「自分のキャラじゃないけれど、実はフリルなどのかわいいアイテムが好き」というりおさんが選んだ衣装は、自分の好きなように上下を自由に組み合わせることができるセパレートドレス。アシンメトリーなフリルのビスチェにボリュームを抑えたスカートを合わせることで、シンプルながらもひと癖あるモードな雰囲気のコーディネートとなりました。
ブランド名:TOGA PULLA
色:ブラック
タイプ:パンプス
しょうやさんは初任給で買った思い出の革靴、りおさんは普段から履いているパンプスを使用しました。
結婚式のテーマカラーであるオレンジとグリーンを基調としたブーケ。存在感のある個性的な葉や花材をリクエストしました。また、全体的に丸いフォルムできれいにまとめるのではなく、縦にも横にも広がり、垂れ下がる部分もあれば突出する部分もあるといった少しいびつな雰囲気を出したいというりおさんの要望にしっかり応えてくれたところも「大優勝のブーケ」となったポイントだそうです。
雑貨屋さんのショーケースをイメージして、今までのおふたりの歴史が伝わるアイテムを配置しました。特に好評だったのがプリクラだそうで、ゲストに懐かしんでもらえたのが嬉しかったとのことです。
りおさんのお母さまは昔から裁縫が得意で、りおさんが小さな頃には、服をつくってくれていたそうです。せっかくの晴れの場だからこそお母さまの自作の作品を使用したいということで、りおさんがデザイン画を描き、お母さまに刺繍をお願いしました。異なる色の手が、手を繋いでいるデザインは、「be as one(ひとつになる)」という言葉を表現しています。
結婚式の9割はりおさんの好みで固められていますが、しょうやさんの好みが反映された1割のひとつがラーメン風のウェディングケーキでした。ラーメンが大好きなしょうやさんのために、麺とチャーシューとスープをリアルに表現してもらったそうです。スプーンもラーメンに合わせてれんげを使用しました。
会場へ続く階段の下にあったフレームに自作のポスターを掲げたウェルカムボード。前撮りの写真をモノクロ加工した写真を使用し、背景には「LOVE」「JOY」「PEACE」の文字を書き、日付を添えました。また、テーマカラーを象徴的に使うことで、これから始まる結婚式を予感させる仕上がりに。入口付近にあることで、ゲストに大きなインパクトを与えることができたそう。また、ポスターに映っている服を会場内のウェルカムスペースに展示するといったおふたりの遊び心も。