レストランウェディングのようなホテル

チャペルが1階、披露宴会場がホテルの最上階、という立地だったため、先に披露宴会場で荷物を預けることができましたが、移動が手間でした。
当日は荒天だったためガーデンを使用できなくなりましたが、式後のウェルカムパーティをガーデンで行うこともできるようです。
チャペルは壁面に映像を映し出すことができたので、厳かさはないですが、現代的だったと思います。
披露宴会場はレストランだったので、ホテルというよりもレストランに近い感じでした。スクリーンは前方に2か所あります。品川の高層ビルが窓いっぱいに見えます。

進行自体は式も披露宴も普通でしたが、式ではバブルシャワー、披露宴では各卓のバルーン割が印象に残りました。バルーン割は各テーブルに用意されたバルーンを、お色直し後の新郎新婦が割りながら回るものですが、時間がかかったうえに、かなり大きな音が何度もするので、気になる方は気になったようです。

当初はガーデンでの演出をする予定だったので、「ガーデンに出ますので、挙式の時も上着をお持ちになったほうがよいかもしれません」と案内されました。しかしいつになってもガーデンに出るアナウンスはなく「いつ出るのですか？」と尋ねると、「荒天のためガーデンの演出はなくなりました。さきほどのウェルカムパーティをガーデンで行う予定だったのですが・・・」と。それならそうと言ってほしいし、女性はほとんどの方が上着をもったまま移動していました。
さらに衝撃的だったのは、かなり披露宴の内容が詰まっていたため、高砂に写真を撮りにも行けず、隙を見て行くと「次の演出がありますので1枚だけです」と言われました。
また、「次の料理があるから早く食べてください」と言われ、テーブル全員が呆れました。歓談の時間がほとんどなく、余興などで詰まっているのはわかりますが、そういう内容にまとめたのはホテル側のプランナーであって、ゲストに言うべきことではないと思います。
全体的にとても良い式・披露宴だったのに、スタッフの質はかなり低かったように感じます。

品川駅から近く、東京近郊はもちろん、羽田空港や新幹線を利用する方にとっても行きやすい会場です。新郎新婦はその点を考慮して会場を決めたようでした。