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「幸いです」の意味は?ビジネスで注意したい敬語表現や、言い換えに便利な類語をチェック

2022.08.11

少しかしこまった日常会話やビジネスメールで目にすることのある「幸いです」という言い回し。正しい意味を知って使えていますか?

目上の人に使ってもいいのかなど、使うときに注意したいポイントを紹介します。言い換えに便利な類似表現もチェックして、場に合った表現をスマートに使えるといいですね。

「幸いです」の読み方・辞書の意味

「幸いです」は「さいわいです」と読み、「幸い」には次のような意味があります。

さい‐わい【幸い】
1 その人にとって望ましく、ありがたいこと。また、そのさま。しあわせ。幸福。「不幸中の―」「君たちの未来に―あれと祈る」「御笑納いただければ―です」
2 運のいいさま。また、都合のいいさま。「―なことに明日は休みだ」
3 (「さいわいに」の形で)そうしていただければしあわせだと人に頼む気持ちを表す。どうぞ。なにとぞ。
引用:goo辞書

「幸いです」はおもに上記1の意味で「(~してもらえると)うれしい、ありがたい」といった意味で使われる言葉です。ビジネスメールや文書などで何かをお願いするときによく使われます。

「喜んでいただけて…」と気持ちを伝えることも

日常会話では、相手に何かしたりあげたりしたことにお礼を言われたときに「喜んでいただけて幸いです」「お口に合ったようで幸いです」のように使うことがあります。喜んでもらえてうれしい気持ちを込めた「どういたしまして」に近い表現です。

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敬語としては「幸いに存じます」が適切

不特定多数の人に向けた文書や、よく知る間柄の人とのやりとりでは「幸いです」でOK。しかし、お願いごとを述べるのに「幸いです」と言い切ってしまうのは一方的であり、失礼だという捉え方もあります。

上司や取引先など目上の立場の人に使う際には、「思う」の謙譲語である「存じる」を用いて「幸いに存じます」とするとよいでしょう。

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ビジネスで「幸いです」を使うときのポイント

幸いです ビジネスシーン

ビジネスシーンで「幸いです」を使うときに気をつけたいポイントを解説します。

急ぎのお願いには不向き

「幸いです」は「~してもらえるとうれしいです」とやわらかにお願いを伝える表現です。ビジネスにおける定番の依頼表現ですが、「できればしてもらえるとうれしいけれど、しなくてもいい」とも捉えられる曖昧な表現でもあります。

回答が任意のアンケートなどをお願いする場合は、「幸いです」を使ってするかどうかを相手に任せてもよいでしょう。一方、必ず対応してほしいことや急ぎのお願いには不向きです。確実に対応してもらうためには「お願いいたします」とストレートに依頼するようにしましょう。

おもにメールや文書で使う

「幸いです」はおもにメールや文書などの書き言葉として使われます。口語で使うと少し回りくどい印象になり、頼みたいことが伝わらないかもしれません。口語ではストレートに「お願いいたします」と依頼するようにしましょう。

類語を使って連続を避ける

「幸いです」はこちらの要望や気持ちを伝える言葉であるため、連続して使うとくどい印象になります。メールや文書のなかでいくつかお願いしたいことがある場合は、後ほど紹介する類似表現を使って連続を避けるようにしましょう。

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「幸いです」を使った例文

ビジネスや結婚式関連などのシーン別に、「幸いです」を使った例文を紹介します。

ビジネスメールで

ビジネスにおいて、社内・社外問わずメールで何かをお願いすることがよくあります。何をお願いしているのかがわかるように内容や期日を記載して使いましょう。

ただし、先述したように、相手に「できればしてもらえるとうれしいけれど、しなくてもいい」と捉えられる可能性があることをわかったうえで使えるといいですね。

例文

お手数をおかけしますが、今週中にご確認いただけると幸いです。


お忙しいところ恐れ入りますが、〇日までにお返事をいただけると幸いです。


日程調整のご連絡をいただきありがとうございます。恐れ入りますが、〇日まで検討のお時間をいただけると幸いです。


書類を添付いたしました。ご確認のうえ、気になる点がございましたらお知らせいただけると幸いです。

贈り物をするとき

幸いです 贈り物をするとき

贈り物をするときにも「幸いです」を使います。贈り物が相手の好みに合うかわからないけれど、喜んでほしいという気持ちであるということを謙虚に伝えることができます。口語でもよく使われます。

例文

心ばかりのものですが、お口に合えば幸いです。


お酒がお好きだとうかがいましたので……お口に合えば幸いです。


ほんの気持ちですが、お気に召していただけると幸いです。

結婚式の招待状

幸いです 結婚式の招待状

結婚式のゲストに出す招待状には、出欠を確認するための返信ハガキを同封することが多いです。返信のお願いや、当日の集合・役割に関するお願いをする際に「幸いです」を使うことがあります。

例文

ご多用かと存じますが、〇月〇日までにご返信いただけると幸いです。


恐縮ですが、当日は〇時までにお越しいただけると幸いです。

▼結婚式の招待状はいつ出す?基本マナーを徹底解説

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「幸いです」の類似表現は?

「幸いです」の類似表現を紹介します。相手やシーンに応じて上手に使い分けましょう。

幸甚です

「幸甚(こうじん)」は非常にありがたいことや幸せなことを意味します。「幸甚です」はおもに文章で使われ、「幸いです」と同じく「~してもらえるとうれしい」という意味です。「幸いです」よりも丁寧で堅い印象を与えるため、公的な文書や強い敬意を表したい相手に使うとよいでしょう。

助かります

「助かります」は「幸いです」のカジュアルな表現です。口語で使われることが多く、「幸いです」と同じく依頼の場面で使います。日常的に頼みごとをしたりされたりする同僚や部下との会話でよく使われます。上司のような目上の人との会話には適していません。

ありがたく存じます

「ありがたく存じます」は、ありがたいと思っていることを丁寧に伝える表現です。目上の人や取引先の人などにも使えますが、依頼の意味は薄くなります。実際に何かをしてもらったときに「~していただき、ありがたく存じます」と感謝を伝える使い方がよいでしょう。

うれしく存じます

「うれしく存じます」は、うれしいと思っていることを丁寧に伝える表現です。「~していただきうれしく存じます」「~とのこと、うれしく存じます」のように何に対してうれしいと思っているのかがわかるように言うのがよいでしょう。自分のことだけでなく、他人のよい出来事に対してうれしく思ったときにも使います。


「幸いです」は、お願いをしつつも、相手の状況を気遣うニュアンスを含むやわらかな表現です。
場面によってうまく使い分け、気持ちの良いコミュニケーションが取れるといいですね。

※ 2022年7月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー