海に浮かぶような”非日常”を演出する会場

特典としては、最寄り駅から会場までのゲスト人数分の往復タクシーチケットがつきました。
また夏頃にアイテムフェアというものが開催され、装飾や、ペーパーアイテム、引出物、演出などのサンプルを見れるフェアがありました。会場内で開いてくださるので、装飾のイメージが膨らみやすかったです。その日に申し込むと追加コストゼロで特典がつくものもあり、利用させていただきました。
トータルとしては、都内のいわゆる高級ホテル等のコストと変わらないと思います。葉山という立地を考えると、そこは仕方ないかな、といったところです。
ホテル音羽ノ森の宿泊も割引があります。が、もともと高級リゾートホテルなので、割引があってもそれなりの値段がします。都内高級ホテルですと新郎新婦は1泊分特典がつくこともあるようですが、ここはそういうサービスはないようで残念。。でもせっかくなので、新郎新婦、親族ともに宿泊しました。記念になり、良かったです。

葉山・鎌倉周辺の会場はこちらを含めて5件ほど見学しましたが、挙式、披露宴会場から一切の障害物なく、海を一望できた式場はこちらだけでした！他はカタログ写真と実際のギャップが大きかったです。
ロビーからは電線がどうしても気になりますが、海のインパクトが強いために、そんな不安を打ち消してくれますし、ゲストはまったく気にならなかった様子。ちなみに私たちは当日、写真や大好きなサッカーチームのユニフォームを飾ったりして、カモフラージュさせました。
南仏の雰囲気、壁はシェルオフホワイトで、海とあいます。披露宴会場が絨毯でなく、床なところも気に入りました。
チャペルの定員66名のところ、ゲストは85名。人前式を選択したので、全員の方に参加いただきたく、親族のみ着席で、残りのゲストには立ち見をお願いしました。ぎゅうぎゅうでしたけど、おかげで目指していたアットホームで、賑やかな人前式になりました。空調がの音が気になったという口コミがありましたが（私も見学当時感じました）、当日はハープ演奏（会場雰囲気とマッチします）を入れたので、気になりませんでしたよ。
控え室は親族用に使ってしまったので、ゲストにはロビーでお待ちいただきましたが、新郎新婦控え室まで吹き抜け階段でつながっているので、下の階から聞こえるゲストの賑やかな声をきいて、不安が解消されたのを覚えています。
貸し切りなので、至る所の装飾を自分たちで好きにできるのもポイントでした。

主役は“海！”と言い切っても過言でないほど、海が美しく、印象的な会場ですので、装飾が控えめでも、とても華やかになります。オリジナリティ感はもちろん◎。自己満足ですけど、友人たちの結婚式にいくつか参列しても、あれだけの会場はそうはないよね、と主人と話しているほどです。
お知り合いのお花屋さんから、結婚式会場が海が見えることを伝えたところ、ブルーや青といった装飾が栄えるのは、海の会場ならでは！ときき、テーブルクロスは事前にアイテムフェアでみた、ロイヤルブルーを選択。会場がしまって、とても良かったです。

提携ショップは複数あり、そのうち、雰囲気が合いそうと、プランナーさんがおススメしてくださったドレスショップは2軒をみました。どちらもデザインは豊富でした（なのでたくさん悩みました）。コストは若干高めでしたけれど、生地の質と、ドレスの扱いが丁寧だな、と感じたショップの方を選びました。
会場自体が華やかなこともあり、小物系はシンプルなものを選び、母から借りたりもしたので、種類が豊富だったのかはコメント難しいです。

もう一つの式場と悩んでいたなか、プランナーさんが一番大事！と譲らなかった新郎の後押しもあり、ここに決めました。
メールの返信は早いし、的確、提案力も抜群。見学は90分で、とお願いしたら、本当に時間どおりなのはびっくりしました（他の会場はオーバーすることがほとんどだったので）。変な押し売りもないですし、こちらの希望を真摯にきいて、叶えようとしてくれました。大変心強かったです。予算オーバーになりそうなときに、削減手段を教えてくれることもありました。
プランナーさんが優秀だと、他のスタッフさんへの伝達も素晴らしいので、当日はなんの問題もなく、素晴らしかったです。

駅からタクシーで10～15分ほど。式をあげたのは10月末でしたので、観光客渋滞がないシーズンでした。ゲスト用のタクシーチケットが人数分式場よりプレゼントがあり助かりました。二次会はみなとみらいだったので、チケット何枚かを、バス手配分（式場手配でこれまた助かりました）にあてました。
新婦側は遠方からのゲストが多く、はるばる葉山まではご足労をかけてしまうなぁ、と思っていました。ですが、長距離移動をお願いする場合に、都内からの1時間は大した追加分にはならないだろうという思いと、わざわざ来てもらうなら、普段見ることのできない特別な景色を見てもらいたい！と思って選びました。
海なし県に住む祖母が「海を見たい」と言っていたので、それも叶えてあげることができました。
打ち合わせは毎回会場横のサロンで行います。車があったので、そこまで苦ではありませんでした。1～2ヵ月に1度、デート代わりに葉山まで足を運べましたし、準備に追われはじめると、葉山の海を見ては癒されてました。