2020年に入籍したおふたり。当時はコロナ禍だったため結婚式を見送りましたが、「家族に改めて感謝の気持ちを伝えたい」という思いがあり、会場を探し始めたといいます。会場は、ゲストとの垣根をなくしたアットホームな空間をつくりたいというまゆさんの希望で、一棟貸しの別荘を選択。当日はカジュアルな雰囲気のなかでゲストとの会話も弾み、忘れられない一日となったそうです。今回は、軽井沢の別荘一棟貸しで実現したおふたりのアットホームな結婚式のこだわりエピソードを紹介します。
開催時期 | 2023年3月 | ||
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総額 | 201万円〜300万円 | ||
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これまでお世話になった両親に、感謝の気持ちを伝えたいという思いがあったまゆさん。ご家族へ一足先に晴れ姿をお披露目するために、お支度終了後は両家そろってのファーストミートを実施しました。場所は会場内にある真っ白なフォトスタジオです。おふたりのご両親はとても喜んでくれたようで、「きれいだね」と笑顔で声をかけてもらったそう。ご両親に少しでも親孝行ができたのかなと、まゆさん自身も嬉しい気持ちになったといいます。
結婚式を3月におこなったおふたり。会場の3月限定イベントとして、ミモザウェディングが実施されていたそう。3月8日の国際女性デーにもあやかり、おふたりそれぞれのお母さまにミモザのブローチをプレゼントしました。
まゆさんがお父さまと入場し、挙式がスタート。挙式会場は、まゆさん憧れの軽井沢高原協会です。木で構成された素朴な雰囲気とかわいらしい三角の屋根、そして大きな窓から注ぐ自然光のきれいさに心奪われたといいます。
リングピローは結婚式のアイテムを作成している通販サイトでセミオーダーしたそう。透明のアクリルボードに、おふたりの名前と結婚式の日付を入れた、世界でひとつだけのリングピローです。
結婚式の定番かつかわいさが引き立つプリンセスラインにするか、Aラインの大人っぽいドレスにするか悩んだといいます。
自分らしさを意識し、Aラインでボリュームが控えめのウェディングドレスをチョイス。繊細な花柄と露出控えめの大人っぽい雰囲気がまゆさんのお気に入りだそう。流れるようなラインが美しく、とてもお似合いですね。
誓いの言葉のときの牧師さまからの問いかけが温かく、目頭が熱くなったというおふたり。さらに挙式の最後には、牧師さまからおふたりのご両親に向けてのねぎらいの言葉もあり、これまでのご家族との思い出が蘇った瞬間だったそう。おふたりやご家族、そしてゲストの方も涙したといいます。
披露宴は、挙式会場からほど近い一棟貸しの別荘でおこなわれました。天井は吹き抜けで、写真で見るよりずっと開放感があるそう。カジュアルな雰囲気のなかでゲストとの会話も弾み、全員と会話ができて嬉しかったといいます。ゲスト一人ひとりに、直接感謝の気持ちを伝える機会はなかなかないもの。ゲストとの歓談時間を大切にしたいという思いで空間づくりをしたからこそできたことだといえるでしょう。
ゲストとの垣根をつくらない空間づくりをしたおふたり。高砂や特別な余興などもあえてなくしました。また、おふたりもゲストも特に席を決めず、自由に選べるスタイルにしたそう。知らないゲスト同士の交流が生まれるなど、一体感のある空間になったといいます。
ゲストの席を完全自由にすると、なかなか決められないのではないかという不安も。
おふたりのご家族、まゆさんのご友人、ゆうすけさんのご友人など、ゲストのグループごとに大まかなエリアを決めるくふうをしました。当日はゲストみんなで楽しみながら、比較的スムーズに席を決められたそうです。
ゲストみんなで楽しめるよう、スイーツビュッフェを取り入れたおふたり。好きなタイミングで好きなものを選べる自由さと、ひと口サイズの食べやすいスイーツがゲストからも好評だったそう。おふたりはデザートと一緒に、ゲストとの会話もたくさん楽しんだといいます。
花嫁からの手紙の代わりに、ご両親へのレタームービーを用意していたまゆさん。動画のテンプレートを使いながら、写真や文章、音楽を組み込んでつくったそうです。ムービー終了後はおふたりからご両親に受けて記念品を贈りました。ご実家で飾れるようにと、おふたりの小さい頃のお写真と前撮りのお写真を組み込んだフォトフレームをチョイスしたといいます。
レタームービーの音楽には、レミオロメンの『3月9日』を選びました。まゆさんのお母さまが好きなアーティストで、親子でライブに行った思い出もあるそう。さまざまな思い出が蘇り、思わず涙ぐむまゆさんのお母さま。まゆさんのご両親に対する感謝の気持ちは、しっかり伝わったことでしょう。
長野県出身の新郎と、山形県出身の新婦です。カフェめぐりをしたり、家でのんびり過ごしたり、ふたりの生活を気ままに楽しんでいます!
30代 東京都 & 30代 東京都
マイペース、謙虚・ひかえめ、トレンドに敏感、ちょっぴり背伸びしたい
美容・メイク・コスメ、カメラ・写真、グルメ・料理、ペット・動物、お酒、ファッション
一棟貸しの別荘で、アットホームな雰囲気のなかおこなわれたおふたりのウェディング。新郎新婦やゲストが好きな場所に腰を落ち着けて自由に過ごせたからこそ伝えられた気持ちもあったことでしょう。挙式会場の神秘的な雰囲気でハレの日を意識しつつ、披露宴会場はホームパーティのような空間で飾らずに楽しめたというおふたり。ゲストとの垣根をあえてなくした空間づくりを心がけ、別荘でおこなうウェディングも良いものですね。