コロナ禍の影響で、当初の予定から2年越しに念願の結婚式を挙げることができたという、まささんとかのさん。苺農家を営むおふたりが式を挙げたのは、5月1日。「イチ」「ゴ」の日とも言える日取りに、深い縁を感じます。あちこちに苺を散りばめた演出や装飾と、おふたりの好きなものをたっぷり詰め込んだこだわりの一日について伺いました。
開催時期 | 2022年5月 | ||
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総額 | 301万円〜400万円 | ||
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挙式開始前におふたりだけで写真撮影をしようと、披露宴会場に訪れたまささんとかのさん。突然まささんが取り出したのは、婚約時に普段つけないからと買わないことにしたはずの婚約指輪でした。仕事でも日常生活でも常に一緒の生活をしているまささんからの突然のサプライズに、胸がいっぱいになったそうです。幸せに包まれたご様子が、頬にキスをするおふたりのお写真から伝わってきます。
ゲスト到着前の会場にて写真撮影。おふたりを当日まで支え続けたウェディングプランナーとも、最高の笑顔の一枚を残しました。
天気にも恵まれ、木々に囲まれたガーデンにてバージンロードを歩まれました。ベールダウンの際にお母さまからかけられた「生まれてきてくれてありがとう」という言葉に、思わず涙が溢れてしまったそうです。
ガーデンウェディングは、かのさんの高校時代からの憧れだったそう。大好きな映画『トワイライト』に出てくるワンシーンのような挙式を実現するために、ガーデンウェディングができる場所に絞って会場を探されました。
ブーケはご自宅に持ち帰りたいと考えていたため、ブーケトスはしないつもりでいたかのさん。まささんのご趣味である野球の要素を加えて、苺のぬいぐるみをバットで打つ「始球式」のスタイルで演出を取り入れられました。苺のぬいぐるみは、まささんのお母さまが手作りされたもの。ぬいぐるみをキャッチしたかのさんのご友人には、後日おふたりが育てた食べきれないほどの量の苺をプレゼントされたそうです。
挙式後はまささんのご友人よりお手紙が読み上げられ、そのままウェルカムドリンクパーティーへ。ガーデンをフル活用し、ゲストとの交流を楽しまれました。
挙式が終わり、ヘアチェンジを経て披露宴がスタート。ご友人からもお手紙が贈られ、感極まって涙を浮かべるかのさんの姿が写真に収められていました。
人とは一味違った、海外風のヘアアレンジを探していたというかのさん。ドレスショップの方が即席で提案してくれた、マリアベールをキャップ型に仕立てたスタイルが一目で気に入り、どうしても当日同じ形で再現したかったそう。挙式の際には別のベールを使用し、キャップの形ですでに用意されたマリアベールを被るだけにしておくことで、披露宴当日のヘアメイクも不安なく用意できたそうです。耳元にはかのさんの大好きなカラーの生花を添えました。
ケーキセレモニーではおふたりでファーストバイトの演出を。まささんがバイトするときには大きなスプーンを使用し、かのさんからの愛情の分だけ大きなケーキが差し出されました。お顔にクリームをつけたまささん越しに、満面の笑みのかのさんの表情が伺えます。
ウェディングケーキにあしらわれた「ichigo ichie」は、この日のコンセプトワード。おふたりの育てる苺も連想させる素敵なコンセプトワードは、ウェディングプランナーからの提案で採用されたそう。自分たちでテーマを決めるのが気恥ずかしかったというおふたりにとって、積極的に提案を受けられたのはとてもありがたかったそうです。
中座後、ゲストの前に現れたのは、後ろ姿でダンスを披露するシェフ。誰もが注目する中、振り返ったその人物は、なんとシェフの格好をしたまささん。そのまま中央の調理台にて豪快なフランベを披露し、会場の盛り上がりは最高潮に。まささんご本人も大満足の演出となりました。
ご友人の余興では、ゲスト全員でおふたりの似顔絵を描いていくという楽しい企画がスタート。4枚の似顔絵の中からおふたりが一番気に入ったものを選び、選ばれたゲストの方にはお菓子の掴み取りの賞品が贈られました。どの似顔絵もおふたりにとってかけがえない宝物になったことでしょう。
色鮮やかななカラードレスとマッチしたヘアアクセサリーは、なんとすべて生花でできたもの。ドレスに負けないほどの華やかさがほしいと、かのさんがお母さまと相談しながら決定されたそうです。
当日はご家族やゲストのみなさまとたくさんの思い出を残されました。2年越しに憧れの結婚式を迎えられ、参列ゲストからの祝福が降り注ぐなか、おふたりの門出の一日は締めくくられました。
田舎でのんびりといちご農家をしています。ふたりとも動物が大好きで、お家でネコ・イヌ・ヤギ・カメを飼ってます。
30代 広島県 & 20代 広島県
ポジティブ、個性的、マイペース、ひとを楽しませるのが好き
ハンドメイド・DIY、美容・メイク・コスメ、ヘルスケア・筋トレ、ペット・動物、ファッション
おふたりのカラーを表現されながら、ゲストのみなさまが楽しめる素敵な演出をたくさん取り入れられた挙式披露宴は、笑顔で輝いていました。コンセプトである「イチゴイチエ」の言葉通り、これまでおふたりと出会ったすべての方々との一期一会に想いを馳せる、幸せなひとときとなったことでしょう。