独特の世界観が印象に残るウェディング。クールにまとめたかったそうで、会場も雰囲気重視で選ばれました。披露宴のあとに挙式、というオリジナルの流れで、ゲストには挙式をおこなうことは内緒。イベントで脱出ゲームをしたあと、地下のワインセラーへ誘導し挙式という演出でゲストを驚かせます。ペーパーアイテムなどはほとんど手作りで、特にプロフィールブックは「初めてIllustratorを使い、試行錯誤してつくった」というこだわりのもの。
開催時期 | 2022年10月 | ||
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総額 | 301万円〜400万円 | ||
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プチギフトをもらったゲストは、このあと挙式が控えているとは夢にも思わないことでしょう。
ケーキカットのかわりに「ピザカット」のセレモニーをされました。会場のアンティカ・ローマは窯焼きのピザが名物。「焼き立てが出てきて、すごくおいしいんです。これはピザカットにしないと、と思いました。ピザはほとんどのゲストが好きなので、それもポイント」とみにいさんは楽しげ。カットしたピザは、おふたりからゲスト一人ひとりへ振る舞われたそうです。この時点では挙式をおこなうことは秘密であるため、プチギフトのお渡しもこのタイミングで。
ご友人とたくさん話せたことが楽しかった、というおふたり。近況報告をしたり、お子さまの写真を見せてもらったりと、コロナ禍の影響でできてしまった空白の時間を取り戻されました。ご友人代表のスピーチは、みにいさんの人生で初めてできたお友達からで、なんと幼稚園の時からの仲とのこと。「幼稚園のうさぎ小屋の前で初めて出会ったこと、離れてしまっても文通をしていたことなど、いろんなことを話してくれて。大切な友達に結婚のお祝いをしてもらえて、本当に幸せ」と話されました。
おふたりの好きなものなども記事にされたそうです。
多くのペーパーアイテムを自作されましたが、プロフィールブックは力作。結婚式のあとも楽しんでもらえるプロフィールブックにしたいと考えられました。ずっと家に置いておきたい、と思ってもらえるものにしたくて、雑誌のFUDGE風にこだわって仕上げたそうです。席次表も兼ね、席次にあわせてゲストのプロフィールなどを載せたことで、みなさま熟読されていたといいます。「雑誌の最後って、占いがついてますよね。あれをまねして、星座占いを付けました。〇〇座の有名人、みたいなこともよく占いに書いてあるのを模して、有名人のところに友人の名前を入れてみたり。楽しんでもらえるよう張り切って作りました。」と、おもしろいと思ってもらえるくふうが盛りだくさんです。
みんなで盛り上がれるゲームがしたいと考えたおふたり。みにいさんのアイデアで「全員楽しめるゲーム」と考えて思いつかれたのが脱出ゲームでした。ミッションは、「誓いの言葉を探せ」。新郎がスピーチに入ろうとしたら原稿をなくして...という流れからのゲーム開始。会場は「あとから動画を見返しても、あれは異常」というほどの盛り上がりをみせました。ミッションをクリアした人から、挙式会場である地下のワインセラーへ。「最初は挙式をする予定はなかったんです。脱出ゲームを思いついて、その流れで挙式をしたらおもしろいんじゃないか、となりました。」と教えてくれました。
ワインセラーでの挙式。お酒が好きなゲストが多く、会場全体が高めのテンションだったそうです。披露宴がにぎやかなパーティだった分、挙式は少し真剣な要素を加えて、おふたりの将来の抱負や、やりたいことなどの決意表明を。「あまり真面目すぎる雰囲気は好きじゃないのですが、プランナーさんに背中を押されてやりました。思い出に残ったし、本当にやってよかった。」とおっしゃいました。
学生時代から付き合っており、交際4年目に結婚しました!
20代 愛知県 & 20代 愛知県
マイペース、ひとを楽しませるのが好き、とことんこだわる
ライフスタイル・インテリア、ゲーム、美術品・工芸品、TV・映画・動画、アニメ・漫画
おふたりのこだわりとアイデアがぎっしり詰まった、個性的で素敵な結婚式です。聞いたことのないような演出に、ゲストはワクワクとドキドキが止まらなかったことでしょう。お話をうかがっているだけで、会場が沸き立つ様子が目に浮かびます。みんなで楽しむために頭をひねったくふうの数々は、すべて大成功。「将来はカフェを開きたい」とおっしゃるおふたり、きっと素晴らしい場所をつくられるのだろうな、と感じました。