBGMは式後も結婚式のイメージとして、心のなかにずっと残る大切な音楽でもあります。
こだわりがあるふたりは、早めにBGM選びをスタートしましょう。

ふたりのイメージを合わせる

BGM選びの作業の難関は、新郎新婦ふたりのイメージをすり合わせること!
シーンごとに理想とする雰囲気が、新郎新婦バラバラで、意見が合わずけんかになることも。
ふたりが推す曲が違うケースでは、楽曲にこだわらず雰囲気のテーマで決めるのがおすすめ。

新郎新婦どちらかに楽曲に強いこだわりがある場合には、ふたりで決めることにこだわらず、すべてお任せして妥協するのもひとつの解決策です。

会場の雰囲気やコンセプトと合わせる

BGMはただの音楽ではなく、結婚式の雰囲気や世界観をつくり出してくれる演出としての役割があります。
ついついふたりの好きな曲を集めてから、シーンごとにセレクト…としてしまいがちですが、まずは曲を選ぶ前に「どんな雰囲気の結婚式にしたいか」を 考えてみてください。

『大人っぽくスタイリッシュ』『ポップでキュートに』『しっとりと落ち着いた大人の雰囲気』など、テイストをひとつに絞ると楽曲も選びやすく、BGM全体に統一感が出ます。
会場の雰囲気や装飾テーマに合わせて選ぶのもおすすめです。

先輩花嫁さんの意見
BGM私たちは割と早く決まりました!
7月の挙式だったので夏の曲や明るい曲をたくさん入れました!
楽しい披露宴にしたかったので、BGMもしんみりするものはあえて選ばないようにしてたと思います。
どんな式にしたいかイメージを膨らますと、自然と流したいBGMも決まってくるのかな?
https://www.mwed.jp/community/

先輩花嫁さんの意見
和装の披露宴ということで最後までBGMには悩み、全体的にはインストゥルメンタルの曲を選びました。
ただ、退場の曲はJ-Popの曲で好きなものがあり、どうしてもそれがよくて原曲のまま使いました。
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困ったときにはコンピレーションアルバム

結婚式のBGMはふたりが選ぶのがあたりまえ!と思っている方も多いですが、そんなことはありません。
多くの式場には結婚式の定番BGMを詰め込んだコンピレーションアルバムの用意があります。
結婚式をシーンごとに盛り上げる鉄板の曲が揃ったBGMだから、BGMのイメージがわかないけれど、適当な曲は選べない!というふたりにも安心ですよね。

歓談や中座中などの当たり障りのないシーンで使う曲は、選曲にこだわり過ぎず、式場側の用意しているコンピレーション版の一部を利用してみることもひとつの案です。

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BGMの探し方

結婚式のBGMをどうやって探したらいいのかわからないとい人も多いはず。
まずはふたりで雰囲気のテーマを決め、そのテーマに合うように結婚式で使いたい曲を15曲程度ピックアップしてみましょう。
どんな曲がいいかわからない!という人は、結婚式のためにつくられたウェディングソングのコンピレーションアルバムや好きな映画のサウンドトラックをチェック。

ストーリーの展開に合わせたさまざまな曲調が集まりながらも、テイストに統一感があるので結婚式のBGMにおすすめです。

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BGMの選び方

ついつい好きな曲ばかり選んでしまいがちになるBGM。
でも曲調がかたよってしまうと、全体的に単調になりがちに。
楽曲には歌入りのボーカルと、歌が入っていない演奏だけのインストゥルメンタルがあります。

歓談中や手紙の朗読などは会話やアナウンスの邪魔をしなインストゥルメンタルを選ぶなど、盛り上げるシーンとそうでないシーンのメリハリをつけると、ゲストの記憶に残るシーンになりますよ♪
ここからはシーンごとのBGMの選び方をご紹介していきますね。

迎賓(5~30分)

会場に入場するゲストを迎えるBGMは、大人しめな曲調でありつつも、これから始まるパーティーの期待を高めてくれるような曲がおすすめ。
クラシックをカジュアルにアレンジした曲や、誰もが知っているポップなチューンで、新郎新婦の入場をワクワクしながら待つゲストの気持ちを盛り上げましょう。

先輩花嫁さんの意見
入場からはほとんどディズニーにしたので、迎賓は定番な曲にしてみました。
やぱり結婚式!というイメージを持って披露宴を始めたかったので、迎賓 Every thing's Gonna Be Alright/Wild Childお色直し入場はディズニー♪
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入場(5分)

入場シーンは一番の見せ場!
BGMのボリュームが上がり、サビの部分で新郎新婦が登場!というのが一般的。
あまりイントロが長いと待っているゲストも疲れてしまうので、曲の始まりから20~30秒ほどにサビがくるものがおすすめです。

乾杯(5分)

挨拶が終わり、パーティーがスタートする合図となる乾杯シーン。
ゲストによる乾杯の発声の後に、華やかな曲調が会場内に響きわたるようなイメージです。
ボーカル曲ならば、歌い出しに盛り上がりがくるもの、クラシックならばオペラやオーケストラなど、ボリュームがあって重厚な雰囲気が合いますよ。

ケーキ入刀(5~10分)

披露宴の一番のシャッターチャンスでもあるケーキ入刀シーン。
司会者の「ケーキ入刀です!」の合図の直後にBGMが入るパターンが一般的。
乾杯と同じく歌い出しに盛り上がる曲や、アップテンポでノリのよい曲がおすすめです。

歓談(40~60分)

出席ゲストが料理に舌鼓を打っている歓談シーン。
ゲスト同士の会話の邪魔をせず、しっとりと落ち着いた曲調がよいでしょう。
料理と会話を楽しんでもらえるように、カフェミュージックやレストランで流れるような曲のイメージで選曲してみましょう。

先輩花嫁さんの意見
迎賓はインストゥルメンタルにしました。
入場は歌あり、乾杯はインストゥルメンタル、ケーキカットは歌あり、食事中はインストゥルメンタル、花束贈呈や見送りは歌ありでした。
ちなみにジャンルはバラバラでした。
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お色直し中座(5分)

中座の退場シーンは、家族や友人のエスコートで新郎新婦が別々に退場するのが一般的。
エスコートする相手に合わせた楽曲を選ぶのがおすすめです。
たとえば家族なら、想い出の曲や相手が好きな曲。

友人ならば絆や友情をテーマにした曲を選ぶことで、相手との距離もぐっと縮まります。

お色直し入場(5~10分)

最初の入場シーンと同様、扉の開くタイミングにあわせて曲の盛り上がりが来るようにBGM選びをしましょう。
お色直し入場は、花嫁さんのお色直し後の衣装にも関心が集まるシーン。
お色直しはガラリと雰囲気を変えたい!という人も多いはず。

衣装はもちろん、前半との曲調をガラリと変えることでより衣装が映えるますよ♪

テーブルラウンド(10~15分)

テーブルラウンドのシーンは、新郎新婦によって演出がまったく異なりますよね。
フォトラウンドや果実酒ラウンドの演出なら、ゲストとふたりとの会話の妨げとならないような曲調がおすすめ。
ビールサーブの演出ならとにかく盛り上げてくれる曲、光の演出ならロマンチックな曲と、選ぶ演出に合わせてセレクトしてくださいね。

両親への手紙(10分)

感動を呼ぶ両親への手紙のシーンは、手紙の妨げにならないようにインストゥルメンタルを選びましょう
好きな曲がボーカル入りなら、オルゴールアレンジなどを探してみて。
もし、ボーカル付きBGMをどうしても選曲したい、という場合には、日本語を避けて洋楽にするのがおすすめ。
家族との思い出の曲や、絆をテーマにした曲を選ぶのがおすすめです。

花束贈呈(5分)

新郎新婦から両家両親へ感謝を伝えるシーンだから、ふたりが伝えたい「ありがとう」のイメージを形にできる曲を選びましょう。
家族がテーマの曲やウェディングソングを邦楽から選ぶと、メッセージ性も高まって感動も増します◎

退場(5分)

手紙と花束贈呈のあと、感動の余韻を残しつつふたりの両家両親が退場するシーン。
物語のエンディングを思わせるような壮大な曲で、ドラマチックな退場に。
涙を拭いて笑顔で楽しく退場できるように明るくて大好きな曲など、ふたりの退場のイメージから選んでくださいね。

送賓(5~10分)

披露宴が終わり、新郎新婦と両家両親のお見送りの時間。
ゲストが結婚式の余韻を胸に帰り支度をして、プチギフトを手渡すふたりのお見送りに向かう音楽なので、心地よく聞けるアップテンポの曲が人気です。

番外編 余興(30分)

ゲストにお願いする余興の曲は、ゲストが演出内容によって選ぶのが一般的です。
ダンスや演奏など音楽がメインの余興の場合には、BGMのリスト内の曲とかぶらないようにお願いしておきましょう。


結婚式・披露宴のシーン(場面)ごとにBGMを選ぶポイントを解説しました!
結婚式で流した曲は式後もずっと心に残るふたりの生涯のBGMになります。
ぜひ思い出に残るBGM選びをしてくださいね。

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※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー