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エスプリソムリエまなみ
[卒花嫁]
公開日: 2022年6月3日
wedding report

まるで海外映画の主人公。素敵な時間を過ごせました。
エスプリ・ド・ナチュールの結婚式レポ

アンティーク調の披露宴会場に一目惚れした事により、コンセプトは「お洒落」×「海外映画」×「アンティーク」。また、コロナ禍という大変な時にも関わらず、遠くから駆けつけてきてくれるゲストに日頃の感謝の気持ちを込めた「おもてなし」も忘れないようにしました。

前撮りは結婚式の2日前に行いました。当日の流れを確認できたり、当日と同じくらいの長さドレスを着用する事でリハーサルになりました。当初節約の為前撮りは辞めようか悩んでいましたが、結婚式当日は忙しくばたばたな事からフォーマルな写真をゆっくり撮影する事は難しいので、前撮りしておいてよかったと心から思いました。式場提携先のスタジオは2つあり、私が選んだ杉山スタジオさんは、プランに「前撮り撮影データ」「当日撮影撮影データ」「アルバム」が含まれていたのでとても満足です。撮影指示書は作成せず、安心してお任せする事が出来ました。一枚目は私達の一番お気に入りの写真です。

クリスマスシーズンにエスプリドナチュールさんで挙式する特権の大きなクリスマスツリー。式場の装飾なのでオプション料金等一切かからずこんなに素敵な写真が残せました。

エスプリドナチュールさんでは基本的に持ち込み料がかからないので、手作りできるペーパー類やウェルカムスペースのグッズなど色々なものを持ち込みしました。正面玄関を入ると冬婚特権の大きな大きなクリスマスツリーとハープの生演奏で一気に素敵な空間に。私達は当日ハープの生演奏を聴いたり素敵な雰囲気を感じる事ができないので残念でしたが、皆「素敵な受付だった」と言ってくれました。

ヘアメイク・ドレスはどちらもエスプリドナチュールさん提携先のFORTEさん・FINO静岡店さんにお願いしました。多数のブランドを取り扱うFINOさんではドレス迷子になりそうでしたが、瞬時に私の好みを見抜いてくれたスペシャリストによる提案で運命のドレスに出会う事ができました。また、ヘアメイクについても細かな要望にも応えてくれてとても嬉しかったです。当日何度か泣いてしまう場面がありましたが夜までメイクがよれる事もなく、安心して楽しい時間を過ごすことができました。

結婚式当日。他の式場と違う!!と感じた事は何点かありますが、1つ目はベールダウンについてです。希望がない場合、エスプリドナチュールさんでのベールダウンは新郎新婦の控室で行われます。理由は「お話したり、家族との時間をゆっくり過ごしてほしい。」という支配人のアイデアからだそうです。思い返すと結婚式当日、両親とゆっくり話す時間がほとんど取れなかったという印象だったのでこの時間はとても貴重でした。10分~15分程の時間でしたが、神父さんの心温まるお話も聞けて本当によかったです。泣いてしまってもその場で鏡を見てお化粧直しが可能だったのも助かりました(笑)

ブライダルフェアに伺った際、扉を開けてもらった瞬間から涙が出てしまう程感動した大聖堂。奇跡と呼ばれる、美しく圧巻のステンドクラスに囲まれ、自然光が差し込み、神聖で厳粛な雰囲気の中挙式が始まりました。緊張しすぎて表情も固まりつつありましたが、聖歌隊の透き通るような力強い歌声に励ましてもらいました。挙式中にはキャンドルサービスや両母によるお手伝いがありました。エスプリドナチュールさんでは、一つ一つの言動全てに意味が込められているため無駄な時間が一切ないと感じました。

大きな扉とステンドグラス、そして何よりゲストの歓声。一生忘れられない挙式になりました。

挙式が終わると広場に移動します。季節ごとに植え替えられた装花にオルガンの生演奏、本物のようなお花屋さんオブジェがあり、まるでフランスの城下町でアフターセレモニーを行いました。

他の式場と違う!!2つ目はウェディングキスについてです。挙式中ベールアップ後にウェディングキスを行う事が多いかと思いますが、エスプリドナチュールさんでは広場でシャボン玉に包まれながら行います。目線より下の位置にゲストがいるので緊張せずに行う事ができました。

エスプリドナチュールさんの演出といったら勿論バルーンセレモニー。10個単位で色を変えてオーダーできるので、私達はクリスマスカラーの4色を選択しました。新郎の「せーの!」の合図で空に飛んでいく数々のバルーンに、これからも皆幸せでいられますようにと願いを込めました。バルーンを飛ばした瞬間にそれまでなかった不思議な風が吹きました。その風により飛んで行った風船たちが一度下に戻ってきました。動画を見て気付いたのですが、その後も私達二人の周りを離れず暫くふわふわと飛んでいる1つの赤い風船がありました。後日、義両親から「実は結婚式前夜に祖母が亡くなった。」と聞きました。義両親は「おめでたい日に心労をかけたくない。」と私達に黙っていてくれたそうです。その報告を受けた時直感的に、「あの風船はきっとおばあさんで、私達の結婚式を見に来てくれたんだ。」と二人で大泣きをしました。

既婚者ゲストが多かったので、来てくれた全てのゲストが参加できるようにコスメとブーケのように見立てたコスメブーケトスを行いました。軽量のパックやハンドクリーム、リップなど自分がもらって嬉しいコスメをまとめました。新郎側はサッカーの関係者が多かったため、まずサッカーボールを投げました。キャッチしたゲストには手作りのTシャツをプレゼント。なんだこれ!?と楽しい時間になりました。

コロナウイルスの感染対策として、受付をしてくれるゲストの負担を少しでも減らしたいと考え席次表の配布を辞めました。待合のバーカウンターや披露宴会場手前ホワイエ各所に、額に入れた席次表。披露宴入場口には席の案内・コッパ―スタンドを設置しました。スムーズに着席できなかったらどうしようという不安もありましたが、そんなことは一切無かったそうです。席にはゲストへのメッセージを書いた席札・オリジナルシールを貼ったアルコールジェル・プロフィールブックを置いて、披露宴が始まるまでの空き時間も楽しく過ごしてもらう事ができました。

2つある会場の内私達はヴィラドソレイユを選びました。一軒家のような造りになっているゲストハウスなので他の会場のゲストに会う事や他の会場の雰囲気を感じてしまったりする事は一切ありませんでした。私達だけのプライベート空間を思いっきり楽しむことができました。手作りしたオープニングムービーが流れ、披露宴開始。2名来賓からのご祝辞、1名乾杯のご発生、2名友人スピーチであっという間な時間を過ごし、中座にうつりました。あっという間過ぎて体感時間が5分でした。

会場装花について。装花はエスプリドナチュールさん提携先のHIBIYA花壇さんが担当してくださいました。希望が無ければ基本的に装花についての打ち合わせは1回のみで、打ち合わせ前には「私たちの予算や好みの色味、ボリューム感を1回で汲み取ってもらえるのかな。」と少し不安に思っていました。打ち合わせ前にはHIBIYA花壇さんのアンケートに答えたり、事前にSNSで気になるお花や色味を送信しておくことができたのでスムーズにお話を進める事ができました。予算についても、いくらまでだったらこのくらい、節約するならこのお花を使うといい、など細かく教えてくれたので予算内に収める事ができました。装花は当日まで見る事ができないのでドキドキしましたが、披露宴がスタートし、私達の要望通りの高砂席やゲストテーブルの装花が目に入りました。

私達はくすんだ色味のピンクやホワイト、テーマの薔薇やアネモネ、ゴールドのアンティーク調キャンドル、後ろには大きなパンパスグラスなどをたっぷり使った装花にしてもらいました。高砂の上のミラー下にも装飾ができました。またウェルカムスペースからアイテムの移動ができたので、持ち込みのキャンドルで更にボリュームアップする事ができました。

ウェルカムスペースから移動したウェルカムトランクなど。

お色直しをして再入場。そのまま新郎はビールサーブ、私はジンジャーエールサーブでテーブルラウンドの演出を行いました。全員お酒を飲まないテーブルもあるかと思い、おつまみではなくジンジャエールにしました。90人程の規模でしたが、ビールは充分足りました。エスプリドナチュールさんではビールサーブだけではなく様々な演出を提案してくれるので悩みがいがあります。

テーブルラウンドが終わった後ゲストハウスのお庭に移動してケーキカットの演出です。ゲストより少し前にまず私達がお庭に出る事ができたのでケーキをじっくり眺めたり余韻に浸る事ができました。その場でパティシエの方にお礼を言う事ができたのも嬉しかったです。ケーキ入刀の前に両親によるお手本バイト。「夫婦円満の秘訣」を司会の方が聞きだしてくれました。その後私たちのケーキ入刀。新郎への「あーん」はエスプリドナチュールさんでレンタルさせてもらった大きなスプーン。これでもかという量のケーキを乗せて食べてもらいました。

私達2人は父が経営する鰻関係の仕事に就いている為、ケーキは一風変わったうな重に。こんな感じのうな重にしたいと細かくイラストにしてパティシエさんに渡していたので、再現度がとても高く本当にびっくりしました。父にも内緒にしていたのでとても喜んでくれて私達も幸せな気持ちになりました。お庭でもゲストとの撮影タイムがあって少しながらもお話しする機会があったので良かったです。各自撮影が終わると披露宴会場に戻りますが、その際バイキング形式でケーキやコーヒー紅茶を用意してあったので空いた時間も有意義に過ごしてもらう事ができたと感じています。

少し歓談をした後は両親への手紙の時間。途中言葉に詰まってしまう場面もありましたが、出ていない涙を一生懸命に拭こうとする夫を見て一気に緊張と涙が引っ込みました。まるで昔から娘だったかのように良くしてくれる義両親へもお手紙を用意しました。両親贈呈品は「前撮りのアルバム」「生まれてから結婚式までの日数が刻まれた時計」。いずれも外注した物になります。夫と義両親の抱擁に、中には嗚咽を漏らしながら泣いてくれているゲストも居てもらい泣きしました。

プチギフトはこつこつと作り上げた手作りの宝石石鹸です。あまり凝ったものだと夫も飽きてしまうのでは…と考えた結果、混ぜて固めて刻んで混ぜて固めるという簡単な作業の石鹸を思いつきました。色付けはお化粧品にも使われているマイカパウダーを使用し、香りづけにローズのアロマを入れました。

様々な色の宝石石鹸とリンツのチョコレートと組み合わせた物を送賓ギフトにしました。

私達にとって一生忘れられない場所・思い出になったエスプリドナチュールさん。コロナ禍、静岡県に初めての蔓延防止措置が発令された事により「本当にこのご時世に結婚式を挙げてもいいのか」「お酒を飲めなくなるかもしれない結婚式なんて」など思い通りにいかずブルーな気持ちになる事もありましたが、あの日あの時に結婚式を挙げて本当によかったと心から思います。そう思う事ができたのはこれまで支えてくれたエスプリドナチュールさんのスタッフ皆様のおかげだと思っています。素敵で幸せであっという間の結婚式を一緒につくりあげてくださり、本当にありがとうございました。

挙式日 2022年12月
場所 エスプリ・ド・ナチュール
人数 約90人
雰囲気 ラグジュアリー きれいめ クラシカル
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