人と人とのつながりを大切にしてきたおふたり。招待したゲストのみなさまにしっかり感謝の気持ちを伝えたいとプランナーさんに相談し、レターセレモニーの演出を取り入れることに。準備は大変だったけれどやって良かったと笑顔で教えてくれたおふたりから、準備と当日の様子をお伺いしました。他にもサプライズウェディングキスや鯛の塩釜開きなど、おふたりらしさ溢れる結婚式です。
開催時期 | 2023年2月 | ||
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総額 | 約700万円 | ||
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サプライズでおこなったファミリーミート。ご家族がヘアメイクをしたドレス姿のさやさんを見るのはこの時が初めて。さやさんのご両親が涙を堪えている様子を見て、さやさんは思わず涙が溢れたそうです。たっくんさんは学生時代、特に迷惑をかけたお母さまとの思い出が込み上げてきました。泣いてしまいそうでお母さまの顔を見られなかったとお話ししてくれました。
もともとは結婚式を挙げる予定がなかったおふたり。ご両親から「結婚式は挙げたほうがいいよ」と言われたものの、費用面などの不安があったようです。
おふたりは相談カウンターに出向いたことで、心配だった費用面から自分たちのイメージする結婚式ができるかどうかの話まで、詳しく知ることができたそうです。「結婚式を挙げようか迷っている人は相談カウンターに一度行ってみたほうがいいです!」とお話ししてくれました。
ジャケットセレモニーはたっくんさんのお母さまとおこないました。ジャケットを着たたっくんさんの背中を叩いて送り出したお母さま。背中を叩く音が思っていた以上に大きく、会場からは笑いが起こったそうです。雰囲気が一気に和み、盛大な拍手の中ご入場されたたっくんさんです。
事前の打ち合わせで「サプライズで私からキスしようかな」と、冗談まじりで話していたさやさん。たっくんさんからは止められ、通常通りの誓いのキスをすることに。しかし当日完全サプライズでさやさんからウェディングキスをしました。突然のことに驚いたたっくんさん。思わず唇を離してしまいました。そんなご様子に目の前にいた牧師さんをはじめ、ゲストのみなさまからも驚きの声と笑いが起きました。さやさんは「みんなを驚かせることができて良かった」と思ったそうです。
たっくんさん自身も動画をつくれますが、仕事の都合で外注する必要があったそうです。
プロのカメラマンのご友人に前撮り写真の撮影と、その写真を使用したオープニングムービーの制作をお願いすることにしたたっくんさん。感性の近いご友人だったからこそ、イメージ通りの作品をつくってもらうことができました。案を出しながら一緒につくりあげたことがとても思い出に残っていると教えてくれました。
短いメッセージではなく、感謝の気持ちをしっかり伝えたいと考えたさやさん。
プランナーさんに相談するとゲスト一人ひとりに手紙を書くレターセレモニーの提案がありました。ゲストテーブルの中央にある木箱に手紙を入れておき、中座でおふたりがいないタイミングに読んでもらうようアナウンスをしてもらったそうです。便箋はトータルで500枚ほど使い、3ヶ月以上前から準備をしました。ゲストのみなさまからは「時間をかけて手紙を準備してくれて嬉しかった」とのお声がたくさんあったそうです。おふたりの気持ちが伝わるすてきなセレモニーですね。
はじめは和装をすることに気乗りしなかったさやさん。和装=黒髪で胡蝶蘭のイメージが強く、ハイトーンカラーの髪色で結婚式を挙げたいと思っていたさやさんは自分のやりたい結婚式とは違うなと感じたとのこと。しかしInstagramで調べるとハイトーンカラーとドライフラワーなど、おしゃれなヘアアレンジに和装を合わせる人もいるんだとわかり和装をすることにしました。
ウェディングケーキ入刀とファーストバイトではなく、あまりおこなわれていない別のセレモニーがいいと思ったおふたり。和装にも合う鯛の塩釜開きをすることにしました。一度できれいに割るための力加減がわからず難しかったとのこと。「強めに叩いたほうがきれいにできると思います!」とコツを教えてくれました。鯛はお茶漬けになり、ゲストのみなさまにも振る舞われました。
お祖父さまっ子のたっくんさんと、お祖母さまっ子のさやさん。持病の関係で結婚式に参列できず、おふたりはとても残念に思っていました。そんなおふたりの様子を知ったご両親がお祖父さまお祖母さまからお祝いのメッセージをもらい、サプライズでムービーを流してくれました。大好きなお祖父さまお祖母さまからのあたたかいメッセージに涙が溢れるおふたり。メッセージはもちろん、おふたりのご両親が連絡を取り合い、サプライズで準備してくれた気持ちもとても嬉しかったとのことです。
マッチングアプリで出会い、交際期間3年で結婚しました。歳の差は5歳の夫婦です。
30代 神奈川県 & 20代 神奈川県
計画的・几帳面、ひとを楽しませるのが好き、トレンドに敏感
美容・メイク・コスメ、ドライブ・ツーリング、ガーデニング・家庭菜園
ゲストのみなさま全員に手紙を書いたレターセレモニー。「感謝の気持ちを伝えたい!」という思いを大切にし、何度も書き直しながら準備をしたというエピソードがとても印象的でした。準備が大変なことも多い結婚式ですが、後悔ないようにやりたい演出に取り組むことは大切だなと感じました。