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結ばれる運命?ラブラブ新婚生活?それとも「早まった」「こんなはすじゃ…」の後悔?スピード婚の本当のところを考えてみた!

2021.06.14

出会いから婚約、結婚までが短いスピード婚。明確な定義はありませんが、出会いから半年以内で結婚する場合に使われることが多いもの。
相手のことをよく知らないで結婚しているのでは?うまくいかなくなることも多いのでは?など気になっている人も多いようです。

スピード婚について、どんなメリット・デメリットがあるのかを考えていきます。

スピード婚のイメージって…?

まずは、スピード婚のイメージについてネット上にあげられた率直な意見を集めてみました。

  • 周囲に反対される
  • スピード婚=できちゃった婚みたい(そうでない場合でも。)
  • なぜか「焦ったの?」と聞かれる
  • 離婚率が高い
  • 将来を真剣に考えていなそう

…と、なんだか世間のイメージに偏りがあるような…。

本当にイメージ通り幸せ感とは程遠いのでしょうか?
そして、ときに「現代の風潮」のような言い方をされたりしますが、果たして…?

昔のお見合いは究極のスピード婚だった?

「お互いをよく知らないうちに結婚だなんて…」と言われることもありますが、手堅い結婚のスタイルとされている『お見合いスタイル』についてちょっと興味深いご意見も。

「昔の結婚は、お見合いからはじまる超スピード婚なのでは?」というものです。

体験談
■“昔のお見合いは、親の決めた相手と形式的なお見合いをし、顔合わせをしてお互いの印象が良ければ即結婚へとお話が進んでいた”
http://menzine.jp/

お見合いは周囲の人がお世話をするものですし、昔は家と家とのつながりを現代よりも重視する風潮でしたから、周囲が賛成すれば、それこそ本人達が深く知り合っていなくてもトントン拍子にことが進んでいったわけです。

家を守るためだけの結婚や愛する人がいるのに無理やり引き裂かれた場合でない限り、結婚は与えられた運命として幸せになろうとします。つまり結婚してからお相手の良い所を探してお互いに幸せになろうと愛を育み、一生添い遂げる覚悟をするのです。

なるほど、結婚生活を送る中でお互いを知っていくスタイルは、今のスピード婚に始まったわけではないみたいです。

スピード婚は「そうなる運命」だったと感じるドラマチックさが

体験談
■付き合って3ヶ月で、親を紹介され、5ヶ月後にはプロポーズ、入籍まで10ヶ月。今年の初めに付き合い、10月に結婚できた。何もかもスムーズ、何の不安・心配・悲しみもなかった。すべてが順調で、すべてが幸せだった。前のダメ男とは嘘のような展開、これが結婚する人との付き合いなんだと実感した。
http://okikawa-blog.com/

結婚を決意するに至るには「今回の出逢いは違う!」を実感している場合もあるよう。

「長く付き合って、しがらみのような結婚、結果うまく行かなくなる」というケースからすればシアワセな決断とも取れるかもしれませんね。

ハッピー:ラブラブのままの結婚生活

これはメリットのひとつとして肯定派が多いようです。結婚生活が始まっても新鮮な関係でいられるのもスピード婚ならでは。夫婦になってもドキドキのデートを重ねられます。このことは結構うらやましがられるポイントだったりするのです。

また、夫と妻という社会的な地位を築いたうえで、より具体的なふたりのライフプランを考えていけるのもメリット。早い段階から一歩踏み出した状態でものごとを考え、組み立てていけるということもあります。

落とし穴:こんなはずじゃなかった…というパターン

現実の生活をはじめてみると、見えていなかった部分にも目がいきます。同棲期間が長かったカップルなら慣れてしまっていることも、スピード婚だと予想外にショックを受け「そんな人だとは思わなかった」ということも。

「こんな人だとは…」というケースには、お相手のご家族や親戚付き合いも含めての場合も。その一方で、「長年付き合っていても知らないこともあるし、自分が知っているつもりになっていただけの場合もある」ということも。

そもそも育った環境が全く違うふたりが、一緒に日常を暮らしていくのです。共感できないこと、驚くこと、信じられないこともたくさんあるでしょう。そこを自分のやり方で押し切るのではなく、相手を受け入れ妥協することで仲良くやっていく努力をすれば、慣れるというものです。そう!慣れです!慣れは肝心!。

相手を無理に自分と同じスタイルにしようとしても、それは叶わない場合もあります。そんなときは自分を貫くことばかり優先するのではなく、ゆるせる部分はちょっと譲るのも大人です。

恋愛は感情論ですが、結婚しても感情にばかり左右されていると大変かもしれません。

社会のイメージに流されないで

冒頭にも書いたスピード婚へのイメージですが、実際に調べてみたところ、必ずしもそうでないことも多いです。問題なのは、うまくいかなかった場合の理由をスピード婚というひとことで片付けてしまうことなのかも。うまくいくにはうまくやることしかありません。

結婚が早かろうが、遅かろうが、時間の長さではありません。うまくいく秘訣は、お互いに労わりあうことです。うまくいかないこと全てをスピード婚を理由にしちゃいけないんです。
その結婚が成功だったか失敗だったかは、結婚生活を何十年も重ねて初めてわかることなのかも知れませんね。


ちなみに、この記事を書いている筆者もスピード婚です。まだ20年も経過していないので、大きなことは言えませんが、周囲の心配をよそにささやかですがシアワセに暮らしています。
この小さなシアワセ感を忘れないこと、絶やさないようにちょっとだけ努力することが大事なのかもしれない、そしてそれは長年付き合った末の結婚でも同じなんだろうな、そう再確認しています。

※ 2021年6月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー