豪華絢爛！和ティストな結婚式に

伝統と格式のある有名な式場で、それなりに良いお式を挙げたいと思ったら、
お金がかかっても仕方がないように思いました。
両親への孝行の意味も込め、結婚費用は両親に頼ることなく二人の貯金で賄いました（共働きです）。

会場装花は式場提携ではなく、某広告媒体に紹介されていた近くのお花屋さん（挙式式場に何度も納品実績あり）にお願いしましたが、当日両家父のブートニアの納品を忘れるという大きなミスをしでかされました。
返金がないなどフォローに問題があり大変残念な思いをしましたが、
多少高くても式場提携のお花屋さんに頼めばこういうことは避けられたかもしれません。

まさに竜宮城のよう、豪華絢爛という言葉が合う式場でした。ゲストの方からの受けも大変良かったです。
季節に合わせて変わる玄関の装飾も素晴らしく、建物全体が絵になります。

挙式は木に囲まれた独立型チャペルで行いましたが、
当日もし雨が降っても屋根が出るとのことで、ゲストが濡れることなく移動でき、
席が珍しい対面式であること、ステンドグラスやゴシック様式の彫刻が良かったです。
式当日はパイプオルガン、バイオリン、トランペットの生演奏に四名の聖歌隊がつき、牧師さんはポーランド出身の方でとても素敵な方でした。

披露宴は和室で行いましたが、螺鈿細工が施された部屋で、天井には色鮮やかな花、欄間には艶やかな孔雀が描かれ、色打掛が大変映えました。
参列する方は披露宴会場に入る際、靴を脱がねばなりませんが（ちょっとびっくり）、
その分足元は楽にして頂けると前向きに考えました。

式後はライトアップされた滝前で撮った写真が大変素敵なお写真になっており、嬉しかったです。

披露宴では重さのある色打掛を着る関係で、キャンドルサービスに代わり、「華こづち」という光の演出を行いました。
打ち出の小槌（出雲大社の地で作られた物）から水の入った器に、細かいドライアイスを振出してスモークを発生させ、水に触れると光るＬＥＤを浮かべる、という演出です。
メインテーブルの升タワーにドライアイスを振り掛ける際はゲストにも手伝っていただきました。
それと新郎謝辞の後にはエスコートファイヤーという演出も行いました。
両家が並んだ両脇から、ザーッと花火が噴出するという演出でこれは想像以上に綺麗で素晴らしかったです。

ただ以上の演出はプランナーからの案内ではなく、成約者向けフェアで知りました。
案内してくれた人は司会をされている方でした。
他の人の口コミにも書いてありましたが、プランナーさんからの積極的な提案はなかったです。
びっくりしたことは、成約時、パンフレットの写真にあるバルーンリリースはできますか？と式場内を案内してくれたスタッフさん、プランナーさんに話したところ、皆さん口をそろえてそれはここではやってない、と返答したことです。
（後でできるとマネージャーの方から資料を渡されましたが…）
大きな式場な故、衣装、写真、装花とセクションが分かれており、個々のセクションスタッフと打ち合わせをしなければならず、プランナーさんは取りまとめをする程度でした。
自分たちらしさを出したい方は結婚情報誌や、結婚式のガイドブックなど読み込み、こういうような式をしたい、と
その場その場で伝えていく姿勢が必要だと思います。

他には…他の式場で見て感動したベイクドアラスカという炎の演出も行うことができるとのことで、お願いしました。

衣装室は二か所ありましたが、試着予約時、場所の案内がありませんでした。両親と試着場所ではない衣装室に行ってしまいましたが、さらにフロントスタッフが誤った場所案内をし、式場内をさ迷いました。その後、披露宴会場の近くにいたスタッフの方がちゃんと案内してくれました。それと衣装室の方が両親の衣装代を誤って倍額で伝票を書き起こし、両親が指摘。軽く流されたのが不満です。小物は基本購入になるとのこと。ベールは４ｍの扱いがなかったので他でレンタルしました。

総じて式場スタッフの説明に不足が多い、こちらから聞かないと教えてくれない、案内がない、ミスをしてもちゃんと謝らない・さらっと流す、といった印象を受けました。
担当となったプランナーさんは、分からないことを聞いてもいまいちな回答が多く、あまり頼りになりませんでした。四か月前に申し込んだはずの引出物が直前になって用意できない、と言われたのには唖然としました。
くだけた感じの式など希望してないのに乾杯前に食事を食べ始めるのが最近は普通です、と説明されたことも疑問に思ったことも。びっくりして式の進行の打ち合わせで司会者に確認したら（プランナーは不在）、「貴方がたは主賓に対して非常識ではないか？」、とまるでこちらが言い出したように説教され、嫌な気持ちになったりもしました。
ハードは良い式場でしたが、横の連携、スタッフの教育に欠けてるなと思うところが結構あり、
平日は会社から帰ると、旦那と何度も何度も書類に目を通しては確認していかなくてはならないところが
辛かったです。やはり大きい式場だと行き届かないところがあるのかなと思います。
ブライダルサロンでは挙式時間を誤って案内されることが何度かあり、挙式日時の変更があっても、こちらから申し出ないと文書のやり取りが交わされなかったり、
挙式前に期限が切れる引出物パンフの交換がありませんでした。
両家両親に送ると言われた書類が１ヶ月しても届かないので、連絡したら「今日送るつもりでした！」と返答されたり…
式の打ち合わせでは、
プランナーの方にチャペル名、ゲスト名を何度も間違えられ、
式場依頼した招待状のパーツ数がてんでバラバラなのには驚きました。
パーツは多めに入れてある、とのことでしたが、事前にそういう案内があれば良いのに…と思いました。
式次第は自作してはどうか？と言われ、見本として渡された式次第はただのペラ紙一枚（四つ折り）で、
旦那がその通り作ってしまい、再度作り直しになりました。
両親が心づけが必要なのか質問しましたが、もらえるならもらいたい、といった返答でした。
サービス料は別途あるわけで、辞退させていただきます、と一歩引いた謙虚さが欲しかったです。

司会者は一度交代になりましたが、最初の方は事前に出した希望とは年齢がだいぶかけ離れており、
私が嫌がってるのにもかかわらずゲストへの突撃スピーチを強制されました。
交代後の司会者は緊張からか、電話口で新郎の苗字に「さん」づけをせず、話をされることに不安を覚えましたが、
式当日は目を悪くしている親族を高砂前まで呼び出した（打ち合わせでは新郎新婦が席に出向くと伝えていた）
以外は問題なかったです。きっと忘れてしまったんでしょうね。
話し方には問題なく、ゲストの受けは良かったです。

他、メイクリハ時間・場所、両家母の着付け時間を何度も間違えられたり、プロフィールビデオの字数制限について事前に説明がなかったり、用意する写真について誤った案内があったり、メイクリハの際、誤って支度中の他人の客室に通され、そこの美容スタッフに叱責されたり…

打ち合わせ中はこんな感じに色々ありましたが、介添えさん、カメラマンさん、キャプテン…と式当日のスタッフの方々は本当に素晴らしかったです！
特に介添えさん！若い方でしたが、非常にテキパキとされ頼もしかったです。
ブーケのオアシスで汚れてしまったグローブの汚れを取ってくださったり、
披露宴中に具合が悪くなってしまったゲストを速やかに医務室に連れて行ってくださるなどスムーズな対応をしていただけました。
まぁ打ち合わせでは二本用意いたします、と確認していたファーストバイトのフォークが一本しか用意されてなかったのは動揺しましたが…ここに限らず式当日は色々あると思います。

式後アンケートはなく、イベントの案内も登録漏れで一年近く新郎新婦には来ませんでした。問い合わせて発覚

交通の便については言うことなしです！
目黒駅から歩いて10分以内です。
しかもJR山手線、地下鉄南北線、都営三田線、東急目黒線…といくつもの足があり大変心強かったです。
ちなみに行きの無料バスはありませんが、帰りはあります。
遠方から参列していただくゲストが多い方は検討されていただいてはどうでしょうか？

私たちにとっても結婚式の打ち合わせは一般的に何回も通わねばならないので、
大変助かりました。
似たような式場を検討しておりましたが、決め手となったのはアクセスの良さでした。