もしも良いスタッフさんに巡り合たなら・・

チャペルが極めて豪華で披露宴会場も悪くありません。その割にコストはそこまで高いわけでなく（特に当日成約ならば値引きがすごい！）、十分に候補に入ってきました。

【良かった点】
おそらく、「ザ・結婚式！」という方向性でこれ以上のチャペルは大阪にはないと思われます。それほど豪華絢爛で、演出も優れていると感じました。披露宴会場は二つあり、螺旋階段のある会場は高い天井に会場自体の高低差もあり、装飾もシャンデリアがいくつもぶら下がるなど豪華で、様々な演出も可能のようでした。もう一方のプール（？）付きの会場は天井は低いですが、落ち着いた雰囲気で自分達好みなアレンジが可能に思えました。いずれも高評価です。ちなみにコストは螺旋階段のある前者の方がやや高いようです。
【問題点】
１．喫煙スペースが極めて限られている点。「プール側会場で披露宴を行う場合はエントランスが喫煙スペースになります」という説明でしたが・・・喫煙しない人も当然使う受付を喫煙スペースにするなんて信じられない。「希望があれば別の場所を設ける」ともおっしゃっていましたが、それならば最初からそちらを喫煙スペースにするべきでしょう。
２．参列者のトイレが（基本的に）難波パークス内にしかなく、他の客とバッティングしてしまう点。これは気にならない人もいるかもしれませんが、自分が参列する側ならあまり嬉しくないですね・・・。新郎新婦控え室の近くにあるトイレも使用可能とのことでしたが、それは新郎新婦側が嫌がるでしょう。
３．パークスシネマが近すぎる点。会場入口にポップコーン臭が充満しているのが気になりました。ただこれも会場に入ってしまえば問題ないので、人によるかと。

文句ありません。式で目を閉じている間に照明が落とされ、目を開けると星々が舞っているプラネタリウム挙式の演出は、とても幻想的です。また、新婦入場の際にサイドのステンドグラスが新婦の歩みに合わせて明滅する演出も、細かい部分ながら素晴らしい。パイプオルガンの演奏に聖歌隊のコーラスも上質そのものでした。

プランナーの方がはっきり言って残念でした（他の点については高評価でしたので、プランナーが違えばこの会場を選択していた可能性は高いのですが・・・）。
その理由は主に２点。
１．主役二人のことを考えての発言は多かった一方で、参列者側の立場を軽視している印象を強く受けた点。
２．自施設の良さを説明するために、他施設を下げる発言が多かった点。

１について、そのプランナーさんは「動線はあまり重要ではない」とおっしゃっていましたが、とんでもないことです。イベントを企画する際、参加者の動線を考えるのは基本的な事項であり、決しておろそかにできる部分ではありません。式や披露宴そのもののイメージはとても良く伝えてくれていたのですが、肝心の当日参列者・新郎新婦の動きについて、こちらから質問するまで全く説明がなかったのは大減点です。見取り図さえこちらが言ってから出す始末で、どうしたもんかと。せっかく来ていただいた方が退屈しないようにだとか、できるだけ移動が少ないようにだとか、トイレの数が足りているかだとかは、こちらが最初に知りたいことの一つです。また、上で書いたように喫煙スペースが極めて軽視されている点も気になりました。わたし自身は喫煙しない（むしろタバコは嫌いです）のですが、もてなしの場合は別でしょう。「とにかく参列者をもてなしたい」という意向をいの一番に記載したアンケートでも伝えていたのに、この対応には落胆しました。

２について、「うちは●●に自信があります」とだけ言えば良いものを、こちらが今後見学しようとしている施設名をわざわざ挙げて「うちは●●に自信があります。少なくとも△△さんよりは評判が良いです」なんて言い方をされてしまえば、こちらがどう感じるか想像できませんかね・・・。
施設や演出、料理が良かっただけに、担当プランナーさんには酷くガッカリしました。

説明不要ですね。これ以上にアクセスの良い会場はないかと。