お互いの色を引き立てるという意味を持つ「補色」を結婚式のコンセプトに、個性を詰め込んだオリジナルの結婚式を叶えたおふたり。王道にとらわれない和のテイストを取り入れた挙式や、おふたりらしさを意味する補色を使った会場装飾で、オリジナルの結婚式をつくりあげたそう。今回は、お気に入りの会場でゲストと一緒に楽しむ素敵な挙式披露宴をご紹介します。
開催時期 | 2023年3月 | ||
---|---|---|---|
総額 | 301万円〜400万円 | ||
|
会場となったのは、新婦Mさんがウェディングプランナーとして働くベルラクール。ずっと憧れていたというお気に入りの空間だからこそ、迷うことなく会場を決めたという新婦Mさん。
お支度のあとは、チャペルに移動しておふたりだけで過ごす特別な時間に。ベルラクールのチャペルは、おふたりにとってプロポーズの思い出の場所だそう。いつもサプライズをしてくれる新郎Yさんのために、新婦Mさんから手紙のサプライズをおこなわれました。
8年という長い期間お付き合いをしていたというおふたり。「性格が違うふたりだからこそ、足りない部分をお互いに補いながら進んでいこう」という未来に向けた内容だったそう。これまでの感謝の気持ちと、これからのおふたりについて語りかけるサプライズの手紙は、新郎Yさんにとって特別なプレゼントとなったはず。
最後の身支度として取り入れた紅差しの儀は、お母さまとの大切な思い出として刻まれるひとときに。指輪交換の演出で使用したリングピローは、新婦Mさんのお兄さまが手づくりしたアイテム。見た目もおしゃれなリングピローは、指輪を保管する場所として、結婚式のあとも大切に飾っているそう。
結婚証明書は真鍮プレートを使ったゲスト参加型のものに。ウェルカムスペースで、ゲスト一人ひとりからイニシャルの刻印をもらい、セレモニーのなかでおふたりのイニシャルを刻印して完成させるアイデア。半永久的に残るアイテムにしたいという思いから考えた結婚証明書だそう。インテリアにもなるおしゃれな見た目が素敵ですよね。
和装ならではの演出となる誓いの盃。会場のオリジナル演出であるワインセレモニーの代わりに、お酒を酌み交わす誓いの盃を取り入れたそう。
新婦Mさんが特に印象に残ったと話すキャンドルリレー。ゲスト全員のキャンドルが灯り、会場がひとつになる幻想的で美しい演出だったそう。
演出で使用するキャンドルは、チャペル前に用意したワゴンから、ゲストが好きな色を選び取るスタイルに。キャンドルは、持ち帰って再利用できるため、プチギフトのひとつとしても喜ばれるアイデアです。
披露宴会場は、コンセプトにした「補色」を取り入れて、おふたりらしさを演出。グリーンのテーブルクロスに、アクセントとなる赤色のお花を添えて、爽やかで明るい空間に。披露宴の始まりには、那須の山を望むガーデンから入場したおふたり。お色直しをしたおふたりとロケーションの美しさに、ゲストのみなさまは盛り上がったそう。
糀や味噌製造の自営業をしているという新郎Yさん。おもてなしのひとつに、商品として扱っている糀と味噌を使用したお料理を提供しました。普段食べている味噌がフレンチとして味わえたことに感動したという新婦Mさん。「相変わらずおいしかったよ!」とご親族のみなさまからも喜んでもらえたそう。お料理にもおふたりらしさを取り入れた素敵なエピソードですよね。
青空の下、ガーデンでケーキ入刀をおこなったおふたり。演出のあとは、ゲストと歓談や写真撮影を楽しむ時間に。「山を背景に撮影できてすごく楽しい時間だった」と話してくれた新婦Mさん。
サプライズでおふたりのご親戚やご友人からのお祝いメッセージを集めたオリジナルムービーの上映も。面白いメッセージに笑顔溢れる新婦Mさんの隣で、涙もろい新郎Yさんは涙を流す場面も。会場全体があたたかい雰囲気に包まれました。
引き出物のひとつとして、ゲスト一人ひとりに渡されたおしゃれなカップ。組み合わせたレザースリーブは、席札の代わりとなるアイテム。引き出物の箱に番号をつけて、おふたりが引いた数字が出たゲストへプレゼントを渡すサプライズ演出も。「ゲストと距離が近く、私たちも一緒に楽しめるアットホームな披露宴だった」と話してくれた新婦Mさん。新郎Yさんが「もう一回結婚式に戻りたい!」と話すほど、笑顔で溢れる幸せな時間となったそうです。
お祖母さまへ渡すレザースリーブだけは、ラッキーと印字された特別なものを用意して、おふたりのお祖母さまへサプライズ演出をおこなうことに。80歳を迎えるお祖母さまへ「長生きしてね」という気持ちを込めて、温泉のペアチケットとお花を贈呈されたそうです。
20代 茨城県 & 20代 栃木県
ポジティブ、個性的、マイペース、ひとを楽しませるのが好き、トレンドに敏感
旅行・お出かけ、ドライブ・ツーリング、グルメ・料理、アニメ・漫画
おふたりの個性や好きを詰め込んだオリジナルの演出がとても印象的でした。おふたりを意味する「補色」を取り入れた披露宴会場は、明るく和やかな結婚式を想像できる素敵な空間ですよね。おふたりはもちろん、ゲストにとってもおもてなしが伝わる特別な時間となったはずです。