もともと結婚式の開催に前向きではなかったおふたりが結婚式の会場に決めたのは、たくさんの魚が一望できる水族館。挙式から披露宴まで同じ会場でおこないました。会場を調べるなかで、偶然水族館で結婚式ができることを知ったといいます。ペンギン好きなみいなさんが「ここでだったら結婚式をあげたい!」と強く思い即決したそうです。「自分たちだけでなく、ゲストも楽しめる結婚式にしたい」という思いがあったおふたり。アイテムや料理など、細部に宿らせたこだわりを紹介します。
開催時期 | 2022年11月 | ||
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総額 | 201万円〜300万円 | ||
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閉園後、貸し切りになった水族館で、結婚式がスタート。真っ白なマーメードラインのウェディングドレスに身を包んだみいなさんが、お父さまとともに入場しました。大切なゲストに加え、たくさんの魚たちがおふたりの門出を祝います。
明るい光が差し込むチャペルとは異なり、やや控えめな照明の水族館。会場が暗くなることで、結婚式としてミスマッチな印象にならないか不安だったといいます。
暗すぎることなく、むしろムーディーな雰囲気になったそう。魚の鮮やかさやみいなさんのきれいなウェディングドレスが引き立ち、幻想的です。水族館だからこそ実現できた空間といえるでしょう。
指輪交換や結婚証明書へのサインをおこなうおふたりの背景には、大きな水槽が。色鮮やかな魚が泳ぐ姿とおふたりの晴れ姿との組み合わせは、水族館でしか実現しません。挙式定番の演出も、会場が水族館であることでより特別な印象になりますね。
挙式をおこなった会場で披露宴が始まりました。たくさんの魚を見られる空間そのものに、ゲストも興味津々だったよう。「どんな反応をするか心配だったけど、楽しそうに写真を撮るゲストの姿が見られてよかった」と話すおふたり。にぎわいを見せる会場には、色鮮やかな食事が並びます。
「大人から子どもまで幅広い人たちに楽しんでほしいという」思いで選んだ料理。サラダやサンドイッチ、ローストビーフなどバラエティ豊かな料理がビュッフェ形式で楽しめます。ゲストからも好評だったようです。
水族館のため大きな音を出せないなど余興の縛りが多く、あまりたくさんのコンテンツが用意できなかったそう。場が持つか不安だったといいます。
水族館で結婚式をすること自体がめずらしく、空間そのものが唯一無二の余興に。ゲストは館内の一部を除いて自由に魚を見てまわれたので、終始楽しむ姿が見受けられたようです。
貝殻やブルーを基調としてデザインされたウェディングケーキは、会場である水族館にマッチしています。最前列で手を振るたいちさんの姪っ子ちゃんを見て、おふたりの緊張がほぐれたそう。
会場の構造の関係で、おふたりの高砂はゲストより低い位置にありました。そのため、ウェディングケーキの大きさをどうするか悩んだといいます。
大きめのイミテーションケーキをチョイスし、見栄えを重視。ゲストのいる場所からでもケーキがよく見えて、きれいに写真に残すことができました。
新郎新婦そろっての中座。おふたりがいない間、ゲストは会場をまわって魚を見たり、写真を撮ったりしていたとか。水族館ならではの楽しみ方といえるでしょう。
マーメードラインの純白のウェディングドレスから、ボリュームのあるプリンセスラインのカラードレスにお色直し。会場に映える鮮やかなブルーをチョイスしました。髪を巻き、メイクも変えて違う印象に。みいなさんのこだわりがぎゅっとつまっています。
スピーチを担当したみいなさんのご友人は、なんでも話せる大切な存在だそう。手紙の便箋には、みいなさんの好きなペンギンのイラストがあしらわれています。結婚式に参列できなかったたいちさんのお祖母さまやみいなさんのご友人とは、ビデオ通話で繋ぐ場面も。たいちさんのご友人からは、『ONE PIECE』をモチーフにしたムービーのサプライズもありました。
披露宴も終盤。それぞれのご両親に記念品を贈る演出をしました。みいなさんはお母さまが好きというプーさんを、たいちさんは普段使いできるシンプルな時計を贈ったそうです。
お母さまに贈ったプーさんの重さは、みいなさんの出生体重だそう。記念品ひとつとっても、ちょっとしたこだわりが垣間見えます。みいなさんのお母さまは娘が産まれたころを思い出し、グッときたことでしょう。
水族館と猫と椎名林檎が大好きな夫婦です。友人の紹介で知り合い、お互い椎名林檎が好きということで意気投合しました。2年前お迎えした保護猫のみけたんと3人で暮らしています。
20代 東京都 & 20代 東京都
繊細、おおらか・ずぼら、効率的・せっかち、ひとを楽しませるのが好き
美容・メイク・コスメ、ペット・動物、お笑い、お酒
水族館でおこなわれた結婚式は、おふたりはもちろんゲストにとっても思い出に残る一日となったことでしょう。ゲストからも「一生忘れられない結婚式になった」と嬉しいコメントがあったようです。当たり前の演出や会場選びにとらわれず、おふたりのやりたいことや好きなことを取り入れると結婚式の選択肢も広がりそうですね。