結婚式に先立って、ドレスや着物でふたりの記念撮影をする前撮り。前撮りを屋外・野外でする場合、気になるのが当日の天気ですよね。雨や曇り、霧など、天気が悪い日は前撮りを決行するかどうか悩むカップルも多いはず。
当日の天気予報が晴れではないと落ち込んでいるカップルに朗報!悪天候だからこそ撮れる魅力的な写真もあるんです。その日の空模様を活かした前撮りアイデアを、先輩花嫁の写真とともに紹介します。注意点も合わせてチェックしてくださいね。
雨に曇り…天気が悪い日の前撮りを楽しむポイント
水たまりに、雨粒、虹。天気が悪い日の前撮りを楽しむポイントを紹介します。
水たまりを活用する
雨の日の前撮りでぜひ活用したいのが水たまりです。風がない瞬間を狙えば、水たまりがふたりの姿を鏡のように映した、美しい写真を撮ることができます。
雨粒を活かす
雨が降っているときに撮影すると、雨粒がフラッシュの光で白く輝く幻想的なショットになります。イルミネーションや夜景と雨粒のコラボレーションもロマンチックです。
傘やてるてる坊主などの小道具を
傘やレインコート、レインシューズなど、雨ならではの小道具を活用するのも◎。ふたりで相合傘をしたり、軒下で雨宿りをしたり…天気にちなんだ演出で晴れの日とは違う、スペシャルな写真を撮ることができます。
曇りや霧を演出として利用する
森林や山々など自然をバックに撮影する場合、曇りや霧だと緑が映えて幻想的な雰囲気を演出することができます。映画のワンシーンのようなポーズをとってみたり、キャンドルやドライフラワーなどをつかってさらに雰囲気を盛り上げるのも◎。
雨上がりの虹を狙う
雨の日だから期待できるのが虹!雨が止む予報であれば、虹をバックに撮影できるチャンスかもしれません。虹にちなんだレインボーカラーの小物を取り入れるのもおすすめです。
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悪天候だからこそ撮れる!前撮りアイデア5選
前撮りの日が雨や曇りだと気分もどんよりしがち…。でも、天気が悪い日だからこそ撮れるロマンティックなワンシーンもあるんです。その日の天気を味方につける、撮影アイデアを紹介します。
雨粒がキラキラ華やかな1枚
雨模様の空をバックに、傘を使った映画のワンシーンのような1枚。クリスマスツリーやキラキラ光る装飾で、天気の悪さを感じさせない華やかさがありますね。
人気前撮りスポット・東京駅は雨だと雰囲気UP!
こちらは雨の日の東京駅での前撮りです。白く光る雨粒と駅舎の夜景でロマンチックな雰囲気に。東京駅のような人気の撮影スポットは、天気が悪い日のほうが個性が出せるかもしれません。
曇り空は実はチャンス!?幻想的なショット
ロケーション撮影は、実は曇りのほうがいい!というカメラマンもいます。かすみがかった景色が幻想的で、ふたりだけの世界を切り取ったような1枚です。
和装が映える!桜×雨のコラボレーション
桜×雨のコラボレーションで完成した美しい1枚。和傘を使ってふたりの距離をぐっと縮める演出も素敵です。
曇り空を活かした神秘的なショット
重厚感のある曇り空は、花嫁をより神秘的に魅せてくれる効果も!定番のサンセット×ロングベールのフォトもシックに仕上がります。
天気が悪い日の前撮りの注意点
雨や曇りなど、天気が悪い日の前撮りで注意したいポイントを解説します。気になる点があれば、前撮りを依頼するスタジオやスタッフにも相談しておきましょう。
衣装が濡れないように注意
雨の日はウェディングドレスなどの衣装が汚れないように注意する必要があります。購入の場合は自身で気をつけていればOKですが、レンタルの場合はクリーニングの対応や条件を確認しておきましょう。
和装は衣装が地面に付きませんが、歩く際の水はねには注意が必要です。また、汚れが目立ちやすい白無垢は雨天での着用がNGの場合もあります。
ヘアメイクの状態をこまめにチェック
雨の日などで湿気が高いと、髪型やメイクが崩れやすくなります。屋外と室内の両方で撮影する場合や何ヶ所かの撮影場所を移動する場合は、濡れるポイントを考慮して撮影する順番を考えておきましょう。
ヘアメイクスタッフが帯同しない場合は、手鏡などを持ち歩いてヘアメイクの状態をこまめにチェックすることを忘れずに!
防寒・防水対策を!
衣装のほか、小物や着替えなどの私物の防水対策も忘れずに。紙製のガーランドなどを使用する予定であれば、ビニール袋に入れるなどして持ち運びの工夫をしましょう。
また、天気が悪い日は気温が下がりやすいため、防寒対策も必要です。移動や休憩の際に羽織れるものを持参し、冬は外から見えないところにカイロを貼るなど対策を準備しておきましょう。
天気が悪い日の撮影ってどう?プランナーに聞いてみた!
天気が悪い日に前撮り撮影を決行した場合、担当プランナーはどう対応しているのでしょうか。ウェディングプロデュース会社「エニマリ」のフォトウェディングの企画を担当しているNさんに話を聞いてみました。
Q.天気が悪い日はどう対応していますか?
撮影の5日前まで延期の対応が可能です。日程延期のタイミングで撮影日の再設定を行っております。ですから、天気予報を見て延期を決定されるカップルもいらっしゃいます。
でも、ご事情があってその日に撮影されたいというカップルの方は、雨天でもさまざまな工夫をされて撮影されています。むしろ、雨の撮影を楽しまれるカップルも多いんですよ。
Q.雨の日に決行したカップルの素敵な事例があれば教えてください
おそろいのレインシューズや傘を使った写真がとてもよかったです!また、雨や水たまりを利用した写真はどれも幻想的で素敵でした。
ですので、撮影当日にお天気が崩れそうな場合には、おそろいのレインシューズ・傘などのレイングッズの持ち込みをおすすめしています。
傘の色は赤やピンクなど、ビビットなカラーをチョイスする人が多いかもしれません。相合傘にしたり、おそろいの傘を持ったりと、カップルによって使い方はさまざま。あとは、透明の傘に文字を書く「アンブレラメッセージ」も人気がありますよ。
持ち込み料金は一切いただいていないので、ぜひ雨の日・曇りの日を活かしたふたりらしいアイテムを持ってきていただきたいです。
▼天気が悪い日の前撮りもOK!エニマリのフォトウェディング
雨や曇りも悪くない!その時だけの前撮りを楽しんで
前撮り当日が悪天候だと「雨だなんて最悪!」「晴れがよかった…」と落ち込むカップルもいるでしょう。しかし、雨や曇りの日の前撮りは、悪いことばかりではありません。天気を味方につければ、その日・その時にしか撮れない魅力的なショットが撮れるかも。楽しみ方のポイントや注意点をチェックして、ふたりらしく前撮りを楽しんでくださいね。
▼昭和レトロ風にドローン活用!?「結婚式前撮り」が超進化している!
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※ 2023年2月 時点の情報を元に構成しています
「前撮り・後撮り」 の トレンド に含まれています