もともとは、住むことが決まっているオーストラリアで挙式をおこなう予定でしたが、来られるご友人が限られてしまうため、できるだけ多くのご友人に参加してもらえるよう出国前にご友人のみを呼んでおこなわれた挙式披露宴。急遽決まったため、たった3ヶ月ほどの準備期間で迎えられましたが、やりたいことだけをやり、やりたくないことは省き、何よりもゲストとの交流を一番大切にした挙式披露宴となりました。おふたり自身も、大切なご友人たちの前でお互いへの想いを伝えられて、一生の思い出になったとお話ししてくれました。
開催時期 | 2022年9月 | ||
---|---|---|---|
|
後日おこなうオーストラリアでの挙式は「家族のため」と決めていたため、ドレスにお金をかける予定はなかったとか。そのため、今回の結婚式では妥協せず本当に着たいものを選ぼうと思ったそうです。そこで、当日までかつよしさんには内緒にすることにし、衣装合わせはご友人やお母さまに付き添ってもらったとのこと。
実際のファーストミートを迎えた際は、みくさんとしてはかつよしさんに感動して泣いてほしかったそうですが、感極まってみくさんが号泣してしまったとか。かつよしさんが予想していたドレスはAラインのドレスでしたが、予想外のセミマーメイドで驚きながらも「きれいだな」と思っていると、先にみくさんが泣いてしまい驚いたとおっしゃっていました。
おふたりのご友人それぞれ2名ずつ、計4名のゲストの方に事前にスピーチをお願いすることに。おふたりへの祝福の言葉や、ご友人から見たおふたりの紹介をしてもらったそうです。おふたりとも特に仲の良いご友人を選んだことで、このシーンも思い出に残っているとお話ししてくれました。
人前式だったため、おふたりともそれぞれに向けて書いた手紙を読み合う時間をつくられました。先にかつよしさんが読み、みくさんは大号泣。その後みくさんもかつよしさんに向け手紙を読みましたが、先に泣いてしまっていたこともあり、読みながらもさらに涙が止まらなかったとお話ししてくれました。この結婚式で手紙をお互いに読み合ったことは、おふたりにとって一生の思い出となったとか。ゲストからも「感動したよ」と多くの言葉をかけられたそうです。
ゲストが自由に動きまわれるよう、座席の指定をせず立食パーティー形式をつくられました。また、ゲストをグルーピングし、披露宴の最初におふたりとの関係性を紹介することに。その際「良かったらみなさんどうしで話してみてください」と声をかけて、ゲストどうしでも話しやすいようにくふうしたとのことです。初対面どうしのゲストが話している姿を見て、おふたりもとても嬉しくなったそうです。
IWAI omotesandoの定番だという釜飯。立食ビュッフェが落ち着いてきた頃に、大きな釜が運ばれてきておふたりでオープンし、おふたりを含む全員で食べられました。同じ釜のご飯をみんなで食べることで、家族のようなつながりを表しているとのこと。たくさん食べてくれるゲストが多く、あっという間になくなってしまったそうです。
堅苦しいことも手間がかかることも、すべて省きたいと考え、挨拶やケーキ入刀などはおこなわないことに。しかし、ただの歓談の場となるよりは、結婚をしっかり報告する場としてもう少し結婚式らしくしたいというイメージがあるなか、おふたりだけで具体化するのは難しく思われていたそう。
おふたりは、思い切って式場スタッフさんにほとんどお任せすることにされました。当日まで3ヶ月もなく短かったため、できる限りの項目を最低限にしたとのこと。たとえば、招待状はLINEで送ったり、ご祝儀も参加費という形で振り込みにしたりといったくふうも。引き出物やドレスコードもなくし、好きな服でラフに来るようゲストには伝えたそうです。
各ゲストグループにひとつのインスタントカメラを渡し、ゲスト目線での写真をたくさん撮影してもらうことに。結婚式が終わったあと、インスタントカメラの写真を現像するとゲストどうしの楽しそうな様子など雰囲気ある写真をたくさん残すことができ、取り入れてよかったアイデアだと教えてくれました。
披露宴の最後には、かつよしさんがみくさんに内緒で準備したサプライズムービーを上映。ムービーの中では、かつよしさんがみくさんの幼稚園・小学校・中学校など思い出の地を巡り、バラの花を集めていく姿が。最後は実際にバラの花束を持って登場し、みくさんに渡すというさらなるサプライズも。みくさんは、プロポーズの際に盛大なサプライズはやめてほしいと伝えていたそうですが、結婚式などご友人たちの前でしてもらうサプライズは期待していたとか。みくさんは、このサプライズがとても嬉しく号泣してしまったそうで、終始涙の結婚式だったと振り返っていました。
湘南のシェアハウスで知り合い、同い年、同じようなライフスタイルということもあり一気に意気投合してスピード婚。フリーランスの妻・リモートワーカー会社員の旦那2人でオーストラリアにて、夢の海外生活を楽しんでいます。
30代 神奈川県 & 30代 神奈川県
ポジティブ、マイペース、おおらか・ずぼら、ひとを楽しませるのが好き
アウトドア、旅行・お出かけ、ライフスタイル・インテリア、カメラ・写真、ドライブ・ツーリング、グルメ・料理
短い準備期間でもたくさんのくふうを取り入れて、おふたりらしさも出る素敵な結婚式をつくられていますね。ご友人のみでおこなうことで、全員が交流しやすい環境が生まれるため、おふたりはもちろんゲスト全員が楽しめる式になりますね。