準備を楽しませてもらえた

あのチャペル、あのパーティルーム、あの料理。どれも値段を上回る満足感を得られたと思いますね。写真関係がちょっと高めの設定ですが、それでも完成度は高いので仕方ないでしょうかね。安いに越したことは無いんですけど、値段以上と思える物が多かったから★は４つつけておきます。

これは文句なしの５つ★でしたね。窓からの眺めを巧みに活かした構造には設計者のセンスを伺わせます。
特にチャペルはシャンデリアもついてますが、それ自体が放つ光というより窓から差し込む光を反射して輝く感じで、それが床も椅子もクリスタル製という徹底した造りのために自然光の恩恵を受けながら結婚を誓い合えた感じでした。
一方でパーティルームにも大きな窓があるのですが、最初はカーテンが閉まっていて外光は完全に遮断されてるんですよね。それで今度は人工的な光による大スペクタクルのライティングショーが場を盛り上げてくれるわけです。乾杯後にカーテンが開くと裏原宿の街並みを見下ろせ、遠くにはスカイツリーまで臨めるので参列下さってた方はかなり喜んでくれていたようです。

個々の演出も良かったのですが、僕は場面に合わせての選曲が楽しかった記憶があります。専用のマシンがあって、その中には場面に合わせて数十（数百？）の曲が入っています。マウスの操作で選ぶとイメージ動画に合わせてその曲が視聴でき、最終的には１枚のＣＤに焼かれた形となって完成します。
自分たちで選んだ装飾で整えられた会場に、自分たちで選んだ衣装を着て、自分たちで選んだ演出アイテムに火を灯す。その時の光景を頭に描きながらこっちの曲はどうかな？いやこっちの方がとやっていた時間はとてつもなく楽しかったですよ。
実際、本番でケーキにナイフを入れた瞬間などに選んだ曲がイメージ通りのタイミングで流れるとゾクゾクするような快感を覚えました。今でも車では時々そのＣＤを流したりして新婚生活を楽しんでいる僕たちです。

式場の雰囲気に合ったゴージャスなものから、落ち着いた感じのもの、シンプルなものと種類はずいぶんありました。男の側からすればもっと少ない方が選ぶ時間も短くて済むと考えてしまいますが、女は喜びますよね。かなりの長い時間をかけてドレス選びの作業そのものを満喫していた様子の妻でした。
かと言って、日の目を見ることのなかった落選ドレスもしっかり撮影して、サプライズの写真集としてプレゼントした僕も満喫してたわけですけどね。

準備を楽しませてもらえた感じが良かったですかね。当日はホントにあっという間でしたから。その短い時間のためにつぎ込んだ膨大な時間と労力。プランナーさんの言葉だと、ケーキカットが結婚して初めての共同作業と言われていますが、夫婦としてやっていくために必要な結婚前の共同作業が結婚式の準備なのだそうですね。確かにイメージが違ったり意見が食い違ったりするのを調整しながらまとめていくというのは、僕たち二人にとって大きな、必要な時間だったと思います。

良いと思います。分かりやすく行きやすい場所を中心に探しましたが、その中でも非常にロケーションが良かったのがティアラさんでした。