唯一無二の体験、日本人らしさ

とにかく本殿までが遠い！それだけ

ホテル挙式から見学を始めていたため、かなり格安に感じました。当日成約特典はありますが、あまりインパクトはないので、気になされなくても良いと思います。開催時期によっては(とくに真夏、真冬)は基本料金や衣装代がかなり安くなります。ちなみに、明治神宮・明治記念館は基本的には常緑樹とのことで、真冬でも禿げ散らかしたりせず、一年中緑を楽しめるとのことでした。基本的に皆さんが入れるものを入れて見積もりくださいとお伝えし、お見積りいただき、外部に頼めるものなど丁寧にご説明いただけました。いくつかある神社の中では高めかもしれませんが、ホテルよりは安かったです。

神殿はやはり本物、神殿に入った瞬間空気が締まりました。本番で、神楽と巫女の舞が始まったら、より一層空気が変わるでしょう。今からすごく楽しみです。なんといっても明治神宮挙式の第一の見どころ、観光客でごった返し一旦人の流れを止めておこなうなかでの、参進の儀(別名、花嫁行列)。警備の方が、しっかり整備をされますし、観光客の方も両サイドに分かれて、列を空けられます。海外の観光客がパシャパシャと撮影会。ちょっとした芸能人感を味わえます。笑　ゲストにとっても、貴重な経験になると思います。ちょっと恥ずかしいなと思われる方は、あまり観光客がいらっしゃらない時期に開催したりですとか、明治記念館の方でも儀式殿があるので、その点は問題ございません。披露宴会場というと、いくつかあるようで、私が求めている雰囲気と人数感のお部屋を紹介いただきました。そんななか、1階で大きな窓があり、窓からは明治記念館の青々とした広大なお庭が。通常、新郎新婦の席は窓際なので、逆光になるかつ、お外が見えませんが、この会場は新郎新婦とは反対側にありました！しかも、お庭からも入場できるということで、そこが決め手にもなりました。元々チャペル婚の方が好きだったので、洋の雰囲気もあるといいなと思っていましたが、なんとウェディングドレスでも白無垢で合うような会場と階段と廊下。和と洋がいい感じにマッチしてるなと感じました。

とりあえずやってみたいなと思った、おみくじのテーブルラウンド、折り鶴シャワーはできるそうです。披露宴会場で、庭から入場できるというのが特に魅力的でした。曲も式場の登録曲からなければ、CDを持ち込めば流せるとのことでした。

どのスタッフの方も親切でした。特に、明治記念館の本気さを感じたのは、フェアの試食会で、まさかの料理長が自らマイクを持ってお料理の説明をされ、各テーブルに質問にまわられるという。いくつか見学に行きましたが、料理長が出てくるという会場はありませんでした。
会場によっては、お料理のことを分かってるのか分かってないのか、、というアルバイトのスタッフさんが配膳をされているところもあり、ここであればどのお料理を選んでも間違いないだろうなと思いました。

唯一、マイナスポイントは交通の便です。
とにかく行きづらい！都心のあるといえども、神殿まで遠すぎです。笑　初詣なので何度も訪れたことがありますが、スニーカーで行ってもへとへと。ゲストの方が靴擦れしないように、事前にタクシーでの行き方や、歩きやすい靴でと伝えることをおすすめします。ですが、色々な駅から行けるというところは嬉しいです。ただ、羽田・成田空港から、東京駅から、となるとこれも微妙に遠い。神殿から披露宴まではマイクロバスで送迎いただけますが(新郎新婦のみ特別車両)、ちょっと面倒ですよね。宿泊施設はいくつか提携しているそうなので、そこは安心ですね。入口から入って神殿までがとにかく遠い点と、神殿から披露宴会場までマイクロバスで移動というのが唯一のマイナスポイントですが、だからこその利点もあります。神殿の周りが広大な森になっているからこそ、都心でありながら都心ということを一切感じさせない空間になってます。挙式中は現実世界とは離れた特別な時間になるでしょう。