ゲストとの距離が近いところ

最終金額は、60名で390万弱くらいでした。
契約金と前金を足すと全部で420万くらいになるかと思います。

【値上がりポイント】
基本的に、初回見積もりは全てが最低金額で設定されていたので、ランクを上げていくと必然的に値上がりします。
1、料理…ゲストが一番楽しみにしているメインにもなるので、秋の特別コースにランクを上げました。どこまでこだわるか、妥協するかにもよりますが、見た目がかなり変わるので、+1万円～数万円は値上がりするような感じです。
2、ドレス…特典で、ドレス2着で合計20万円ほどの割引がありました。ドレスも20万円～という価格帯がほとんどなので、自分の着たいドレスが高ければもちろんその分、何十万単位で値上がりするかと思います。提携がトリートドレッシングのみ、持ち込みも基本禁止です。ですが、一生に一度の晴れ姿なので、ドレスは妥協しない方が絶対良いと思います。
3、映像関係…こちらも、おしゃれな感じだったり、理想のイメージにと思っているのであれば、値上がりします。さらに、カメラマンなどの指名もすると数万円値上がり。

その他、装花を豪華にしたり、高砂をテーブルからソファーに変更したりと、細々とこだわると値段も少しずつ上がるという印象でした。

【値下がりポイント】
ペーパーアイテム…自分で作れるペーパーアイテムは手作りをすると値下がりするかなと思います。ですが、ペーパーアイテムもこだわるとそこまで値下がりするとはいえない気がします。

その他、これといって値下がりと感じるものはなく、結局どこまで妥協するかで値段が下がるという印象でした。

気になるのは、見積もりが最低価格で見積もられていること。選ばない人が多い価格帯なのであれば、初めから選ぶ人が多いプランを見積もりにしておいた方が親切なのでは？と思いました。また、ムービーなどは打ち合わせ中間から後半にかけてプランの提案をされるので、予算と現実があまりにもかけ離れていくのが残念でした。どんどん値上がりしていくので、だんだん削れるところはどこかと粗探しのようになってしまうのが心苦しかったです。
また、私たちは打ち合わせが始まる前の仮契約段階から、打ち合わせは基本的に土日と伝えていました。平日限定の割引があったのですが、特典使えないと言われたにも関わらず、最後の請求書までその特典が含まれているのが謎でした。

【挙式会場】
天井の高さもあり、白と濃い茶色を基調としたとても落ち着いた雰囲気でした。バージンロードもいい具合の長さです。
白と茶色のコントラストもハッキリしていて、ナチュラルにもシックにも、どんな雰囲気にも合わせやすい空間でした。
よく見る、教会の前側にオルガンがある所が好みではなかったのですが、こちらの会場は2階後部にあるので、目にも入らず写真にも映らないという理想の会場でした。

【披露宴会場】
4階の会場で披露宴を行いました。100名ほど入る会場だったと思いますが、60名でテーブルの空間を広くあけて並んでいましたが、予想よりぎっしりと会場が埋まっているように見えました。
会場の雰囲気は、レトロモダンのような感じで、とてもおしゃれでした。床にもカーペットが引いてあるので温かみがあって、歩いても音が全く気にならずでした。

【新郎新婦控室】
控室入口すぐに2人掛けのソファがあり、奥にドレッサーと姿鏡がありました。新婦が使うスペースと新郎が使うスペースは、カーテンで仕切られていました。トイレも併設されています。新婦は奥のドレッサーがある少し広めの空間で準備でしたが、新郎は少し狭い空間で準備をしていたのではと思います。思っていたよりも、きちんとした控室ではない印象でした。

比較的自由にいろんなことができる会場かとは思いますが、私たちは特に目立った演出はしませんでした。また、プランナーさんからの演出の提案もそこまでなかった気がします。お茶漬けブッフェは、天気や気温によって場所を室内にするか、テラスにするかと話していましたが、無事晴れたこともあり、会場をフル活用できたと思います。

基本的には、提携のトリートドレッシングのみでレンタルもしくは購入、オーダーでした。ドレスの種類は、ブランドごとに置いてありましたが、思っていたよりも少なく感じました。初回の試着で、3着ほどきたような気がします。2階目以降は、特に着数の制限はなかったかと思います。とても人気で素敵なドレスショップなので、気に入ったドレスが空いているとは限らないので、早めに行くことをお勧めします。着たいドレスのイメージをスクショなどを撮って集めておいたので、イメージが伝えやすく、1回目のフィッティングで運命の1着に出会えました。カラードレスの種類が思っていたよりも少なく、イメージに合うものを探すのが大変でした。候補は決めていたものの、やはり悩んでいると伝えてみた結果、自分が着たいと思っていたドレスと出会うことができました。妥協したくないのであれば、コーディネーターの方としっかりお話や相談をしてみると、お力になってくださるはずです。

【プランナー】
初回の打ち合わせが、日程変更からさらに延期になったり、担当とは別のプランナーさんと代わりに打ち合わせをするなど、初めはかなり不安が残りました。日程が延びた分、打ち合わせの回数が増えたり詰めて準備をすることになったので大変なところはありました。
プランナーさんがとても明るくて楽しい方だったので、その後の打ち合わせは楽しむことができました。また、分からないことを何度聞いても丁寧にご対応くださってありがたかったです。
どちらかというと、式場側からいろんなことをご提案くださるというよりは、自分達からこんなことがしたい、こんな風にしたいというのを言わないと準備が進まない感じがしました。
分からないことだらけなので、もう少し準備に関して式場側からも積極的な提案や情報提供があると助かるのでは？と思いました。

【介添人・メイク】
とても明るくて、お話し上手で楽しかったです。普段自分ではできないような、艶感たっぷり、それでいてナチュラルなメイクをしていただきました。挙式前の写真撮影やメイク中もとても寒かったので、羽織るものや温かい飲物を用意してくださったり、たくさん声をかけてくださったりして嬉しかったです。
お一人、歩くときのサポートで付いて下さってた方が、あまり笑顔もなく淡々としていたので少し怖かったです。

【撮影スタッフ】
男性の方は身近なお話で盛り上がったり、色々と写真のアイディアを出してくださる元気で明るい方でした。とにかく、皆さんとても褒めてくださる方でしたので、恥ずかしさもありましたが、居心地が良かったです。
インタビューなどの撮影をしている方がいましたが、質問をする、少し答えについて話すというくらいでしたので、もっとお話をするような感じだとリラックスできて良いなと思いました。

【その他】
一つとても残念だったのが、披露宴後半のお茶漬けブッフェが始まった時に、配膳スタッフの方が食器を落として割ってしまいました。不慮の事故なので仕方ないかと思うのですが、式場側から一言もそのことについて謝罪やお声がけがありませんでした。
仕方のないこととはいえ、一生に一度の晴れ舞台で起きた事故なので、一言何かあると嬉しかったです。

【ロケーション】
正面に大通りがあり、車の通行量もそこそこ多いので音が心配でしたが、全く気にならることはありませんでした。

【アクセス・交通の便】
良くも悪くもないと言う感じです。最寄駅の京都市役所前駅からのアクセスはとても近くて良いかと思いました。ですが、その駅に行くまでに乗り換えが多かったりと少し不便でした。