京都の上賀茂神社で神前式をおこなったおふたり。神様の前で夫婦になっていく姿を大切な人に見守ってほしいとの思いがあり、ご家族やご親族だけではなく、ご友人にも参列いただきました。また、おふたりの結婚式のコンセプトは「家族や親戚、友人に感謝を伝えること」。アイテムはすべて手づくりをし細いところから「ありがとう」と伝えられるようくふうをされたとのことです。好きな場所で大切なゲストと楽しいひとときを過ごされました。
開催時期 | 2022年5月 | ||
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総額 | 601万円~700万円 | ||
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「結婚式は絶対に挙げたい!」と憧れを抱いていたかおりんさん。かおりんさんのお母さまも神前式をおこなっており、幼いころから写真を見ていたこともあり「結婚式=神前式」をイメージされていたそう。しげっちくんさんもかおりんさんの考えを尊重し、神前式に決められたとのことです。
神前式をおこなったのは京都の上賀茂神社。京都にゆかりのあるおふたりは、京都らしさを大切にした会場にしたいと考えていたとのこと。上賀茂神社では国宝の中で神前式をおこなえるため「普段は入れないところで挙式ができる」と魅力を感じたそうです。また、大学時代に歴史を勉強していたかおりんさん。特に源氏物語が好きで、葵祭の舞台でもある上賀茂神社を選ぶことで「自分の好きな場所で挙式ができる」と嬉しかったと教えてくれました。
神前式で夫婦になっていく姿を大切な人に見守ってほしいと考えたおふたり。親族だけの参列が多い神前式ですが「友人にも来てもらいたい」と思っていたとのことです。ご友人からも「神前式から参列したい!」という声があがったことがとても嬉しかったと教えてくれました。実際に参列されたご友人からは「こんなところに入れるんや」と、貴重な経験を喜んでもらえたそうです。
神前式ということもあり、参列するゲスト全員が控室に集まったそう。控室に来たゲストも「こんなにはやくからふたりに会えるんだ!」と、とても喜ばれたそうです。神前式の流れもこのときに教えてもらったとのことで、ゲストが見守るなか練習をしたおふたり。特に玉串奉納の手順が複雑で「わからへん」と言いながら流れを覚えられたそう。本番ではその練習の様子を見ていたゲストに見守られ、玉串奉納をおこなったとのことです。ふたりで目配せしながらおこなう様子にクスッと笑いもおき、神前式ならではの厳かな雰囲気もありつつ、硬くなりすぎないところが良かったと教えてくれました。
日本酒がお好きなかおりんさん。色打掛で入場したこともあり、乾杯の前に和のセレモニーでもある鏡開きをしたいと思ったそうです。鏡開きをした日本酒を枡に注ぎ、乾杯されたとのこと。枡はゲストに手土産としてお渡しし、ゲストのなかには今も観葉植物を入れて使ってくれている人もいると嬉しそうに教えてくれました。ゲストからも「モダンさと和装がぴったりだったね!」と言ってもらえたとのことです。
和のセレモニーでケーキ入刀に変わるなにかないかなと考えていたとき、会場のスタッフさんから教えてもらったのが鯛の塩釜開き。ゲストも「見たことない!」ととても喜ばれたそうです。ファーストバイトは鯛のほぐし身でしたおふたり。意外と骨が多く、モグモグしながら「骨が……!」と言っている様子が面白かったとゲストから言われたとのことです。
また、おふたりの共通のご友人にサンクスバイトをされたそうですが、ご友人も「骨が……!」と言っており、会場はさらに笑いで包まれたと楽しそうに教えてくれました。鯛のほぐし身はその後、お茶漬けでゲストに提供されたとのことです。
一緒に海外旅行をするほど仲の良いかおりんさんとかおりんさんの妹さま。中座のエスコートは妹さまにお願いすることを決めていたそう。妹さまが着ている振袖は、昔かおりんさんが着ていたもの。わさわざ実家に取りに行って準備してくれたことが嬉しかったと教えてくれました。ご友人のなかにはかおりんさんが以前着ていた振袖だと気づかれた方もいたそうで、とてもほっこりとした雰囲気になったとのことです。
当初、披露宴の入場は白無垢、お色直しで色打掛と考えていたかおりんさん。しかしウェディングドレスを諦めきれなくて、お色直しでドレスを着ることにしたとのことです。ゲストにもドレスを着ることは伝えていたそうですが、お色直しのタイミングだったこともあり、多くの方がカラードレスを着ると思っていたそう。ウェディングドレスでの再入場は、思わぬサプライズになったとお話ししてくれました。
幼いころから絵本が大好きで、ご両親から手づくりの絵本をもらったこともあったかおりんさん。結婚式という節目で、今度は逆に自分からご両親にオリジナル絵本を渡したいと考えたとのことです。内容は、ご両親との思い出と、感謝の気持ち。いつも泣かないお父さまが涙している姿を見て、かおりんさんも驚いたそう。サプライズでつくって良かったとおっしゃっていました。
私たちは、職場の同期として出会い、一緒に仕事をしていくなかで、一緒にスポーツ観戦や遠出をするようになり、出会ってから5年が経って、お付き合い開始!おいしいものを食べに行ったり、旅行したりと時間を重ねるうちに、なくてはならない存在になり、出会って7年、付き合って2年でついに結婚。ケンカもしますが、ふたりでいる時間をめいいっぱい楽しんでいるところです。
20代 京都府 & 20代 京都府
ポジティブ、マイペース、慎重・優柔不断、とことんこだわる
スポーツ・観戦、旅行・お出かけ、グルメ・料理、ゲーム、お酒、音楽鑑賞・演奏、TV・映画・動画、観劇
会場選びでは、かおりんさんの結婚式に対する憧れや思いがとても伝わってきました。白無垢から色打掛に衣装チェンジして始まった披露宴は、和で統一されたセレモニーも多く、会場全体がにぎやかな雰囲気だったようです。場所や衣装、お酒などおふたりの好きなものに囲まれた結婚式はとても思い出に残ったのではと感じました。