マタニティ婚でもしっかりやります

妊娠が発覚して両家の両親に報告、すぐさま式場探しとなったバタバタの４月。
子供が生まれれば出費もかさむし、彼との間では式も旅行も諦めようかという話もありました。でも嬉しいことにそれぞれの親が金銭的な援助はするからちゃんとしなさいと言ってくれました。将来、お父さんとお母さんはアナタのために結婚式もできず、新婚旅行も行けなかったなんて子供に言えないでしょう？と。
そんな風に言ってくれた両親のためにも、適当に選んだなんてことがないようツワリと闘いながら見学にまわって、３件目に辿り着いたのがローザブランカさんでした。安っぽい内容ではなく、かといって親に甘えるわけですから無茶苦茶お高いところじゃなく、しっかり自分たちらしさを主張できそうな式場です。お値段はオプションなどの選ぶものによって大きく上下しますが、誰もみたことのないようなオリジナル演出を一つくらい入れて、あとはお料理などをメインにしたスタンダードな内容にするんだったら、ごく一般的な金額で収まりそうです。

お金は出してあげるけど口は出さないからという泣けちゃうような言葉をくれた父。その父と歩くバージンロードです。母の好きなバラの花を敷き詰めたバージンロードはまさに父と私のためにあったと感じました（もちろん彼もですけどね）。
夏場ということもあって披露宴会場もわりと希望の時間が空いていたりしました。両親の世代だと上等な披露宴はホテルの宴会場という概念があるでしょうが、私たちはその両親も含めて来てくれた人たちに楽しんでもらえるパーティをしたいと思っていましたから、あんな仕掛けいっぱいの会場だったら喜んでもらえるパーティが実現できると思いました。

派手さではなくセンスの良い演出が好みです。ほっこりできるようなのが一番好きです。
前に見た１件目と２件目のゲストハウスではオリジナルなんですと言って迫力満点の演出をいくつか紹介されました。でもローザブランカさんでは会場見学に立ち上がる前に私たちの好みなんかをしっかり聞いてくれたからなのか、会場の中で紹介してくれたのは見てるだけで涙がポロポロ溢れてきてしまうようなものばかりでした。
派手なこともいっぱい出来ますが、そればっかりじゃくたびれちゃいますからね。でも、しっとりしんみり系ばかりもダメですよ。プログラムづくりのお手伝いはしっかりさせて頂きますからというプランナーさんの頼もしい言葉にまたまたウルっと来てしまいました。

下見はしていないので採点はしませんが、マタニティ婚用にあとでサイズの調整ができるタイプも多数あるし、同じデザインでサイズ違いを用意しているものもいっぱいと聞いて安心しました。

とにかく心強い印象でした。落ち着いていて、しっかりと私たちのことを分かってくれようとしてる姿勢が素敵でした。強い売り込みとかじゃなく、どうやったらうまくいくかを懸命に考えて、教えてくれる感じです。
体調と相談しながらできるだけ身体に負担をかけないように、でもやっつけになってしまわない納得いくものを作っていけるよう、スタッフ全員でお手伝いさせていただきますよって、最後は皆さんでお見送りしてくださいました。

表参道にはとてもたくさんの式場があることを、探すようになって初めて知りました。その中でも駅からの近さや周りの静かな雰囲気を考えるとローザブランカさんは最高ランクだと思います。