兵庫 神戸・阪神エリアのホテル「MAIKO HOTELsince1919(舞子ホテル)」の結婚式口コミ、費用や写真が満載。料理やスタッフ、進行演出、衣装や施設の評価をチェックしよう。
本番時 30代前半 女性
挙式日 2010年5月 (投稿2010年12月)
■ コストパフォーマンスの満足度
この式場には「パック」が存在しない。
新郎新婦が必要だと感じるモノ・サービスをひとつひとつ積み上げていく形。
それを面倒だと思う方にはあまりおすすめ出来ないが
オーダーメイドでのみ味わえる、満足感一杯の式が作り上げられるはず。
■ 結婚式場の雰囲気・設備の良さ
建物は予想通り、それはそれは素敵だった。一目惚れだった。
使い込まれ、手間隙かけて手入れされたモノにしか宿らない気品があった。
だが細かく見ていくと、悲しきかな築90年。
剥がれた窓枠のペンキや欠けた壁際のレンガに、老いは隠しきれず滲み出ていた。
これだけの邸宅を維持するには、並大抵でない苦労があるのだろう。
擬人化すると「没落しながらも気品は失わずにいる名家の令嬢」だろうか。
このホテルに最新の設備は存在しない。
しかし、大正ロマン・レトロモダン・アールデコ…こんな単語に弱い方には堪えられない空間。
■ 演出・オリジナリティの満足度
披露宴前に全員で日本庭園で記念撮影。
大広間から「見る」だけではなく実際にお庭を歩いていただきたかったので。
お色直し後、日本庭園から番傘を差して再登場。
番傘の朱色が新緑に映えて美しく、庭からの登場という意外性も相まって
お客様からも大好評だった。写真を撮ろうと大広間のガラス戸に鈴なりに
なっていた皆さんを見たときの感激は忘れがたい。
是非おすすめしたい。ただし、当日雨が降った場合は…博打ではある。
■ 料理の満足度
2010年1月、ホテルの料理が懐石料理からイタリアンへの突然の変更。
テーブルと椅子も今風のものに新調される。
会場キャンセルも考えたがプランナーさんと交渉、和風の婚礼料理を提案してもらう。
試食も懐石・イタリアン・和風と三度。ホテル側の誠意を感じた。
テーブルと椅子も本番ではこれまで使っていたものに入れ替えてもらった。
(まだ捨てられておらず、倉庫に保管されていたようだ)
料理は質量ともに満足。素材を生かした上品な薄味。お客様からの評判も上々だった。
本番では殆ど食べられず、心ならずも大量に残してしまったが。今でも残念。
■ 式場スタッフの満足度
ホテルの方の対応は、あたたかだった。
予約も入れず押しかけた見学希望者にホテルの歴史を説明してくれ
お客様が使われていてお見せできないお部屋もあるんですけれど
それ以外はどうぞ御自由に御覧下さい、というスタンス。
それでいて玄関周りをうろうろしていると日本庭園はこっちですよ、と声をかけられた。
ほっておかれつつもさりげなく見守られていたらしい。それは心地のいい距離感だった。
本番でもこちらから言う前に装花を女性のお客様にブーケにしてプレゼントしてくれたり
二次会会場へお花を運んでくれた。(二次会もここの「桐の間」でお願いした)
■ ロケーション・交通の便の良さ
JR・山電ともに駅から徒歩3分、便利。
ただし新快速・快速は止まらず遠距離よりの参列者は乗換必須。
駅からホテル間には坂道あり。
高速のインターからは少し道が入り組んでおり、初めての人には分かり辛いか?
向かいにマンションが建って、この館の主が愛でていたに違いない
明石海峡と淡路島が見えなくなったのは非常に残念。
■ その他・上記項目以外に何かありましたら、ご自由に書いてください。
・与えられるのを待つのではなく、どんどん「こうしてみたい」と提案し
自分で「理想の結婚式」を作っていくこと
・トラブルを避けるため、親と彼と担当の方への報・連・相をまめに行うこと
人真似でもお仕着せでもない満足出来る結婚式のためには、この2点が大切だと思います。
掛けた手間の分だけ喜びも大きくなるもの。頑張って下さい!
あなたの疑問は解決しましたか?
わからない事があれば、この式場に決めた先輩花嫁・花婿に相談してみましょう
会場名 | MAIKO HOTELsince1919 |
---|---|
挙式スタイル | 教会,神前,人前,その他 |
住所 |
兵庫県神戸市垂水区舞子台2-5-41
アクセス情報へ > |