自然とクラシックさが魅力の歴史あるホテル

支度部屋と控え室は改善点あり

メモワール、というプランで楓の間を利用しました。老舗ホテルですが、既存プランのアレンジや予算に応じた相談にも柔軟に対応いただきました。
両親と自分たちの宿泊が一泊ついているのも嬉しかったです。お部屋もジョンレノンの泊まった部屋タイプ・アルプス館を選べました。
料理は3000円アップグレードして、18000円のコースにしました。料理については元々のプランは高めの設定かと思います。
ブーケ・ブートニアや廊下と庭のデッキの飾り付けについては特に持ち込み料もかからず、好きに飾り付けできました。

ホテル内にはチャペルがないので、ショー記念礼拝堂を紹介いただきました。森の中にひっそり佇んでいる感じが軽井沢らしくて気に入りました。挙式用の仕立てではないので、幻想的・荘厳、というより、非常にシンプルな古い教会です。アットホーム感があります。教会に住み込んでいる司祭からの温かい言葉をいただけて、想い出に残りました。
チャペルを出た先では、シャボン玉のシャワーをゲストの皆さんがなさってくださり、とても素敵でした！ちなみにフラワーやお米のシャワーは苔保全のため、できないそうです。
披露宴会場は、楓の間を使いました。一年前に整備したガーデンがとても明るい雰囲気を醸し出していて、ホテルのクラシカルな雰囲気とメリハリが効いた演出ができたかなと思います。

自然光を活かした会場だったので、スポットライトはありませんが、ナチュラルな雰囲気と歓談をメインとする方には非常にオススメです。
ガーデンデッキもプロジェクターも使えましたので、満足しています。音響も、自分たちのリクエストに対応していただけました。
ウエディングケーキについてはフルーツソースをかけてドリップケーキをその場で二人で完成させる、という演出を取り入れたのですが、ホテルとしては初めての試みだったそうです。プランナーさんが頑張って調整してくれてよかったです。当日はとても盛り上がって、ゲストからも初めて見たと言われ、好評でした。

さすが老舗ホテルだけあって、接客にはホスピタリティがありました。タクシーで前日到着したとき、名乗ると「ご結婚式でいらっしゃいますね。この度はおめでとうございます」の一言があり、その後も、受付やレストランでキーの受け渡しをする度にお祝いの一言を貰い、驚きました。婚礼を1日1組（３つの会場ごとに）に限っているからこそのおもてなしかと思います。
前撮りや披露宴当日のスタッフのリードもきめ細やかで安心できました。
荷物を複数送ったのですが、全て事前に開封してもらい、漏れがないか確認、仕分けも行っていただきました。席次表やDVD、芳名録など、持ち込んだものへの確認もしてくれてよかったです。

軽井沢駅からタクシーで十分程度。駅から歩くのは大変なので、ゲストには送迎バスを二回出して頂きました。旧軽井沢銀座の手前を折れて別荘街の森を抜けると、ロッジ風のクラシカルな建物が目に入ります。旧軽井沢銀座からは徒歩十分程度で、お土産を探すのも便利でした。ロケーションは軽井沢らしいと思います。