本物の南国リゾート…ではありません

開始前からビデオカメラが回っており、知らないスタッフに勝手に撮られるのが正直不快でした。
写真やビデオが苦手な友達とカメラの前を通り過ぎた後、「やめてほしい」とため息。
この映像が披露宴の時にムービーで流され、崩れた笑顔大映しにされた女性がかわいそうでした。
　
教会はウッディで良かったです。
壁・天井の材木が黒すぎて、天気も当日は雲が多かったので暗い印象になりがちでしたが、
正面がガラス張りで逆光になるため、指輪交換の写真はかえってシルエットが様になりました。
青空の日ならもっと良くなると思います。教会は縦に長いので後ろの人は見えにくいかもしれません。

キリスト教式なのに、カメラ禁止のアナウンスは一切なくシャッター音で神聖さを感じられませんでした。
参列者のマナーの問題？歌は聖歌隊のみで、参列者が歌わなかったのが？？？でした。
　
フラワーシャワーは階段で、ブーケトスは傾斜のある芝の上でピンヒールなので不安定でやりにくかったです。
それに建物の外は海風が強くて寒いです。南国では寒いと思う風は吹かないですよ…。

南国リゾートをイメージしているものと思いますが、本物に近いのではなく、日本人のイメージ上の南国です。
垂水のアウトレットの雰囲気がやや近いです。
海外渡航の多い人なら建物の新しさに南国リゾートイメージよりむしろ安っぽい印象を受けるかもしれませんが
個人的にはこんな雰囲気もアリだと思いました。新しい建物、モダンな装飾は写真に撮っても綺麗ですし。
式場までは他の新郎新婦を見かけてしまったり、その列席者とすれ違うことがあっても、
披露宴会場では他の人たちと会うこともなく、招待してくれた新郎新婦二人とその招待客だけの空間を十分楽しめますよ。
廊下の小さな窓の外を見たら更地だったのが残念です。大きな窓が全部海側か庭側なのもうなずけました。
南国リゾートではなく、人工的なリゾート「風」の会場だと思います。

荷物を預けるのはクロークではなくてロッカールームでした。
ロッカールームの照明が暗くて手元が見えにくかったことが残念です。

エントランス奥のロビーに人が大勢いるので大規模な披露宴なのかと思いましたが、
スタッフの人が次々と色々な両家の名前を連呼していたので同じ時間帯に何組も挙式するようでした。
ロッカールームにいる時もスタッフがやってきて
「○○様のご親族様いらっしゃいますかー？」
「△△様のご親族様はいらっしゃいませんでしょうかー？」
と短時間に何度も色々な名前を呼んでいました。

スケジ
　
スタッフがたくさんいるので、案内など困った時すぐに質問できるのはいいのです。
レスポンスが早いわけではありませんでしたが、場所を一生懸命調べてくれていて好印象でした。

移動の際、別のカップルの挙式後～写真撮影？の様子が見えたり、すれ違ったり…
大安でもないのに本当に同じ日に何組挙げているのかなと気になりました。

三宮から無料のシャトルバスがあり、ポートライナーに乗らずとも式場に行けるのが便利です。
バス乗り場はターミナルや駅前ではなく山側の坂の途中なので三宮にあまり来ない人は少し注意。
地元民なら問題ありません。
5月だというのに当日は気温がとても低く風も強く、友達と
「すでに寒いのに、これから海辺の風…！？」
「絶対に寒いね」
と覚悟を決めてシャトルバスへ。
1台しかないのかぎゅうぎゅうで補助席が出ました。
橋を渡るまでは窓の外を楽しめますが、途中から更地ばかりなので、
窓の外は極力見ない方がイメージが壊れないと思います。　

行き程ではありませんが帰りのバスも混みます。引出物があるのでやはり狭く感じました。
それでもバスが出ていたのは楽でよかったです。

ロビーは広々としていて天井も高く綺麗でした！
気温が低いので噴水は寒そうに見えましたがもしカラッと晴れていたら中庭の印象もきっと違うでしょう。
時期によっては強風と気温の低い時もあるということで。