熊本 熊本・阿蘇・県北エリアのホテル「旅亭 松屋本館 Suizenji」の結婚式口コミ、費用や写真が満載。料理やスタッフ、進行演出、衣装や施設の評価をチェックしよう。
本番時 30代後半 女性
挙式日 2014年5月 (投稿2016年11月)
和装と洋装の両方を希望していて、それらに合う雰囲気の式場を探していました。ホームページにある画像を見て大変気に入り下見に行き、シック、和モダンと表現するといいのか、落ち着いたおしゃれな空間に終始キョロキョロと見回していたのを記憶しています。外観は和風の旅館のようですが、玄関に近付くにつれ上記の如くモダンな空気かつ重厚感も漂い、ラウンジ、ロビー、トイレと全てが落ち着いた空間でした。またそれぞれの空間に映える花が生けてあり、装飾品も品が良いものをさりげなく飾ってありセンスの良さが感じ取れます。
友人や親戚問わず皆が楽しく穏やかに過ごせる時間と空間を作りたいと考えていまして、かつ派手にはしたくない、という希望はあらかじめ伝えてあり、それに沿うような演出や進行をして頂きました。挨拶や乾杯などの両家のバランスという古くから重んじられてきたことから涙もののサプライズまで、ひとつひとつ丁寧なで綿密な打ち合わせをして頂きました。進行も、司会者と女将との連携で急遽プランを変更して新たな演出が始まったりと、私ですら驚くことが多くありました。出席者からの感想も本当にありがたいものばかりでした。特に、職業上かなりの数の披露宴に出席されている方の感想が、「あんないにいい結婚式は今までになかった。本当に良かった。」というものでした。今でも会う度にそう言われます。
和装は黒の引き振り袖と白のウエディングドレスを希望していました。衣装合わせでは女将、担当の女性スタッフ、主人、実母と私で行き、色々と試着しています。年齢も年齢なので、上品でシンプルなものが良いと思っていたら、私好みの衣装が既に数着準備してありました。そしてその中にばっちり好みと周囲の評価も合うものがあり、順調に衣装選びは進みました。女将はブライダル業界歴が長いそうで、特に衣装はプロ中のプロです。プランだけでなく衣装選びに関してもはっきり言ってお任せしてしまったほうがいいのかもしれません。自分が気に入っている衣装も周囲から見ると似合ってないな…ということも多くあると思いますが、そういう方向にはまずいきません。また、着せ方というのもあるんだと初めて知りました。私は体型が気になり、和装は太めに見えるのではないかと心配していたのですが、全くそれがなく呼吸も苦しくなかったんです。着付けでこんなに違うのかということを知りました。ドレスも、これは入らないんじゃないかなというものも、着せ方次第で入るらしく、見事入りました。小物も沢山の中から選ぶことができて満足です。新郎の衣装も、率直に意見を言って下さりすぐに決めることができました。
試食に行き、とても美味しく頂きました。これまで所謂高級ホテルや有名結婚式場での披露宴に招待されて美味しいお料理を食べてきましたが、全く遜色ないというか、それ以上かもしれません。味もさることながら盛り付けや食器も品があります。味付けも自由に気兼ねなく意見を言って下さい、と料理長からも丁寧にご挨拶して頂きました。ウエディングケーキは、あまりに凝ったデコレーションだと外注になるそうでしたが、私はごくシンプルなもので松屋さんでの手作りケーキでして、これがまた美味しくて。ケーキだけは食べ終わるまで高砂からの移動も待ってもらった程でした。松屋さんには式でお世話になって以降も度々食事に行っていますが、旬のものや地元の食材をふんだんに使用してあり、料理に対するこだわりも熱いものがあります。
これはもう、何と言ったらいいのか、本当に世話になりました。という感謝の言葉しか出てこないくらいにお世話になりました。女将を始め、スタッフの皆様と出会えたことに心から嬉しく思っています。良いことばかり書い、参考にならないかもしれませんが、本当に何から何まできめ細やかに目配り心配りを頂いて、不便を感じることがありませんでした。式や披露宴に全く予備知識もないくらいの私たちに一から丁寧に教えて下さり、打ち合わせから当日まで心配を掛けっぱなしでしたが、おかげさまで人生で最も晴れやかな日を迎えられました。
私の周囲では水前寺付近の地理がよく分からないという方が数名おりましたので、熊本市中心部にあるホテルや式場と比較しますと、自家用車で来るには少々分かりにくかったかもしれません。しかし丁寧な案内地図もあり、市電最寄りの国府駅からも徒歩で約5~10分ですので、当日道に迷ったという話も一切ありませんでした。
結婚式、披露宴を終えてからずいぶん経ちますが、いまでも昨日のことのように思い出すことができるほど鮮やかに記憶に残っています。写真を見る度に、この衣装で良かった、料理が美味しかった、どの花もきれいだった、友達が皆泣き疲れていたな、兄ちゃん泣いてたな、お父さんに見せたかったな、と式の当日に戻れるような気がします。この晴れやかな日を、本当にありがとうございました。ひとつだけ後悔していることがあります。写真だけでなく録画記録を撮っておくべきだったと。女将の「絶対撮っておいたほうがいい。」という忠告を聞いておくべきでした。最後になりましたが、本当に、本当にお世話になりました。
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会場名 | 旅亭 松屋本館 Suizenji |
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挙式スタイル | 神前,人前 |
住所 |
熊本県熊本市中央区水前寺公園23-1
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費用・コストパフォーマンス
費用は、同じ内容を他のところで行うと恐らくかなり大幅に予算オーバーするのではないかと思います。花、衣装と、知人が披露宴費用の話をしていてどうしてそんなに高いのかと驚きましたが、どこの式場でもそれらはかなり高いのが当たり前だそうですね。しかし他のところより比較的割安な花、衣装と言っても、質は決して劣らないどころか上だと断言できます。プランの変更もありましたので最初の見積もりから少し上乗せはあったのですが、それはこちらの都合ですので、実質予算通りということで、よく耳にする「見積もりと違う」ということは一切ありません。女将からも、費用に関しては最初から細かに説明があり、これも式場を信頼できるか否かの重要な要素のひとつかと思います。持ち込み費用も一切要らず、新郎新婦が好むものを自由に選んでいいというスタイルで、こちらも好印象でした。