結婚式、披露宴を東京で考えているお二人へ。「ラ・ロシェル山王(La Rochelle SANNO)」は、六本木・赤坂・麻布エリアのレストランです。挙式や外観、会場内の写真から式場の雰囲気をつかんだら、先輩カップルが投稿した実際の費用と料金プランを見比べたり、結婚式場口コミで料理やスタッフ、進行演出、衣装や施設の評価をチェック。気になったら、ブライダルフェア・見学予約をして式場訪問してみましょう。
本番時 30代前半 男性
挙式日 2019年1月 (投稿2020年3月)
通常は高級フレンチレストランとして営業しているだけあって、内装は申し分のない美しさです。食器をはじめとするテーブルウェアも申し分ありません。また、通りに面している側は全面ガラス張りのため、晴れた当日には大きな窓から光が差し込み、とても爽やかな雰囲気で挙式をすることが出来ました。
広さとしてはどちらかというとコンパクトで、いわゆるホテルや専門式場のような広々とした感じではありません。一方、高砂からすべての客席がきちんと見渡せ、前列のテーブルであればお互い着席のまま普通に会話に入れるほど、非常に気軽な距離感を作ることができ、私たちにとってはむしろ理想的でした。
6人掛け丸テーブル×10+10人掛け長机×2=合計80名が最大のキャパシティとのことでした。私たちは全てのテーブルを使用して約70名で開催しましたが、ゲストの方々からの評判を聞いても特に不便はなかったと思います。
ただし、通路の広さやテーブルの面積などは専門式場の大広間に比べてコンパクトであることや、最大数を用いたテーブルプランの場合には長机が高砂の正面に来るため、主賓の配席に多少の工夫が必要になることなど、ある程度下見をして確認した方が良いと思われます。
また、大型式場によくあるロビースペースがなく、挙式後にはゲストを早速テーブルに案内することになります。受付やクロークのためのスペースは店内に確保できますが、それほど広くはないため、行列が長くなった場合には店外に並んでもらう必要が生じます。
ただ、私たちは入口にはウェルカムボードなど最小限のアイテムを飾ることしか考えておらず、むしろゲストの方々に客席で温かい飲み物を飲みながらのんびり待っていただくことができ、ロビースペースがないことでかえって非常に合理的な案内ができたと感じました。
物理的な限界がない限り、不可能はないのではないか、というほどいろいろなことができました。
上述の料理はもちろん、会場の入口通路に突っ張り棒を張ってのれんを掛ける、1月の挙式でしたが卓上装花にサクラを混ぜていただいた、BGMのかなり詳細な指定・・・などなど、自分たちがやってみたいと思ったことはほぼ全て達成できました。
何より、プランナーさんを始めスタッフの皆さんがなんとか実現できるように尽力していただけたことに感謝しています。
持込無料でしたが、私たちはロシェルと提携しているショップ(イノセントリー)を選びました。
新婦は白無垢・色打掛・白ドレス、新郎は紋付・タキシードの計5点着用しました。価格的にも納得の範囲内であっただけでなく、新婦は小柄(146cm)、新郎は大柄(185cm)と、それぞれ極端なサイズを探す必要がありましたが、十分比較検討ができるほどの種類があったことが決め手でした。
また、もう一点大きなポイントとして、基本料金に当日の着付け、メイク等の美容代、当日の介添が含まれています。スタッフの皆さんはロシェルでの経験も豊富だったため、非常に安心感がありました。
ブライダルインナーや、イヤリング・ネックレスなどの小物類には全て持込料はかからないので、気に入ったものはイノセントリーのものを採用しつつ、多くはネットなどを使って安価に済ませることができました。
素晴らしいの一言です。
1つ目に、料理の味と温度です。熱い料理は熱々で、冷たい料理はキリッと冷えて、それぞれベストの温度でゲスト全員に提供されるという経験は、これまでに出席した他のどの式場でも経験したことがありませんでした。ここに美味しい味がかけ算のように加われば、言うことはありません。家族・ゲストの方々から、1年たった今もあれは美味しかったと話が出るほどです。
印象的だったのは、事前打ち合わせの際に厨房まで入らせていただいて、どのように料理を準備し、提供しているのかを見せてもらうことができたことです。この料理にかける自信は、なかなか他の式場に真似できるものではないように感じました。
2つ目に、メニューの自由度の高さです。試食の時点で正直素人には文句のつけようがないほど美味しいのですが、それでもなおソースの味、火加減、食材など全ての変更の相談ができます。我々の場合、我々2人の出身地の食材を使った料理を出してみたい・・・という話をしたところ、コース6品中3品が地元食材のメニューになりました(しかも追加料金はなしです)。
また、ウェディングケーキの自由度も高く、我々の場合、進行の関係で和装のままケーキカットを迎えることになったため、樽形のケーキを作って鏡開きができないか、中からケーキをヒシャクのようにすくってファーストバイトができないか、という話をダメ元でしたところ、見事に作り上げていただき、当日は大変盛り上がりました(こちらはさすがに別料金がかかりました)。
そのほかにも、ワインは産地や品種から指定が可能だったり、1月の寒い時期だったのでウェルカムドリンクにホットワインとハーブティーを用意してもらったり・・・と、必ずやりたいメニューを組むことができると思います。
ロシェルといえば料理の美味さが最初に来ると思いますが、私はスタッフの方々の並々ならぬ熱意に本当に感謝しています。
この式場は非常に自由度が高く、いろいろなアレンジをすることができ、そのため私たちは打ち合わせ・メールともに密度の高いやりとりを行う必要が生じましたが、特に最もコミュニケーションを多く交わしたプランナーさんには、こちらからの長文のメールにも的確かつ迅速に返答いただき、非常にスムーズなやりとりができました。
それだけでなく、シェフ、パティシエ、ホールスタッフ、音響スタッフ、お花屋さん、司会の方・・・それぞれが非常に前向きに準備に加わっていただき、我々の粗いアイデアに対していろいろなアドバイスや可能性を示してくださり、自分たち2人だけでなく、皆さんで実現した結婚式となりました。
溜池山王、赤坂見附、赤坂、永田町の地下鉄各駅から徒歩で行くことができ、アクセスは抜群です。
また、遠方からの親族には東京駅からタクシーに乗ってもらいましたが、式場はキャピトル東急の1階にあるため、迷うことなくスムーズに案内できました。
周辺は首相官邸や国会議事堂などに囲まれていて、地方から来た友人だけでなく、東京に住んでいる人でもあまり訪れたことがない方が多く、式前後の空いた時間に周辺を散策していたようです。
元々このレストランに通常の客としてお世話になっており、プロポーズもこのレストランでしました。
それから挙式を経て、早くも1年がたちましたが、いまだにロシェルをたまに訪れては当時の話を振り返って盛り上がれる、結婚式という枠を超えて、素晴らしい仲間を手にすることができたように感じています。
婚礼料理も非常に美味しいですが、普段の料理はさらに美味しいですよ!
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会場名 | ラ・ロシェル山王 |
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挙式スタイル | 教会,神前,人前 |
収容人数 | 40人~80人 |
TEL・予約 |
03-6682-7150
この式場の予約・問合せは株式会社エニマリで承ります。
この式場で挙式・披露宴を検討されている方の電話番号です。その他の目的でのご利用はご遠慮ください。 空き日程などの確認や資料のお問い合せはこちら
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定休日 | 火・水曜日 *祝日除く |
受付時間 | 土日祝:10:30~19:00 / 平日:11:00~19:00 |
住所 |
東京都千代田区永田町2-10-3 東急キャピトルタワー1F
アクセス情報へ > |
03-6682-7150
費用・コストパフォーマンス
披露宴全体として、大まかな内訳は以下のとおりです。
①挙式@日枝神社 50万
挙式、写真撮影(披露宴まで、データのみ)、動画撮影(挙式のみ)
②披露宴@ロシェル 260万
料理、飲み物、ウェディングケーキ、引き出物、招待状、ブーケ・卓上装花、司会など
③衣装@イノセントリー 70万
基本料金55万(新婦:白無垢・色打掛・白ドレス、新郎:紋付、タキシード)+差額等15万
④その他(持ち込みアイテム、車代など)40万
→合計 420万(御祝儀250万、差引自己負担160万)
実際には、美容代や細々した準備物などで+10万ほどが加わっていると思います。
当初の見積もりも①~③について70名で380万だったため、かなり正確な見積もりでした。
また、衣装、ブーケ、ペーパーアイテム、引出物類、司会者、写真は全て自己手配可能です。引出物、引菓子のみ1個数百円の持ち込み料がかかるとのことでしたが、その他は持込料無料です。
我々は、招待状以外のペーパーアイテム、見送りプチギフトを持ち込みました。節約額としては3~4万程度ですが、好きなものを準備することができました。
写真について、日枝神社で挙式の場合、他手配にすると挙式中の神殿内での撮影が制限されるとのことで、基本的には日枝神社の写真屋を採用することになりますが、挙式から披露宴終了までで最低20万弱(カット数無制限)かかります。ムービーについても、我々は披露宴中の撮影は不要だったため挙式だけ依頼しましたが、約10万かかりました。
値段として安くはありませんが、神社、ロシェルとも勝手を知り尽くしたカメラマンが撮ってくれることを考えれば、特に不満はありませんでした。
衣装は概ね通常料金+数万の差額でまかなえると思います。上述の15万は、ドレスで欲張って+6万の差額が発生したほか、和装の綿帽子や肌着類、新婦の耳飾りやパンプス、衣装の汚損保険などで細かく積み上がった結果ですが、保険以外は自分で別途準備しても追加費用は生じないとのことでした。