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結婚式プロフィールムービーの作り方!曲や写真選びのコツ、自作に使えるテンプレート&アプリ8選も紹介

2023.08.24

結婚式の映像演出の定番「プロフィールムービー」。最近は初心者さんでも簡単に動画編集ができるアプリや写真やコメントだけを入れるだけのテンプレートサイトなどが増えたことから、自作する人も多くなっています。

結婚式のプロフィールムービーを作る際はどのような手順で、どんなことに気をつければいいのでしょうか。ムービーの構成や、曲(BGM)・写真選び方のポイント、コメントを入れる際の注意点など基本を紹介します。おすすめのテンプレートサイトやアプリ&ソフトもピックアップしたのでぜひ参考にしてくださいね。

出典:花コミュ

結婚式のプロフィールムービーとは?

結婚式のプロフィールムービーとは、新郎新婦の生い立ちや出会いを紹介する動画のこと。ゲストにふたりのことを知ってもらい、親族には懐かしい気持ちになってもらえる、みんなが楽しめる映像演出といえます。

プロフィールムービーは新郎新婦がお色直しのために中座している間に上映することが多く、ふたりが会場にいない間にゲストを楽しませる余興の役割もあります。そのため、出席するゲストが見ることを意識して内容や構成を考えることが大切です。

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自作?外注?プロフィールムービーを作る方法

プロフィールムービーを作る方法は大きく3つあります。

1.式場に制作を依頼する

ひとつは式場に制作を依頼する方法です。打ち合わせの際にスケジュールや費用の説明があり、使えるデザインなどを確認できます。会場専属の提携業者であれば機材や設備を把握しているのでスムーズかつ安心してお任せできるのもグッドポイント。

ほかの方法に比べて高額なことが多いですが、業者を探す・編集をお任せできるなど負担が少ないため「結婚式準備の時間が限られている」「安心感重視」というカップルにおすすめです。

2.映像制作会社を探して依頼する

ふたつめは自分たちで映像制作会社を探して依頼する方法です。申し込みの手続きや打ち合わせ、確認・修正のためのやりとりなどの負担はありますが、式場に依頼するよりも自由度が高く、安くすむことが多いのがメリット。ただ、外注が禁止されていたり持ち込み料がかかったりすることもあるため、式場への事前の確認が必要です。

3.編集ソフトやアプリを使用して自分たちで手作りする方法

編集ソフトやアプリを使用して自分たちで手作りする方法もあります。ソフトや素材の購入費用だけで済むため節約になり、自分たちで編集できるためオリジナリティを出せるのがメリット。ただし、業者に依頼するよりも手間と時間はかかるため、そのほか結婚式準備も考慮して無理のないスケジュールを立てることが大切です。

ここからは、最後にあげた「自分たちで手作りする方法」について深堀りしていきます。

▼結婚式で使うムービーの種類と費用相場をチェック

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結婚式のプロフィールムービーを作る手順とポイント

どの方法であっても、よいムービーにするためのポイントは同じです。プロフィールムービーを作る手順と押さえておきたい基本を紹介します。

step1:テーマ・構成を決める

プロフィールムービーの構成

まずはプロフィールムービーの構成を決めましょう。構成にとくに決まりはありませんが、次のような流れがおすすめです。

  • オープニング…ふたりの名前やタイトルなど
  • 新郎のプロフィール紹介…誕生から幼少期、学生時代の写真とエピソードなど
  • 新婦のプロフィール紹介…誕生から幼少期、学生時代の写真とエピソードなど
  • ふたりのなれそめ紹介…出会ったきっかけや思い出のエピソードなど
  • エンディング…ゲストへのメッセージや結婚生活の抱負など

構成とあわせてテーマを決めておくと曲やデザインを決めるのがスムーズになります。ムービー全体に統一感が出てメッセージが的確に伝わり、クオリティもアップするためおすすめです。

先輩花嫁の体験談・アドバイス

「これからもよろしく」というメッセージを込めた構成に
幼少期→小学校時代→小学校友人との現在の写真→中学時代→中学友人との現在の写真 →…職場の写真(現在)という風に、昔の友人と今でも仲良くしています!職場の人も、これからもよろしくお願いします!みたいな流れにしました。
花嫁相談室

▼プロフィールムービーのおすすめ構成案3選

step2:曲を決める

プロフィールムービーのBGMになる曲を選びます。厳密にそうでなくてもかまいませんが、「イントロ→Aメロ~1番サビ→Aメロ~2番サビ→Cメロ~大サビ→アウトロ」の構成の曲がムービーの構成にマッチしやすいです。

結婚式のプロフィールムービーの上映時間は5分~8分が長すぎず、短すぎずちょうど良いとされています。なので、上映する時間に合わせて選曲するのもポイントです。

曲を選ぶ際は、好きな曲や思い出の曲、同世代がよく知る曲のほか、これまでの歩みや結婚を表現した歌詞の曲を選んでもいいでしょう。ポップな楽しいムービーにしたいなら明るくアップテンポな曲、しっとりと思い出にひたるムービーにするならスローで流れるようなメロディの曲など、作りたいムービーの雰囲気もイメージして選んでみてください。

結婚式プロフィールムービーにおすすめの邦楽

  • 115万キロのフィルム/Official髭男dism
  • Wherever you are/ONE OK ROCK
  • 花束/back number
  • Million Films/コブクロ
  • 君とつくる未来/ケツメイシ
  • ロマンチシズム/Mrs. GREEN APPLE
  • Family Song/星野源
  • 虹/菅田将暉
  • ひまわりの約束/秦基博
  • ありがとう/大橋卓弥
  • 題名のない今日/平井大
  • ハルノヒ/あいみょん
  • ハルカ/YOASOBI
  • 愛をこめて花束を/Superfly
  • アイノカタチ/feat.HIDE(GReeeeN) / MISIA
  • にじいろ/絢香
  • うれしい!たのしい!大好き!/DREAMS COME TRUE
  • トリセツ/西野カナ

結婚式プロフィールムービーにおすすめの洋楽

  • Just the way you are/Bruno Mars
  • The Gift/Blue
  • Sugar/Maroon 5
  • Photograph/Ed Sheeran
  • Love Story/Matt Cab
  • I Really Like You/Carly Rae Jepsen
  • Ever Ever After/Carrie Underwood
先輩花嫁の体験談・アドバイス

ふたりらしさが出る音楽を選んで
おふたりの思い入れがある、好きな曲を選ぶ事が選曲する上で一番大事だと思います。
花嫁相談室

先輩花嫁の体験談・アドバイス

結婚式の定番ソングじゃなくてもOK
新郎新婦の世代で流行ったなぁ~って曲を選べば、直球の結婚式ソングじゃなくても、懐かしい気分になっていいかもしれません。
花嫁相談室

結婚式ムービーで使う曲の著作権に注意!

曲によっては事前に著作権(複製権)の申請が必要です。日本音楽著作権協会「JASRAC(ジャスラック)」やレコード会社に個人で申請するのはかなり手間がかかるため、使いたい曲が決まったらまずは式場や映像制作会社に相談してみましょう。

一般社団法人音楽特定利用促進機構「ISUM(アイサム)」に登録している式場や映像制作会社であれば、ふたりの代わりに使いたい楽曲を申請してくれるケースがほとんどです。ISUM申請代行業者に依頼するのも◎。楽曲により著作権料金は異なるので、こちらも合わせて確認してくださいね。

▼「ISUM」ってなに?使い方もチェック

▼「ISUM」に登録している会場や映像制作会社を探す

step3:写真を選ぶ

曲に応じてだいたいの枚数を決め、新郎新婦のプロフィールとふたりのなれそめを紹介する写真を選びます。4拍子の曲であれば、4拍×2回で写真を切り替えるのが見やすい速度です。

写真の切り替え方やズームなどのエフェクトによって写真全体が見えないこともあるため、ふたりが中央に写っている写真を選ぶのがポイント。人物の顔だけでなく、どんな場面なのか、写真に添えるエピソードが具体的にイメージできるような写真をセレクトしましょう。また、招待したゲストの写真をいれると盛り上がります。

幼少期の写真など、現像された写真をデータ化するには「Google フォトスキャン」「PhotoScan」などのアプリが使えます。自宅やコンビニのプリンターのスキャン機能、写真専門店のサービスを活用するのもおすすめです。

先輩花嫁の体験談・アドバイス

ゲストが写っている写真は極力使いました
友達の写真、私たちはふんだんに使いました!!彼も私も、私たちふたりだけの映像が延々と流れたってゲストはつまらないだろうという考えだったので。
花嫁相談室

step4:字幕・コメントを作成

写真にあわせて表示する字幕・コメントを作成します。写真に関連するエピソードなどを端的に表現し、写真1枚に対して1~2文・20字程度を目安に考えましょう。全体を通して「です・ます調」あるいは「だ・である調」といった語り口調を統一すると読みやすいです。

内容としては、「〇〇をした」という事実だけでなく「〇〇を今でも鮮明に覚えている」「〇〇が最高に楽しかった!」など、当時の感情も表現するのがおすすめです。ゲストに思い出を共有するつもりで書いてみましょう。

忌み言葉の使用は避けて

字幕・コメントを作成する際は、結婚式関連の文章で避けるべきとされている忌み言葉に注意しましょう。忌み言葉とは、不幸や別れを連想させる言葉や、再婚を連想させる重ね言葉など。文章を区切る「、」などの句読点も使わないほうがベターです。

▼忌み言葉の一覧と言い換え例をチェック

▼プロフィールムービーのコメント例

step5:動画を編集する

曲のテンポにあわせて写真と字幕を切り替えて表示していきます。全体の流れをざっくりと作ってから、字幕の位置や内容、デザインや切り替え等のエフェクトを調整するとスムーズです。

調整の際は、再生機器にかかわらずセーフエリア(ゲストが確実に目にできる映像の範囲)を意識しましょう。式場のプロジェクターやモニターのアスペクト比の確認も重要です。また、ゲストに再生・停止のメニュー画面が見えてしまうことを防ぐため、ムービーの始めと終わりに真っ黒の画面を5秒程度入れておきます。

字幕はゲストが読みやすいよう、フォントの太さや色にもこだわりましょう。背景に対して視認性が悪い場合は字幕に帯を敷くと◎。実際のテンポで流してみて字幕を読みきれるかどうか、自然な区切りになっているかどうかも確認しましょう。

プロフィールムービーの上映時間は5~8分程度がベスト

プロフィールムービーの上映時間に明確な決まりはありませんが、5~8分程度がベストといわれています。長くても10分以内に収めるといいでしょう。短すぎるとゲストの記憶に残りにくく、反対に長すぎると飽きてしまう可能性があります。写真を削れない場合はエンドロールにいれるなどして調整してくださいね。

プロフィールムービーの時間配分例は以下の通りです。ぜひ参考にしてください。

  • オープニング…30秒
  • 新郎のプロフィール紹介…2分
  • 新婦のプロフィール紹介…2分
  • ふたりのなれそめ紹介…2分
  • エンディング…30秒
先輩花嫁の体験談・アドバイス

プロフィール映像の時間は、目安として5~7分程度に
プロフィール映像は、基本的に1曲に収めた方が見ているゲストにはイイとのことでした。曲を編集する技術があるのであれば、1曲目の半分ずつで新郎新婦の生い立ち、2曲目のサビでふたりの写真みたいな形だとメリハリが出ると思います。
花嫁相談室

step6:納品

式場ではDVDでムービーを再生する場合がほとんどです。プロフィールムービーのデータが完成したら、オーサリングという仕上げ作業を行い、DVDを作成します。オーサリングには、使用しているパソコンに対応したソフトを使いましょう。

DVDがきちんと再生できるかどうか自宅の機器で確認してから式場に持ち込みます。式場の機器でも必ず再生確認を行いましょう。DVDは予備を作成しておくと安心です。納品方法については式場から事前に説明があるので、しっかりとメモをとっておきましょう。

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プロフィールムービーの自作にかかる時間は?

プロフィールムービーの自作にかかる時間は、経験やそのほかの準備との兼ね合いもありますが、1か月~2か月はかかると思っておきましょう。結婚式の2週間前頃までに提出を求められる場合が多いので、結婚式の3か月前頃から取りかかれるといいですね。

外注や式場に依頼する場合でも、納品の3か月前~1か月前には注文・作業がはじまります。ムービーのイメージや使いたい曲・写真の選定など、できるところから余裕を持って考え始めておきましょう。

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無料あり!プロフィールムービーに使えるテンプレートサイト4選

効率よくプロフィールムービーを作りたい場合は、テンプレートを使うのがおすすめです。写真やコメントを当てはめていくだけと簡単で、動画編集の練習としても活用できます。豊富なテンプレートの中から、ふたりの結婚式のテーマにあったデザインを選びましょう!

Canva(キャンバ)

おしゃれなテンプレートが豊富に揃う、無料デザインツール「Canva(キャンバ)」。検索窓に「プロフィールムービー 結婚式」と入力すれば、ずらりとテンプレートが表示されます。

フィルターでモダン、シンプル、エレガントなどのスタイルをしぼりこめるのもグッドポイント。直感的に操作できるため、パソコンを使い慣れていない初心者さんにもおすすめです。無料で使えるかわいいテンプレートが多いのも◎!

►Canva

nf-bridal(エヌエフブライダル)

水彩画風、パステルカラーのかわいいデザインなど、約80種類ものテンプレートを扱う「nf-bridal(エヌエフブライダル)」。テンプレートは1個4,180円(税込)と手頃な価格で、3か月間アクセス可能となっています。また、編集にはパワーポイントが必須となります。

►nf-bridal

NONNOFILM(ノンノフィルム)

ウェディングムービーの自作専門店「NONNOFILM(ノンノフィルム)」はFacebookのタイムライン風動画やコルクボード風動画など、ユニークなテンプレートが多いのが魅力。編集ソフトはパワーポイントもしくはAfterEffectsがあればOK。無料お試し版(体験版)があるので、自宅のパソコンに対応しているか購入前に確認することができるのも◎。

►NONNOFILM

fu-non(フノン)

初心者向けのテンプレートを扱うサイト「fu-non(フノン)」。サブスクリプションサービスで料金は月額制となりますが、初月は無料で使うことができます。作業工程ごとに動画編集のコツが解説されているため、実際の編集に入る前の練習として使うのもおすすめ。

►fu-non

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プロフィールムービーの自作に使えるソフト・アプリ4選

プロフィールムービーの自作に使えるソフトやアプリを紹介します。かけられる時間や経験に応じて選んでみてください。

iMovie(アイムービー)

MacやiPhoneを使っている人におすすめなのが「iMovie(アイムービー)」。無料の動画編集アプリで、直感的に操作することができるので初心者さんでも使いやすいでしょう。テンプレートも豊富で、写真を選んで文字と音楽を加えればシンプルなムービーが完成しますよ。

【App Store】iMovie

CapCut(キャップカット)

無料の動画編集アプリ「CapCut(キャップカット)」はシンプルなものからおしゃれなムービーまで、好みのイメージでムービーを作ることができます。動画やテキストに使えるエフェクトやフィルターも豊富で、テーマやこだわりを反映することができるでしょう。

【App Store】CapCut - 動画編集アプリ

【Google Play】CapCut - Video Editor

VLLO(ブロ)

無料の動画編集アプリ「VLLO(ブロ)」は編集機能が豊富で、初心者さんだけでなくしっかりと作り込みたい人にもおすすめです。ステッカーや動くテキスト、著作権フリーのBGMや効果音も数多く、毎月のアップデートもおこなわれています。

【App Store】VLLO ブロ - 直観的な動画編集アプリ

【Google Play】VLLO ブロ - 直観的な動画編集

Keynote

「Keynote」はMac用のスライド作成アプリです。写真や動画に音楽を組み合わせてプロフィールムービーの自作に活用できます。アニメーション機能を使用してエフェクトを加えることも可能。使いこなせば手の込んだ編集が可能ですが、初心者さんは練習期間を設けるのがおすすめです。

【App Store】Keynote

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ふたりらしいプロフィールムービーで結婚式を盛り上げて

映像演出は、結婚式の雰囲気に大きく影響するとともに、ゲストの記憶にも残りやすいものです。スケジュールと相談しながら、ふたりに合った方法でプロフィールムービーを作ってくださいね!

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※ 2023年8月 時点の情報を元に構成しています

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