貸切感はないですが建物はお城風で素敵です

建物に入ってすぐ、ホテルのように「○○家」「○○家」「○○家」とプレートがあり、様々な組のゲストが入口やクローク周辺で入り乱れていたので、貸切感を重視したり、ほかの式のゲストとはち合わせるのが嫌な人は要注意です。建物に入り、自分が参加する式の受付に移動する際も、前の式からの帰りの団体とガンガンすれ違いました（笑）。
受付も、写真のようにすぐ隣に別の団体の受付があったり、控室も、ひとつの部屋をパーテーションで区切ったようになっており、すぐ横で別の団体が盛り上がっている、という状態でした。ゲストハウスなので貸切感があるものを想像していましたが、どちらかというとホテルのように数多くこなしているという印象を受けました。

クロークは、番号札との交換制で、ストールのような小物は別の袋に入れてもらえました。

チャペルは建物自体が独立しているので、天井も非常に高く、面積も広くてゆったりしていました。バージンロードがレッドカーペットのようになっているので、白いウェディングドレスがとても映えて綺麗でした。
チャペルに入るまでや、披露宴会場への移動共にすべて階段移動なので、高齢者や車いすの人がゲストにいる場合は大変かもしれません。
その他、噴水のある池やお城のような階段など、建物全体のつくりはなかなかにフォトジェニックです。

特殊な液体を２人で注ぐと蛍光色に発光するタイプの演出はとても綺麗でした！
その他の演出は、挙式を終えた後、階段下の噴水がタイミングよく噴き出したり、お肉が出る前にシェフが炎で焼き上げるパフォーマンスや、サプライズでのデザートビュッフェなど、メリハリがあって楽しめました。
個人的には、フラワーシャワーをする際にシャボン玉がたくさん飛んでいたのが写真にも映えて綺麗でした。

クロークで上着を預けようとした際、「フラワーシャワーで外に出るので」と、上着は持参していくことを勧めてくださりとても助かりました。
また、式場全体の面積はとても広いので迷いそうになりますが、道案内のスタッフがいたるところに立っていて、頻繁に声をかけてくださり、またこちらからも声をかけやすい雰囲気があったので困りませんでした。
配膳スタッフは目を見て声をかけてくださり、特に不快になることもなく、十分だったと思います。
ただ、挙式～披露宴の時間外では始終バタバタしており、控室に着いてもウェルカムドリンクバーにスタッフがいつまでも来なかったり、披露宴おひらきのあとの送賓に移る段階で、スタッフの人が「早く移動してください」と怒り気味で案内していたのが残念な点でした。挙式～披露宴の間は、ゲストから見る分には手際が良く、テンポよく進められていた印象です。

あれだけの規模の建物を作る以上仕方ないことですが、アクセスはいい方ではないと思います。無料のシャトルバスが出ていますが、大宮駅からそのバス停までも10分ほど歩いたので、夏や冬は結構大変かもしれません。