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結婚式で使う音楽ってお金がかかる!?著作権使用料と"BGM曲の使い方"注意ポイント

2023.01.24

結婚式のあらゆるシーンを盛り上げてくれるBGMには、お金がかかることもあるんです!
この記事では、結婚式BGMでお金がかかる理由楽曲を使う際の注意ポイントをお伝えします*

結婚式のBGMとは?

結婚式や披露宴のさまざまなシーンで、理想の雰囲気を作るのに重要な役割を果たすBGM♪
ただし、結婚式で音楽を流すには、さまざまな条件があったり、費用がかかったりするすることを知っていましたか?
曲を決める前に、まずはそれをしっかりおさえておきましょう*

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結婚式のBGMでお金がかかる理由

結婚式で使うBGMはレンタルのCDやダウンロードした音楽じゃダメなの?
これらもお金を払ったものだけれど…という疑問も湧いてくるかもしれませんね。
ここからは、なぜ結婚式で使うBGMにお金が発生するかをご説明していきます。

楽曲の「著作権」をもっている人の許可が必要

結婚式や披露宴で音楽を流す場合は、新郎新婦以外にも多くのゲストが一度に音楽を聴くことになるので、楽曲の「私的利用」の範囲外となります。
その場合、楽曲の「著作権」をもっている人から許可をもらいお金(著作権料)を支払う必要があります。
そこで、結婚式や披露宴で好きな曲を流したい場合は、楽曲の著作権を管理しているJASRAC(日本音楽著作権協会)という団体に手続きをする必要があります。

ここでおさえておこう!

  • 著作権:楽曲を作った人(作詞家・作曲家)を守る権利
  • 複製権:著作物を創作した人々に与えられた、著作物(楽曲)をコピーする権利
  • 著作隣接権:歌手・アーティストなど(演奏する人)やレコード会社など(CDを作った人)に与えられた権利
  • 演奏権:音楽を再生する場所がもつ、演奏するための権利

JASRACと提携している会場ならCDを流してOK

ただ、多くの結婚式場やウェディング関連団体は、JASRACと契約(包括的利用許諾契約)を結んでいるため、JASRACに登録済みの楽曲のCDをそのまま流すのならば問題ありません◎
挙式・披露宴の入退場や披露宴などのタイミングで好きな音楽を流したい場合、基本的には、個人での手続きは何もしなくて大丈夫ということです♪
式場によっては、「おまかせBGM」などというプランが用意されていることも。
ただし、自分の好きな曲を流したい場合は、必ずCDの原盤を用意しなければならないということに注意が必要です!

CD購入費用・音響代がかかる

なので、結婚式で好きな曲を流すには、最低でもCDを購入する費用がかかることがほとんどです。
また、式場がJASRACに支払っている「著作権料」は、目安として次のような金額ですが、まとめて音響代や音響照明料として新郎新婦に請求されるのが一般的です。

著作権:1曲200円~
著作隣接権:1曲2000円~

また、使用したい楽曲数分必要になり、トータル額にプラスして10%の手数料が発生します。
※使用するCDの枚数や使用する時間によって料金は変わります。

式場がJASRACと提携していない場合

また、普段結婚式にあまり使われない場所など、会場がJASRACと提携していない場合がまれにあります。
その場合は、楽曲の著作権を管理しているJASRACに申請する必要があります。
※仮に自分で作った曲だとしても申請が必要になります。

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結婚式のBGMを使ううえでの注意ポイント

では、楽曲を用意するにあたって、詳しい注意ポイントを解説していきます♪

式場がJASRACと契約しているか確認

JASRACと提携している式場なら、式場がJASRACへ使用料を支払って許諾を得ているということになります。
そのため、新郎新婦が何か特別な手続きをする必要はありません
JASRACが管理している曲は、作品検索データベースJ-WIDで検索可能です*

ダウンロードした音楽はNG

iTunesなどでダウンロードした楽曲は、個人・非商用での利用に限定されているため、勝手に結婚式で流してはいけないことになっています。    

レンタルCDもNG

TSUTAYAやGEOなどでレンタルしたCDの場合も、個人の私的利用の範囲外での利用となってしまうため、NGです。

勝手にCDに焼いて使ってはNG

コピーした楽曲を結婚式で使うには、著作権に含まれる「複製権」と「著作隣接権」両方の許可が必要です。
JASRACとの契約で許可が取れるのは、あくまでも購入したCDをそのまま流す場合だけになります*

生演奏の場合

では、たとえば新郎がサプライズで「いとしのエリー」を歌いたい!などといった、生演奏の場合はどうなるのでしょうか?
この場合は、「演奏権」の許可をとる必要がありますが、会場がJASRACと提携していてカラオケ設備がある場合、すでに使用許可を得ているため、新郎新婦から手続きなどはしなくて大丈夫です◎
ただ、提携していない場合は申請が必要になります。
バンドによる生演奏も同様です。


以上、結婚式のBGMにかかる費用と注意ポイントをまとめました*
少し複雑なようですが、プランナーさんと相談しながら決めましょう◎契約会場ごとに決まりが異なるので、まずは会場に確認することが大事です♪

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結婚式のBGM曲選びの参考に!シーン別おすすめ曲

▼入場におすすめのBGM曲は?

▼乾杯を盛り上げる曲は?

▼ケーキ入刀をすてきに演出する曲

▼やっぱり洋楽でおしゃれに決めたい!

▼エンドロールの曲はこれで決まり!

※ 2019年10月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー